『特命戦隊 ゴーバスターズ』Mission16「亜空間から来た男」

とりあえずJの本名(ほんみょう?)が「ビート・樹液・スタッグ」であるという事実には笑った(笑)。
ていうか中村悠一ボイスで「樹液」という単語を聞く日が来るとは思ってもみませんでした(笑)。もうこれだけでわたしゴーバス視聴しててよかったって思ったもん。「俺は、俺にしか興味が無い」とか言ってること&声だけ聞いてるとやだハードでクールでカッコイイ///ってなってもいいはずなのに面白いだなんてほんと美味しいわーw。
陣マサトと名乗る男の正体とか目的とかそういうものの説明はもうちょっと引っ張り、暫くの間は第3の勢力ポジションとして描くのかなーと予想してたんだけど、予想に反して『亜空間転送に“巻き込まれた”陣マサトのアバター』であり『Jはマーカー』の役割を持ち、『こちらへ戻ってくるためにゴーバスターズを強くするのが目的』だとあっさり明かして早速5人(4人+1体)揃ってのレッツモーフィン!からの〜レディ ゴー!と展開早くて驚いたわ。
人間の身体は亜空間転送に耐えられないって話だったから、こちら→亜空間への転送に耐えられない、つまり亜空間転送完了時点で恐らく全員死んでいるだろうってのが管理局の公式判断なわけだよね?。で、ビートバスター・陣マサトが天才エンジニア・陣マサトの“アバター”であることは解ったとして、じゃあそのアバターを作ったのは誰か?って話になるわけだよね。普通に考えればそれは当然陣マサトになると思われるんだけど、だとしたら陣マサトは亜空間で“生きてる”ってことになるわけで、でもヒロム父たちとは別の場所にいた陣マサトがワクチンプログラムを接種できたはずはない。とするとワクチンプログラム以外にも人間が亜空間転送に耐えうる方法があるということになるわけで、となるとそれが該当したのが陣マサト1人とは限らないと思うんだけど、でも陣マサト(のアバター)はこちら側の時間で言えば13年もの間「(センター関係者の)誰とも会ったことがない」と言う。転送されたセンター(建物)が亜空間の中でどのような状態で存在してるのか分からないけど、もし陣マサト同様なんらかの理由で生存している人がいるんだとすると、13年間会えずにいるのはなぜなのか?ってことになる。
考えられることは今のところは2つ・・・かな。
まずヒロム父が亜空間転送を決定した場にはいなかったという陣マサトが転送の際“1人っきり”だったとすれば陣マサトのいた部屋(空間)のみヒロム父たちがいた部屋(建物)から切り離され、異なる位置(同じ亜空間内でも座標が違う的な)に転送されてしまったと。つまり最初から1人っきりで転送されたがゆえに13年間誰にも会わずにいたんだと(そしてそれはたった一人亜空間転送に耐えることが出来た理由とも関係していると)。
もう1つは転送された人々が「会える」姿ではないから、ってこともありえるかなと。Jは陣マサトのアバターと違い“正真正銘亜空間からこちらへ転送されてきた”と明言しているし、ニックたちのみならずくろりん(笑)こと司令もその存在を始めて知ったような反応だったことからしてJは亜空間で“作られた”と考えていいよね。で、いくら天才エンジニアとは言えたった一人でそのロボットを “造る”ことが果たしてできるのだろうか?と思うよねぇ。材料の入手ひとつとってみたって1人でやるのは難しいだろうと考えざるを得ない。それはどうにかクリアできたとして13年間という時間があったわけだからJぐらいは一人でコツコツ造りあげられたとしても、次回ロボ化するのであろうバスターマシンはさすがに無理だろうと。
となると誰かの手を借りる必要があるとなるわけで、ここまで描かれてきたことから判断するにそれはやはり『創造する者たち』であろう・・・となるよなぁ。そしてそれは亜空間転送の際人間としての肉体は失われてしまったものの自らをデータ化してメサイアさんのような形で存在しているヒロム父たちなのではないか?と。陣マサト(のアバター)はそのことに気付いてる(知ってる)けどヒロムたちを気遣った・・・・・・・か、今ここでその事実を告げて戦闘モチベ失われても困るからとあえてどちらとも取れる言い方をしつつもオルゴールでフォローは入れた・・・か。
あ、てかそれは陣マサトにも当て嵌まるのか?。「人間は亜空間転送に耐えられない」と聞いてなんの疑いもなく「死んでしまう」と思ってたけど、それが人間の肉体としては耐えられない=データ化されてしまうということならば陣マサトが13年後の『現在』の姿ではなく13年前の姿としてアバター化した理由はそこにあるのかも?。陣マサトもまたデータ化されてしまっているが故に13年前の姿でアバター化するしかなかった、とか。
となるとヒロム父たちと交流があるならばヒロム父たちもアバター化すればいいじゃんって話になるので、やはり陣マサトは他のセンター員たちをはっきりと“そうだ”とは認識していないか、もしくは陣マサトとヒロム父たちは何らかの考え(目的)があって、それを果たすために今はまだ現状をくろりんやヒロムたちに伝えるつもりはない・・・ってなことなのかなぁ。
ていうか、陣マサトのアバターが“アバター化”という技術をこちら側に伝えることが出来るのならばヒロムたちがアバター化し亜空間に行くことも出来る、ということになるのではないの?。


とまぁ久しぶりにいろいろと考えさせられる話でここんとこ下がり気味だったテンション俄然持ち直した(笑)。追加戦士=活性剤としてはマサトとJセットでいい仕事してると思うわ。今んとこ。
てか本当に13年間誰とも会ってないんだとしたらマサトのメンタル恐ろしく強固・・・・・・というよりもちょっとおかしいのかなーなんて。
まぁ1人だからこそJみたいな“ツッコミ甲斐のある”バディロイド作ったんだろうけど(笑)。
てかさー、マーカーの他にもレッツモーフィンするために必要な“アイテム”としての役割と、それプラス共に戦うための相棒として造ったわけだから「雄」であることはまぁ当然のことなんだろうけど、でも亜空間でたった一人過ごす寂しさであり辛さを埋めるためってのもそこに含まれるのであれば女性型バディロイド造ってもいいと思うんだよねー。ってよりも普通そうしねぇ!?と。戦闘にしたって女性型とはいえロボットなんだから性別を気にしなくてもいいんじゃないか?ってか女戦士ってカッコよくね?と思うしさー。
でも・・・・・・・・・・・・でもね。
15歳のリュウジ少年は『クリスマスの日に先輩に会うためセンターに出向いた』んだよね?。そして先輩は『センター主催のクリスマス会には参加せず1人で仕事をしていた』と。
・・・・・・・・・・。
そっ、それが意味するところはつまり先輩は自分を訪ねてきたリュウジ少年と二人っきりでクリスマスを過ごすつもりだったのではないかと!!!。
つまり先輩は“あえて”雄型のバディロボを造ったのだと。
とすると『くろりん』という呼び方もなんとなくそう思えてくる不思議・・・・・・・・・・・・・(笑)。


いくらマサトにいいようにあしらわれてるからと言って、相手も自分と同じく変身できることを知ってるからと言って、変身前の生身の人間に対し“先に変身しちゃうレッド”ってのは正直どうなんだろうなぁ・・・・・・・・・・・・・・・と思ったんだけど、でもマサトが持ってきてくれた「クリスマスプレゼント」を自分よりも幼く、姉がいる自分とは違い一人ぼっち(オペ子が「オフの時なにして過ごしてるんだろう」と心配するぐらいだから訪ねてくる家族はいないということだろうから)で、なによりも『女の子』であるヨーコにオルゴールのネジ巻かせてやればいいのにさっさと自分で巻き巻きしちゃうヒロムさんですから(笑)、相手が生身とか関係ないんですよね!それでこそヒロムさんなんですよね!!(ほめてるよ!)。