『クレオパトラな女たち』最終話

残り1話で何をどうするのかと思ったら、
一夜を共にした翌日いきなり一緒に暮らそうと決意→不倫なんて許せないと職場仲間が総バッシング→誰も認めてくれなくても絶対に別れないと激愛モードに突入→市井先生「子供に出てけって言われちゃった」→峯太「子供が自立するまで待ちます」→市井先生「振られちゃった><」→指輪貯金しといてね
なんだこれ(笑)。
いやこれ打ち切り云々とは別次元で「なんだこれ(笑)」って言うしか(笑)。こんな事情を抱えた母親に育てられる息子がどんな人間になるのか心配すぎる><。
もうさー、裕が峯太に恋をしてるって知ってるくせにどのツラさげて裕んち、もう一度言います、「裕の家」を訪ねて来てんだよこの女!!だし(彼女ヅラですよねー^^)、夫と子供がいる女に手を出し「子供を連れて俺のところへ来い」と言ったくせに、いざ相手が子供に拒絶されたと言うと「子供が大きくなるまで待ちますから今回の話はなかったことで」っつって追い返すとかマジ峯太あたまおかしいだろ。市井先生がなぜ自分を愛したのか、それぜんっぜん分かってない。まー童貞だから当然っちゃ当然かもだけど。
まーこういう結末になるのは規定路線だとしても、短縮にならなければ峯太と市井先生が恋に落ちるところからここに至るまでの心情描写はもうちょっとしっかりやる予定だったんだろうからそれはもう残念というしかないんだけど(とか言いつつも実際のところこの二人の愛に“裕という存在”はなんら影響を及ぼさないんだろうからわたしにとっちゃどーでもいいことなんだけどねw)、それにしたって峯太あたまおかしい。だから結論としてはこんな男を好きになった市井先生と、それから裕が馬鹿なんだよねー^^ってところに落ち着いちゃうよ。
でもそんな中峯太と相手の女を二人っきりにしてやるべく自分の家を出てアンニュイる裕のカットは何カットも挿入するんですよねー(笑)。
ってなわけで、裕だけは文句ないです。女嫌いかつノンケである峯太の側にずっと居続けずっと見守り支え続けた裕だけど、峯太にはついに愛する人が出来てしまった。元から叶わない想いだし、なによりも大好きな峯太が人を愛することが出来て嬉しいと、だからもうこれまでのようにはいられないねと、最後に「俺にも思い出ちょうだい」と、「頼みがあるんだ。抱きしめて」と、裕の物語としてはちゃんと“描ききった”と思う。
もうね、あの美しい工場をバックに大好きな人に抱きしめてもらってる裕の表情ったらさぁ・・・・・・・・・・・・なんだろう・・・なんなんだろうあの切なさ。
裕はさ、本当に峯太とどうこうなりたいだなんて思ってなかったんだよね。願ったことはそりゃ一度くらいはあるだろうけど、なれるとは思ってなかった。だけど棚ボタ的な感じで峯太と一緒に暮らすことになって、それはやっぱり楽しかったんだと思うの。峯太のために食材を選び料理をし、峯太の帰りを待ち、時には喧嘩しながらも毎日「行ってらっしゃい」「おかえり」って言える日々は幸せだったと思うんだ。最初から叶わない恋だとはわかっていても、そんな幸せを知ってしまったあとではそれを改めて認めるのはすごく辛いことだと思うんだ。だけど人を愛する気持ちを知ってしまった峯太とはもうこれまで通りではいられないわけで、これまでの自分の想いにケリをつけるための「抱きしめて」だったんだろうなぁ・・・と、抱きしめられるだけで自分からは峯太の身体に手を回さなかったのはそういうことなんだろうなぁ・・・・・・と。
峯太のいない部屋でそこに峯太がいることを想像しつつお酒飲みつつも、葵と一緒に峯太父の店で楽しく飲み(この飲みの場まじで楽しそうだったw)、勢いで峯太に電話を掛けて「野菜とかちゃんととってる?。トン汁とか作りに行こうか?」と相変わらず優しいラストカットまで、裕の物語としては大変楽しませていただきました。


で、この枠の次回作!!井上真央ちゃん主演ってのは知ってたけど詳細全くチェックしておらず、予告に有起哉がいたもんで出るんだわーい!って公式確認したら・・・
http://www.ntv.co.jp/tokkan/cast.html
ちょ!!有起哉2番手じゃん!!!???????????
原作付きのようですが、有起哉以下イケテツおかやまはじめさん、笠原さん、砂羽さん、木南ちゃん、美波、塩見さんに岩松さんにそしてそして若村様って、すごい渋いってかこれで舞台やってくれよってなキャストなんだけど、え?これ大丈夫なん?^^ むしろ深夜枠でこってりやって欲しいメンツなんだけど大丈夫なん?^^ 。