『未来日記-ANOTHER:WORLD-』EPISODE01

原作とは別モノになるであろうことは明らかなのに、原作(アニメ)でわたしが尋常ではない勢いで沸いた秋瀬くんにあたる役を奏多くんがやると知り、となればやっぱり・・・ねぇ?いろいろと期待しちゃうじゃないですかぁ?だもんでドキドキしながら再生ボタンを押したわけですが、画面から漂いまくる奏多くん+俺輝いてる高坂役の風磨くんの存在をもってしても補えないほどのこれじゃない感・・・・・・・・・。最初に書いた通り別モノのつもりで見てたはずなんだけど、やっぱりヒロインが「由乃」ってのは思ってた以上にデカイ、というかどうしたってアニメイメージに引きずられちゃうところがあって、ただでさえ違うのにほんと「こんなの由乃じゃねえ!」感たるや凄まじかったわ・・・。何で中途半端にキャラ名残してんだろ。てか由乃と高坂“だけ”ってところがなーんか大人の事情が見えるようでなぁ・・・。
由乃が原作ではユッキー、ドラマではあっくんに対しガチストーカー執着愛を向けてるってのはまぁいいってか、この関係性こそがこの作品の肝であるわけだから「未来日記」の看板掲げる以上ここは何がなんでも変えてはならないところなわけだけど、その関係の象徴というか、『由乃』が『ユッキー』と『呼びかける』というコレ、コレこそが未来日記なんだよなー・・・って思い知らされました。
由乃」なら「ユッキー」、「あっくん」なら「由乃以外」だよやっぱ。
つーか中学生ストーカーなら「ユッキー」呼びもキ●ガイ可愛いと思えるけど、大学生のいきなり「あっくん」呼びはただのキ●ガイでしかない。
そして最もちげええええええええええええええええええ!!と思ったのはあっくんを助けたのが日記所有者の父親だったってことですよ。父親のは云わば“息子日記”だったわけでしょ?。つまり由乃の“あっくん日記”と性能モロ被りなわけですよね?。その時点で原作の醍醐味一つ潰してることに加えて(どうやらドラマでは日記=同一携帯機種と限定されているようなので5thや6thや8thの日記能力は出てこないんだろうなぁ)(それどころかあの機種を目印として日記所有者たちはお互いを所有者であると認識し合っちゃうんだろうなぁ)、あっくんを助けるため“だけ”に存在してる由乃の立場ねーじゃねーかよ。さすがにアニメ同様の殺戮マシーンとして描くことはできないだろうけど、戦闘力もなきゃ日記使ってあっくんを逃がすべく頭働かせることすらできない由乃とかただのキ●ガイストーカー女でしかないじゃん。初回だからまだ覚醒してないってことかもだけど、初回だからこそこのキ●ガイヒロインを“そういう女”であると問答無用で見せ付けなきゃダメだと思うんだけどなー。
となるとやっぱり由乃という名前を筆頭に、中途半端に原作設定を残すのは失敗だったんじゃないかなと思う。あっくん同様“別キャラ”としてヒロインを設定すべきだった。まだ1話だけど(笑)。だって原作の雪輝が由乃と離れられなかった理由はその圧倒的な戦闘力・判断力が必要だったからでしょ?。でもドラマの由乃にはそれらはなさそうじゃん。多分そこでドラマはあっくんと由乃の間に「恋愛感情」を嵌め込むつもりなのでしょうが、であればなおさら由乃を中途半端な原作準拠ではなく、あっくんにずっと片思いをしてる普通の女子にするとかさ、そっちのほうが“マシ”だったんじゃないかな。ま、まだ1話ですけども(笑)。
あとあっくんが所有する日記って多分原作同様の「無差別日記」だと思うんだけど、原作では雪輝の日記が無差別日記である理由がちゃんとあるんだよね。閉じこもりがちの少年で孤独を紛らわせるために自分の周りで起きたことや見たことをなんでも日記に書くという癖があったからこその設定で、ここで大事なのは雪輝が“そういう子である”ってことだと思うのね。所有者に合った(所有者仕様の)日記が与えられてるってことだと思うの。でもドラマでは未来のことなんて何も考えてない能天気な青年の元へラッキーアイテム的な感じで未来日記が与えられた・・・みたいになってて、あぁ・・・スタッフなんもわかってねーんだなぁ・・・ってぼんやりしたよね。日記=予知能力手に入れて調子乗っちゃうアホなとこだけ拾ってどうすんだって(笑)。つーか未来日記関係なくあんな堂々と試験中に携帯見るとかあっくん馬鹿すぎんだろwww。
そして一番呆然としたのがやたらキャッチーなゼウスな(笑)。なにこのゼウス可愛い(笑)。


とまぁだったら見るなよ!と言われて当然の1話感想になってしまいましたが、引き続き見るよ!奏多くんの類を見るために!!。


あ!あとどこに向けての企画なのかさっぱりわからない日産と未来日記のコラボですが、恐らく名実ともに正真正銘「男」になったのであろうユッキーがイケメンすぎてときめきMAX!!。