『仮面ライダーフォーゼ』第30話「先・輩・無・用」

ラビットハッチから“証拠品”としてパクったスイッチを「如月!これを使え!!」と投げる大杉ってばどこのアンクwww。顔面レベル段違いの桁違いだけど(笑)。
まーこんな感じの展開になるだろうなーとは思ってましたが、
仮面ライダー部など俺は認めん。なぜなら顧問の居ない部活は校則で禁止されているからだ。よってこれからは、俺が顧問になる!。人知れずお前らがこの学園を守るなら、顧問である俺がお前らを守る。生徒を守るのが教師の使命だ!」
これは思いの他カッコよかった。ていうかとても筋の通った言い分で感心すらしてしまいました。
が。
もう半分以上過ぎた30話でやる話じゃねーだろうがと・・・・・・。ていうかこれまで『ライダー部として』教師の助けってか対学校・対社会に措いて守護者が必要な状況に陥ったことなどないわけで、そう考えるとただでさえ部員持て余し気味だってのにこの上大杉までうろちょろすることになるのかーとゲンナリするわ。授業や補修を抜けたりする際に言い訳しなくてよくなったのはある意味「教師の助け」になるんだろうけどそもそも最近そんなシーンないしさ、まぁ“教師の中にスイッチを生徒に渡している者がいる”ってことを次回あたりで賢吾さんたちも知ることになるのでしょうからそっち方面を探る役目として大杉先生の存在が必要になってくるのかもしれませんが、でも単純に索敵・監視ならばフードロイドがいれば事足りるだろうし、結局賑やかし要員にしかならないんだろうなーと。今更感パねえ。
今更と言えば
「スイッチャーの覚醒は、ザ・ホールの影響下にある天の川学園に限られていると聞いていたが」
って、聞いてねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
え?これって劇中で明らかになってたことだっけ?。わたしこれでも一応ちゃんと見てるつもりなのに、こんなこと初めて知ったんだけど。確か初回で賢吾さんがフォーゼの力を使うにあたって“ザ・ホールも活性化している”ってなことを言っていたように記憶してはいるのですが、その『ザ・ホール』とやらの影響下にないとスイッチャーが覚醒できないとか、『ザ・ホール』の影響下にあるのは天の川学園のみであるとか、そこいらへんは初耳・・・・・・・だよねぇ?。
当初より“なぜゾディアーツになるのは天高の生徒(関係者)に限られているのか?”とは言われていたわけで、それに対する正式回答としてのこの発言ということなのでしょうが、これもまたこの作品が風都以上に狭い範囲で繰り広げられていることを改めて思い知らされたというだけで今更その理由を知ったからと言ってどうこうってことはないっていうかねぇ、「・・・で?」としか。まぁこっちも「天の川学園の敷地外」=「昴星高校」でアリエスが覚醒した理由を絡めて『ザ・ホール』の説明がなされる+新たな展開に突入するということなのでしょうが、正直もはやあんま興味わかねーんだよなぁ。例えそれが二郎の身体に起こったことに直接関係するのだとしても。
あ!でもでも流星さんと元志波家の姫様との関係は気になる超気になる!!。二郎が昏睡状態に陥って以降(それっていつ頃のことなんだっけ?)昴星高校でも流星さんはずっとこうやって仮面を付けて他人に接していたのだと想像しますが、そこで声を掛けた相手が姫だというのはものっそい気になります!!。友子同様仮面のつけ方がイマイチ甘くなってしまう唯一の女子が姫とか!そういう意味で姫は流星さんにとっては(無意識にせよ)ちょっと“特別な存在”で、アリエスの正体が交換留学生の山田とみせかけておいて実は姫だった!!なーんて展開になったら燃えんだけど!!。そうでなくとも二つの学校を股にかけ姫と友子との間で三角関係を繰り広げる流星さんとか!!高まる!!!。
ていうか流星さんってば「俺が前に居た高校」とか言ってたけど流星さんはあくまでも期限付きの交換留学生なのであって今でも籍自体は昴星高校にあることをよもや忘れているんじゃあるまいな?(笑)。
で、その流星さんの前に居た学校の校内をふっつーーーーーーーーにテクテク歩いてるリブラさんはあれなんぞwwwww。
メテオに対し友子に擬態したもんだから一瞬リブラさんはメテオの正体に気付いてるのか?と思ったけど、多分そういうことではなく以前メテオが友子を庇ったのを見ていたからなのでしょうが(キッグナス回でそんなことがあったような)、でももしも同じようなことがJKや賢吾さん相手にあったとしても校長は迷わず友子・・・ていうか女子に擬態すると思うの。速水校長はそういう人(笑)。それでこそ俺達のリブラさん(笑)。
で、それでこそと言えば坂本監督ですよ!!。大の大人(大杉)どころか仮面ライダーまでをもぶん投げさせたぐらいですから蘭のトラウマである“先輩による裏切り”にその格闘術がなんらかの形で絡んでいるのかと思いきや、まったく関係なかったどころかトラウマ現場は“水泳部”かよとw。女子高生に男を投げさせたかっただけなんですねと^^。で、更にこれだけのボディの持ち主(蘭役の子)を前にしたらそりゃ水着にさせたくなりますよね分かりますっ!!と思ったら、着衣(制服)で泳がせるとか俺の予想のはるか上を行くHENTAI演出に脱帽です(笑)。それから入学早々クラス内で“俺に気安く話しかけんじゃねえええええ!殺すぞ?”と高校生活オワタ\(^o^)/発言をぶちかましたハルくん・・・に脅されたのが“女子生徒”だってところもさすがすぎた。フツーこれって男子相手だよねぇ?。ていうか女子に対してこんな酷いことを一方的にする理由がないだろw。でもやる。なぜならやりたいから。坂本監督のこういうとこすげーと思うわ(笑)。
一方で蘭のトラウマはしょっぱかったなぁ・・・。エピソードとして弱すぎる。まずハルが水泳部に入ったのは何故か?ってことなんだよね。蘭とハルのそもそもの関係性が良く分からない。幼なじみあたりだとして、この年頃だとまだ精神的にも肉体的にも女子の方が強かったりするから主導権は蘭にあったとしても、先輩の裏切り現場を目撃するまでは別段「私がハルを守ってあげなきゃ」脳は発動してなかったように見えたよね。で、蘭は“水泳の特待生”だったらしいけど、じゃあハルは何故水泳部に入ったのかと。先輩はハルに対して“特待生の蘭に頼まれたから優しく面倒みてやってるけど本当はお前のいていい部じゃねーんだよ”的なことを言ってたように聞こえたんだけど、過去映像を見る限りでは100%先輩たちが悪いとは言い切れないと思うんだよね。そりゃ言い方に問題はあると思うしあのやり方はイジメだと言われて当然だとは思うけど、いつも蘭にくっついて行動するのが“当たり前だから”蘭とともに水泳部に入ったのか、蘭がハルも一緒に水泳部に入るでしょ?なんつって“当たり前にハルを水泳部に誘った”のか、それともハルはハルの“意思”で水泳部に入りたいと思ったのか、いずれにしてもハルにも蘭にも自己責任・・・とはちょっと違うだろうけど、まぁそういう面があったんじゃないかなーと思うの。つまり、蘭には自分は特待生であるという“驕り”が、ハルには蘭という存在に対しても自分に対しても“甘え”があったんじゃないかなーと。それが高じてお互いがお互いを守りたいという共依存のような関係になっちゃったんじゃないの?と思ったんだけど。
先輩の裏切りってのは云わばキッカケでしかなかったんじゃないのかなぁ。“先輩”でなくとも蘭のいないところで例えば同級生がハルに対して“蘭がいなきゃなにもできないくせに”みたいなことを言ってるのを聞いたら蘭はきっと「裏切られた」と感じると思うのね。蘭の問題はそこにあるんじゃないの?。そしてそんな蘭に対してハルはどんな気持ちを抱いているのかと。スイッチャーとなったハルが言う「今度は俺が蘭を守る」ってのは、言い方悪いけど蘭の“支配”からの脱出を望んでいたからなんじゃないの?。純粋に自分の肉体の弱さを憎んでいるというよりも、「私が守ってあげるからハルは何もしなくていい」という蘭に抑圧を感じていたようにわたしには見えたんだけど。だからこそラストワン状態のハルは自我を喪失したんじゃないのかと。そこいらへんがハッキリと描かれていなかったもんで、ただでさえ温い蘭→ハルへの言葉がうすっぺらいのなんのってなぁ。大杉や流星さんが「(蘭の言葉が)届いた!?」ってビックリしてたけど、わたしもそんなんで自我取り戻せちゃうんだwってビックリしたわよ。
今回のエピでいっちばん重要なのって、ハルの気持ち、じゃないの?。蘭を守りたくてスイッチ押しちゃいました→暴走して自我を失いました→蘭の言葉が届いて自我取り戻しました という大まかの流れはいいとしてもその過程でハルが何をどう思っていたのかサッパリわかんないんですけど。これはもう今回に限ったことじゃないんだけどさ、この作品って「なぜ生徒たちはスイッチを押してしまうのか」ってところを描くことから逃げてるように見えるんだよねぇ。今回はスイッチャーが最終的に“自我を失う”ところまで行ってしまったわけだけど、てことは逆に言えばこれまでは全員ラストワンでも“自我を保ってた”ってことになるわけで、それはそれで問題だろうに生徒たちがそれだけの不満や憎しみや怒りを抱えていることについてはほぼスルー。スイッチ消滅させたらそれで解消ってのは人の心を軽く描きすぎだよね。
繰り返すけどそれは今回に限らないんだけど、でも今回は今後劇中での扱いがどうなるのか分からないものの『ライダー部の仮部員』の話だからいつも以上に気になった。だって言ってしまえば二人は“裏切らない先輩”がいるからライダー部に入りたいって言ってるようにしか聞こえなかったもん。普通の部活ならばそれでもいいけどライダー部はそうじゃないでしょう?そうじゃないですよね??。それでいいのかライダー部!?ていうかそれでいいのか賢吾さん!?!?と問いたいわ。
でもまぁ現実的に考えて弦太朗以外まともな“戦闘能力”を有していないライダー部なので、水泳の特待生で合気道の心得がある蘭は入部させて損はないどころかユウキ・友子・JKと引き換えにしてもいいぐらいの人材だと思うわよ(笑)。まぁもれなくハルというオマケがくっついてくるけどな(笑)。・・・・・・・・・ってあれ?水泳部の先輩たちの気持ちがちょっと分かるような気が・・・・・・^^。


「お願いです、ハルを助けて!」と縋る蘭に
「最初から素直にそう言えよ、後輩」
「心配すんな。必ず助けてやる」
って優しく言ってやる弦ちゃんがちょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおイケメン!!!!!だったんだけど、いつもイケメンだけどいつも以上にやたらイケメンに見えたんだけど!!!!!!、それは多分立場的に『先輩』だったからじゃないかなー。「最初から素直に言えよ」とか「心配すんな」とかそういう言葉遣いが後輩に対するソレとしてすんなり聞けるものだったからじゃないかなと思った。素直に「弦太朗先輩/////////」って思えたもんね(笑)。相手に合わせた言葉遣いってやっぱりだいじだとおもう。


流星さんの代わりに天高から昴星高校へ交換留学生として送られ、そしてアリエスとして覚醒した山田くんって一馬じゃん!!!!!!!!!!つーか一人称「余(よ)」!???濃いわー(笑)。アリエス一馬楽しみ!!。



というわけで、速水校長こと橘さん・・・じゃなかった天野さんお誕生日おめでとうございます!。
一月ほど前に渋谷でマネージャーさんのお迎えを一人で待ってる天野さんをお見かけしたもんで思わず話かけてしまったのですが、素敵すぎた対応は以下へどうぞ。





わ「あのっ、橘さん・・・・・・じゃなかった・・・・・・(←天野さんという名前が出てこない)」
天「天野です(ニッコリ)」
わ「すいませんほんとすいません><橘さんが大好きなのでつい・・・」
天「いや(ニッコリ)、今でも好きでいてくれることは嬉しいですよ(さらにニッコリ)」
わ「ほんとですか?わたしだけでなく友達もみんな今でも橘さん大好きですよ!!でも速水校長も素敵ですっ!!リブラ目当てで見てますっ!!リブラしか見てないといっても過言ではありませんっ!!蟹よりも断然リブラですっ!!(←まえのめりで超力説)」
天「すごいな(やや失笑)。キャンサーねー、あれ結構評判いいから持っていかれるんじゃないかと心配なんだけど、嬉しいなぁ(ニーーーッコリ)」
わ「速水校長の卒業式スピーチがなくてなんでだよおおおおおおおおおおおおお!って叫んじゃったぐらい校長が好きです!(キリッ)」
(注:この日は放送当日でした)
天「スピーチ・・・・・・・?」
わ「あの、屋上でスピーチの練習してるところをキャンサーに邪魔されて屋上で戦う・・・」
天「あーあーあー!あれか!」
わ「卒業式で練習の成果を見せてくれる正装の速水校長がどれほどカッコイイかとドキドキしてたのになくて残念すぎました・・・せめて正装だけでも見たかった・・・・・」
天「あーごめんねぇ(困った顔でニッコリ)」
(他のお仕事のこともちょっとお話したけど中略)(わたしだけの秘密ですw)(じまんじまん!)
わ「お話できて嬉しかったです」
天「こちらこそ、楽しかったです(ニッコリ)」
わ「じゃあ、リブラさん長生きしてくださいね!(笑)」
天「アハハハハ、一日でも長生きできるよう頑張ります(ニーーーーコリ)」


カッコよすぎて溶けたよねえええええええええええええ!!!。
予定の時間が迫っていたのでわたしの方から話を切り上げたんだけどw、もう一回お姿を拝んどこうと思って振り返ったら同じタイミングで橘さんもこっち見て(笑)ぺこぺこ頭下げたら手を振ってくれて!!!橘さんマジマジいい男だと改めて思ったお!!!!!。