恩田 陸『夢違』

夢違

夢違

淡々と読み進んでたらいつの間にか終わっていた・・・・・・といった感じで、山も谷もなく、まさに霧のような話でした。
主人公と行動をともにしていた男と主人公がかつて会った男が兄弟だから何なの?。書かれている文字としては理解できるけどそこで何を描いているのかが全く見えてこないんで、つまらないとかそういう感想すら出ない。“教室に何かが入ってくる”という煽り文句から恩田陸久々の学園ホラーかと期待したんだけどなぁ。