『平清盛』第7回「光らない君」

上川のこと別に好きじゃない・・・というよりも舞台上はともかく画面内だとどっちっつったら好みではないはずなのに、勉強熱心な鱸丸改め盛国さんの「殿!」には不覚にもモッコリしてしまいました。やべー家柄目当てで清盛と結婚しながら盛国と秘かに情を通じ合わせたい・・・とか一瞬思ってしまってまじやべー(笑)。
つーか主人公の結婚話ってそれなりに重要だと思うのだけど、たった1話で出会いから結婚までやっつけちゃったのにはクソワロタw。どんだけ急いでんだよw(清盛の結婚話ですらこのスピードなんであの扱いで当然っちゃ当然なのかもしれませんが、鱸丸→盛国と盛康の退場があまりにもアッサリすぎて切なくなりました。贅沢にも程があるぜ!)。つーか少女漫画的展開すぎて痒いのなんのってw。しかもそれを恋に恋する乙女・深キョン時子のフィルターを通して見せられてるもんだから痒さ5倍増w。これはこれで面白くはあったけど、でもこれから清盛嫁が明子→時子になるんだと思うと「うへぁ」って気持ちになるのは否めません^^。見所紹介(今回に限ってはこんなもん入れるなら盛康と盛国の話に尺使って欲しかった)に続く更なるテコ入れがあるとしてこっち方面に進まないことを祈るわ^^。
そしてスピード婚と言えば義清さんの「これうちの嫁ね」発言にはビビッたわ!!!。堀河局とデキてることといいこれといい、この人は見てないところで何をやっているのかと!!(特に女方面)(笑)。
そんな義清さんにラブレターの代筆を頼み戻ってきた返事を変な語尾アゲ&眉上げしつつニマニマと読んで「全く意味がわかりません!」→フラレてんじゃねーか!!!な清盛はアホ可愛かったですが、歌が上手いと評判の義清さんに作った歌を聞いてもらう崇徳帝はすでにヤバオーラびんびんで「キャアアアアアアアアア(||゚Д゚)」ってなりました。変な意味じゃなくw義清さんがロックオンされてしまった感たるや凄まじい。普通に歌を詠みそれについての感想を求めてるだけなのに、義清さんを見る眸にはいつ「ボクの友達はキミだけだよ。だからキミの友達もボクだけじゃなきゃ」と言いだしてもおかしくない孤独感が滲みまくってて・・・。
崇徳帝の初セリフが和歌の読み上げで、その回で清盛も同じく和歌を読み上げたってのはこれまでにも多用されてる対比描写ということなのでしょうが、この2人が異母兄弟だと思うと育ちって・・・・・・大事よねとしみじみ思う(笑)。
ついでに言うと院に挨拶に行くときぐらいは小奇麗な格好にした方がいいよねぇ。あれじゃあ身分・家柄以前の問題ってか、藤原家の人達にあれこれ言われて当然にしか“見えない”。
というわけで朝廷パート。嫌味ならまだしもたまちゃんが本心からお祝いを言いに来たことを感じとった得子さんは仕事中(だったよね?)にも関わらず上皇様を押し倒して逆レ●プってwww。得子さんのそのなりふり構ってらんないっぷりがたまちゃんの恐ろしさを感じさせるわけですが、なんだかんだで結局自分が上になってる(下品な表現ですいません^^)上皇様モエス(笑)。
そして今回もたまちゃん凶悪すぎ。


二朗さん家成が宗子さんの従兄弟だとようやく理解でき、これまでの平家びいきの理由が分かって超スッキリ!!。でも多分それだけじゃないよね。実際(史実)はもっといろんな思惑があるのかもしれないけど、この作品の家成さんはただ血が繋がってるからってだけでなく“美しい従姉妹”が嫁ぎ先でいろいろと苦労してるのを見て“宗子さんのため”に何かしてあげたいと思ってるんだよね。やだ家成さんってばあんな顔して超切ない!!。
でも宗子さんはもしかしたら劇中の登場人物の中で最も・・・・・・複雑な感情を抱えている人なのかもなぁ・・・と、清盛の結婚を一人かみ締める忠盛さん(これがまたプルーンさんってばいい顔するのよ!)をじっと見る姿を見て思った。たまちゃんとも得子さんともまた違う「怖い女」だなと。昼ドラならば1000%ダークサイド堕ちするよなコレ(笑)。


予告にいらっしゃったやまこーさん頼長にピギャりまくり!!!。