『最高の人生の終わり方〜エンディングプランナー』第3話

毎度書いてることですが、遺族がどう受け止めるかだから納得なり満足なりしてるんならそれでいいんだとは思うんだけどさ、でも今回はさすがに・・・・・・・・・お爺ちゃんが気の毒すぎんだけど(笑)。
化粧しながら横目で見てた程度なんで間違ってるかもしれませんが、ホスト・渡部の話からすると草笛さん演じるお義母さんがホストクラブに出入りしてたことは間違いないんだよね?。そして目的は義理の娘のバースデイサプライズ準備(下見)だとしても、家族に黙って年下の男と旅行してたことも間違いないんだよね?。それもレストランの人に「恋人同士みたいに楽しそうだった」と言われるほどのムードで。それもこれもぜんぶ20年目にしてようやく「嫁」として認められた義理の娘にとっちゃ“自分のため”で理解できちゃうんだろうけどさ、旦那であるお爺ちゃんにとっては「おいちょっと待て」ってな話じゃね?。
繰り返すけど主題としては義理の母娘の話だから娘が真人に「ありがとう」って言えれば、真人が遺族から「ありがとう」と言ってもらえればそれでいいわけだけど、この話はいろいろと曖昧すぎてなぁ・・・。普通に考えればお義母さんがホストと知り合ったのはあくまでも同好の士として、つまり話があった相手がたまたまホストだったということなのでしょうが、だとしてもホストクラブに行くことはないし、旦那以外の男と同じ部屋に寝泊りする理由にもならないよねぇ。実際に近所の人たちは「いい歳してホストに入れあげ軽井沢で一緒に死んだらしい」と噂してるわけで、それで一番悲しんだり苦しんだりしてるのは旦那と息子なんじゃないの?と思うじゃん。そこいらへんの説明(補足)ってかフォローをする気がないならば「ホスト」だの「同じ部屋に泊まった」だのという“釣りネタ”を用意すべきじゃないと思う。もっと言えばホストの側にも“お婆ちゃん”とここまで親密になった理由ってかドラマを持たせたほうがよかったんじゃないかなぁ。例えばホストは祖母に育てられたお祖母ちゃんっ子で、薔薇が大好きなお祖母ちゃんのために庭付きの家を買って思う存分薔薇を育てさせあげようと思ってホストになったけどそのお祖母ちゃんが死んじゃって、草笛さんに祖母を重ねてみてたんだとかさ、そんな話をあの友人にさせるだけでこの話がもうちょい“いい話”になったと思うんだけどなー。
井原家はいろいろと含むところはあるにしても脚が悪い姉を悪意むき出しでからかう妹に、からかわれたからと言ってラーメンぶっかける姉と、どっちもどっちってか・・・いやな姉妹だなーと(笑)。取っ組み合いの喧嘩するのはいいんだけど、その原因と二人の相手への言い方とか目つきなんかが笑えない感じなんだもん。
で、この上反町の健兄ちゃんがどうやら脳に爆弾抱えてるようですが、まさかこれ最終回は健兄ちゃんの葬式を立派にやったことで真人が名実ともに井原葬儀社(井原家)の大黒柱になりましたーなんてことになるのかしら・・・・・・。