『平清盛』第2回「無頼の高平太」

サダヲと二朗さんがコスプレで並んでる図に大爆笑(笑)。サダヲの「誰なんだ俺はー!」「誰でもよーーーーーーーーい!」「え?」にゲラゲラ笑ったわ(笑)。落とし穴から登場するとか美味しすぎる!!(これ覚えておくべき伏線なんかな?)。今年の大河は攻めるよねー(笑)。
お歯黒二朗さん(超似合うw)が松ケン清盛が羽交い絞めされて無理やり烏帽子被せられてんのを冷静かつイヤミ目線で見ててこれまた笑ったんだけどw、えーっと、元服ってことはこの松ケンは12.3歳ぐらいってことなんですよね?。そして松ケン清盛の舞を塀の上からニヤニヤ眺めてたタマキングはそれより更に年下ということなんですよね??。
ねえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええよ!!!!!!二人ともどっからどう見てもボーボーじゃねーか!!
顔にくっついてる目ではなく心の目で見るんだッ!と必死で自分に言い聞かせてはみたけどリームーです。
昔はもうちょい子役を使ってたような印象なんだけど、最近はなぜだか早々に本キャストに変わっちゃうのはなんでなん?子役なんてそんなにギャラ掛かるわけじゃないだろうし、撮影時間の問題なのかなぁ?でも最近の子役は下手したら大人よりも上手い子いるからなぁ。となるとどう見ても無理がある子供(1桁年齢)を“わざわざ”本キャストに演じさせてるってことなのでしょうが、これ逆効果だと思うんだけどなぁ。特に今回の清盛は“数奇な生い立ち”ってのが肝なわけで、実の父が白河院でありながら武士である忠盛の息子として育てられることでこの時代には珍しく“自分の立場”ってか属性?が分からないわけだよね?。1話で真実を知り、そして忠盛から「生きたければ強くなれ」「軸を持て」という言葉を貰ったってのに、2話になっても相変わらずどころか更に大暴れして父親に大反発ってその間に何があったのかと。そこ見せずして息子が自分を「武士」と言ったからってニヤニヤするプルーンさんのみ見せられてもただのおかしな親父にしか見えないじゃないのさ!。てか(見た目)あれだけ大きくなりゃそれ相応の分別はつくだろうと思うのに、自分の生い立ちを考えれば今自分が生きていられるのは父上・忠盛のおかげであることぐらい分かるはずなのにそこで場所やら状況やら鑑みずに大暴れって幼稚すぎんだろ。それをなぜ忠盛は咎めも諌めもせずにいるのかと。1年もあるんだからそんなに急がずちゃんと“過程”を見せてくれよと思うんだけどなぁ。
その象徴が今回の見せ場である「舞」の場面ですよ。清盛が白河院の子であることは噂とはいえ云わば公然の秘密なわけだから白河院に直接お願いできるのも舞を披露できることもいいとして、でもさすがにどっからともなく飛んできた真剣を白河院に向けるあの舞はヤバイと思うの。それでもリアル子供が必死にやってるならばまだしも松ケンサイズであれはさすがに画的に無理すぎんだろ。これ当然自分は白河院の御落胤だってことを計算しての行動なんだろうけど、それを見た目大人でしかない松ケンがやるって若さとか青さからくる無鉄砲とか破天荒とかってよりもタチの悪さの方が強いぜ?(ついでに言うと宗子にビンタされたことを今も根に持ってるってか未だしこりになってるみたいだし。宗子の方が気を使ってるというかあの日のことを忘れず遠慮してるところはあるんだろうけど、清盛が心から歩み寄れば“なかったこと”に出来ると思うんだよねー)。まぁどっちかっつったらダークヒーローに傾いてんだろうからこの年にしてその片鱗を見せた、と捉えればいいのかもだけど。
それはそうとしてもその剣をぶん投げてきたのは白河院の無謀な殺生禁止令によって親を殺された上川鱸丸って、これを問題にしない王家(とそれに連なる貴族たち)はのんびり屋さんすぎんだろ(笑)。なんだかんだで白河院が一番清盛に甘いわよね(笑)。だって「武士らしい」と言う言葉だけ取れば突き放したように聞こえるけど、でもそれを言う白河院の目には紛れもない愛情・・・とは違うんだろうけど、それこそ「もののけの血が流れる我が息子」への想いがあったように見えたもん。どれだけ歪んでるとしても“二人の父”から愛され育ってんじゃねーのってな。
・・・ってあれ?白河院ってツンデレ?(笑)。
とか思ってたら白河院がアッサリ死んでもうたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!。
初回のあの圧倒的な存在感に対する死の描写としてはまさにアッサリと言うしかない最期でしたが、だからこそこの先物語の中に、各人の中に、純然たる影響を与えるんだろうなぁ。
で、これだけ強烈な存在がいなくなってしまうとその後が不安になるもんですが、いよいよ鳥羽院のターンが始まるのかと思うと期待しかないよね!。今年の大河は攻めるよねー(笑)。