『仮面ライダーフォーゼ』第14話「毒・針・猛・襲」

橘さん改め速水校長天秤座キッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
でなんかもうどうでもよくなった(笑)。
番組の性質上三浦くんがスイッチへの執着から抜け出すことはまぁ分かってるとして、どういう形で、どういう流れでそれがなされるのか、それはフォーゼという作品の方向性を見極めるいい機会なんじゃないかなーと考えていたわけなんですが、『ダチは青春の特効薬』ってなにそれ意味わかんない^^。
見るからに「具合悪そう」でありながらも自分を止めるために来てくれた弦太朗と、彼女が撮った“レギュラーのためにボールを磨くことにやりがいを感じてたあの頃の自分”の写真を見て、あの頃に、スイッチ(を押した時)の味を知らなかった頃の自分に戻りたいと、弦太朗と一緒にもう一度楽しい高校生活を送りたいんだという自分の本心に気付いたと。だから『ダチは青春の特効薬』ってことなんだろうけど、でもさぁ・・・・・・・・・弦ちゃんと三浦くんって別にダチじゃなくね?^^。弦ちゃんは三浦くんが戻りたいと願う“あの頃の自分”を知らないわけじゃん^^。それどころか前回三浦くんの話が出た時「誰だっけ?」的なこと言ってましたよね?^^。ダチの定義なんてはっきり決まってるわけじゃないけどさ、弦ちゃんと三浦くんの間にまるで麻薬のようなスイッチの誘惑に打ち勝てるほどの「友情」とやらがあるとは思えないんだけど^^。
つーかそもそも三浦くんが彼女が撮った写真のように素敵な笑顔を作れなくなった理由ってのは大文字さんなわけっしょ?。大文字さんによる理不尽な命令(普通はそれを「イジメ」と言うのだと思う)に従ってるうちに笑顔を失い、そして大文字憎し!の気持ちからスイッチを押してしまったわけっしょ?。だとしたら描くべきなのは弦太朗との友情ではなく大文字さんとのソレなのではないの?。弦太朗=ライダー部だから弦太朗と三浦くんが突如交わした絆握手はライダー部員全員と交わしたことと同意であるってなことかもしれないけど、であるならばなおさら三浦くんとの絆握手はライダー部を代表して大文字さんとするべきなんじゃないのかなぁ。そしたらその握手の中に大文字さんの謝罪と三浦くんの赦しがあり、その上で二人は「ダチ」になった、つまり三浦くんがスイッチを押した理由がなくなり、晴れて楽しい学園生活を再開できる=『ダチは青春の特効薬』ってなことなんだなと思えただろうに。ライダー部入りする時はそりゃ弦太朗と握手交わさなきゃ駄目だけど、せっかく『仮面ライダー部』という群像劇にしてるんだから部員が揃った今はもう毎回弦太朗が絆握手を担う必要はないと思うんだけどなー。
まぁスイッチを押す動機こそ大文字憎しだったけど、今現在の三浦くんが抱える問題は大文字さん関係なく『スイッチを押す誘惑に抗えない自分の弱さ』に変わってしまってるわけで、三浦くんがその誘惑に打ち勝てたのは楽しかった学園生活の・・・一言で言っちゃえば「思い出」ってことなのだろうから、むしろ弦太朗も大文字さんも三浦くんのスイッチ依存症克服にはさして力になってない気がするんですけどね^^。
てか三浦くん・・・・・・・・・再び笑顔で登校できるようになったのは喜ばしいことではありますが、そこでなぜ写真部に入る・・・・・・・・・。おまえにとってのアメフト部の価値って一体・・・・・・・・・。
あと超新星の力を授かった幹部=ホロスコープスの場合、力が暴走するとリミットブレイク時に街一つぐらいフッ飛ばすエネルギーを放出するから宇宙で倒せってのはいいと思うし、一度のリミットブレイクで効かないならもう一度!ってところまでは燃えたんだけど(塚田PといえばWを思い出すのでリミットブレイク×2はなんらかの危険を伴うのかと思いきやあっさりやってのけちゃったよw)、そこで宇宙で爆破させずになぜか地球(の方向)目掛けてドリルキックぶちかまし、結局地球に落としたのはなんでなん?。これじゃ地球目掛けて爆弾蹴ったようなもんじゃねーの?。その後の展開からしスコーピオンの正体を知るため(確認するため)だったのかなとは思ったけど、だとしたらちょっと待てと。生徒が持つスイッチの場合ラストワンしたら生徒本体はその場で繭状になるけどそれまでは怪人=生徒の肉体と同化してるわけでさ、幹部もそれと同様だとは考えないのか?と。超新星パワーによる巨大化=ラストワンではないようだから、だとしたらスコーピオンの中に生身の人間がいるってことなわけでしょ?。これまでは中身入ってないって分かってたからいいけど、地球に蹴り落としたスコーピオンの正体をどれどれって確認しようとしたってことは今回は入ってると思ってるわけだよね?街フッ飛ばせるほどの爆発の中心に人間がいると分かってるってことなわけだよね?。・・・・・・・・・なんか・・・この子ら恐ろしい・・・・・・・・・。怪人の中にその元になる人間がいてそれを倒す(ころす)なんてライダーじゃある意味当然のことなんだけどさ、この子たちの場合そうすることに疑問とか苦悩を一切感じてないどころか全力で楽しんでることが恐ろしいわ。おまえらが天体望遠鏡でキャッキャ見てるのって、異形とは言え中身人間と人間の戦いだって分かってる?と思っちゃうのよねぇ。ま、宇宙から地球まで落下したってのに次の日何事もなかったかのように出勤できてるぐらいだからそこいらへんについては心配ご無用☆なのでしょうが。
でもそのくせ弦太朗を助けるのに「命懸け」とか持ち出すんだもん・・・・・・。
てか部員たちの中では『フォーゼは弦太朗しか変身できない』という共通認識があるようですが、それ視聴者的には知らないことだよねぇ?。メディカルスイッチを使うにはフォーゼの力(フォーゼに変身する必要がある)→じゃあ俺が(私が)変身するよ!ってことにならないのが不思議でならなかったんだけど。ダイザーは賢吾さん→部長→大文字さんと操縦者が変わってもそれぞれ動かすことができてることを思えばフォーゼになれるかどうか試してみろよと思うよねぇ?。大文字さんがいるわけだから体力的な問題はないだろうし、弦太朗しか装着できない(フォーゼの力を使えない)ならば賢吾さんが命懸けでベルト巻いたって駄目だろと思うんだけど?。
しかもフォーゼシステムを誰よりも熟知しているはずの賢吾さんが思いつかなかった作戦を直感型の友子が思いついてポチパチ操作して見せたってのも演出として微妙だよなぁ。勘が鋭いことと作戦を思いつくのって別じゃない?。だからこの場は賢吾さんが“一つだけやれることがある”と片腕だけ変身すればなんとかなるかもと言う→それを聞いた友子が“それ、もしかして命懸けなんじゃないの?”と指摘するって方がいいと思うんだけどなぁ。
で、なによりも疑問なのはその“命懸け作戦”を何故『保健室の主』である賢吾さんにやらせるのか?ってことなのよ。虚弱体質の中身がどんなだか知らんけど、弦太朗助ける前に賢吾さんがポックリ逝っちゃってもおかしくないだろ(笑)だれか止めろよ(笑)。
・・・・・・・・・・・・・ま、まあ?
「如月風に言うなら、上等だぁっ!」
とかノッリノリで言っちゃってる賢吾さんを止められる雰囲気じゃなかったんだろうなってことは判りますけども(笑)。
せっかく超ドヤ顔で弦太朗を見たのに聞いて(見て)くれなかっただなんて、賢吾さん可哀想・・・いろんな意味で・・・・・・(笑)。


ていうか、ズタボロの弦太朗に駆け寄り優しく抱き起こしてやりながら
賢「メディカルスイッチで君を救う。如月、俺に賭けてくれるな?」
弦「ん?ああ、よくわかんねーけど、勿論だ。ダチだからな」
ビシガシグッグッ(絆握手)
(ていうか抱き起こした時点からこの二人画面外のところでずっと手握り合ってますよね(最高です))
賢「行くぞ」
弦「おおう」
『メディカル』
賢「うわあああああああああああああっ!」
弦「賢吾、バカヤロウ!お前、なんて無茶を!」
賢吾「馬鹿野郎は心外だ!三浦のために!そこまで身体を張った君には言われたくないっ!」
二人でビリビリ「うわーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
あのぉ・・・・・・これ・・・賢吾さんが病弱(設定どこいった^^)をおして命懸ける役目を担ったのって、弦太朗が『三浦(なんか)のために』身体張ったからだとしか聞こえないんですけども・・・・・・・・^^。


それにしてもリーゼント崩れて前髪ハラリとなってる弦ちゃん超イケメン!!!!!。


なんだかんだいいつつ聞き込みしてくれてんのかと思ったのに保身100%のJKにワロタ(笑)。


弦ちゃんが三浦くんに言った『ダチを守ることしか自分がないんだ』っての、これ覚えておくべきことだよな。
あと一度ラストワンに到達したスイッチャーならば異なるスイッチを持ってもすぐラストワンに到達できるってことも。


でも最初に書いたことの繰り返しになりますが、速水校長が引き続きご出演なさるようなのでそれ以外については今はどうでもいいや!。速水校長のこのちょっとイケメンなカネゴンみたいなリブラゾディアーツの退場シーンがどれほど惨めなものになるか今から楽しみ!!。