『深夜食堂』第十六話「クリームシチュー」

今日はクリームシチューが“くる”予感がするからと作りそしてそれを完売させるマスターを見て、この店の経営が成り立ってる理由が分かった気がしました。
そして吹越とクリームシチューの組み合わせはエロイ。なぜだか分からないけどとてもエロイと感じました。この人どんな小説書いてるんだろ。親子三人揃ったところで捨てずに取っておいて補修した原稿を渡してやるマスターが秘密めいた笑い顔してたんだけど、やっぱエロ系の小説なんかなぁw。
いやさ、娘がバイトでキャバ嬢やってるのって煮こごりの回のイクミさんのように親の借金返してるとかそういう理由があってのことじゃなかったよね?。キャバ嬢ぐらいだったら今は割りのいいバイトって程度で心理的ハードル低いのかもしれないけど、娘はそれがバレて内定取り消されたところでデリヘルに行ったわけじゃん。キャバ嬢ぐらいなら“普通”にしてもデリヘルはさすがに普通じゃないと思うわけでさ、お金を稼がねばならない理由が特にあるわけじゃないのに自暴自棄だかなんだか知らんけどデリヘル嬢などというものになった理由は潜在的に自分と母親を捨てた父親を求めてなのかなぁ?と、そして娘にそう思わせるようなものを父親は書いているのかなーなんて思ったんで。
ていうか、父親が呼んだデリヘル嬢が娘だったという偶然よりもこの広い大都会の中で父親と娘のいきつけの店が同じだったというほうが過ぎたる偶然な気がするんだけど、吹越が“捨てた”家がどこにあるのか分からないけど同じ店を贔屓にするぐらいだからめしやからそう離れてない場所なのではないかと思うし、吹越が現在暮らす場所もそう離れてないってことなのではないかな。とするとこっちも無意識に捨てたつもりの妻と娘の側にいたかったのかなーなんて。