深見 真『ブラッドバス』

ブラッドバス

ブラッドバス

単行本(一般向け)でありながらも格好良い男、イイ男たちが銃火器バカスカ撃ちまくる(拷問もあるよ!)(同性愛もあるよ!)という深見度100%な物語に全編ニヤニヤが止まりませんでした。主人公こそ日本人ですがドンパチの舞台は中国で、敵の素性も中国の武警と現地マフィア(三つ巴の構図)とまぁ後始末含めての無法っぷりは「あの国ですもんね^^」で許容できる範囲内だし、次世代へ希望を繋ぐラストは一般向けと言っていいとは思うのですが、でもそこはやっぱり・・・・・・深見さんなんで(笑)。
登場する銃器のビジュアルや性能(適性)はもちろん、銃撃戦も近接戦(素手バトル)も私なりに想像&理解ができてしまって、ああ・・・私って深見さんにいろいろ仕込まれてんだなぁ・・・とか思いました(笑)。