東山 彰良『ファミリー・レストラン』

ファミリー・レストラン

ファミリー・レストラン

スプラッターものかサバイバルものかバトルものか、出来ればそれぜんぶごった煮だったらいいなーと思い読み出したもののなんだかよく分からん復讐もの・・・?で読み進めるのが非常に辛かった。大まかな構造はわりと早々に分かってしまうのですが、心情的に理解できないもんで描かれてる事情(会話)や過去現在問わず行われていることに全く興味がそそられないし。
それにしても過去に罪を犯した人間達がレストランに招待され(集められ)その罪を問われるってつい最近映像で見たような・・・・・・(笑)。まぁこの小説は一人を除いて例えば招待状を貰ったとかいうわけではなくこの店に集まるよう仕組まれたわけなんでその時点では拒否権を与えられていないわけですが、得体の知れない『招待』には応じないのが正解だよなと思います(笑)。