『それでも、生きてゆく』第9話

文哉はなんでこんな殺人マシーンになっちゃったかなぁ・・・。洋貴とともに帰ってきた双葉を2階の窓からじっと見てたり、親父ちゃんと働いてんの?だの晩御飯なに?だの聞いたり、走るの超早かったり(笑)、ここまでモンスターとして描く必要あんのかな。ていうか当初からこんな存在にするつもりだったのかと。でも文哉の何がヤバイってあのまさに魂なんて一切感じられないガラス玉のような、爬虫類のような目なわけで、そんな目を演技として見せることができる若手俳優がそうそういるわけないからかざぽんがキャスティングされた理由はそこにあるのかもしれないよな・・・とも思うわけで、だとしたらこれは規定路線ということになるのかなぁ。
洋貴がどうせ責任能力がないから数年で出てくると言ってたけど、ここまでイッちゃってると確かにそうかもと思えるわけでさ、文哉の「殺された方は死んでおしまいだけど、殺したほうはずっと生きていかなければならない」という発言と合わせて考えるに文哉はもう死ぬしかないだろうけど、さすがにヒロインである双葉に兄を殺させはしないと思うんで、落としどころとしては・・・文哉は母親が目の前で自殺したと思っているけど、実は母親は父親(時任)の傲慢さ横暴さ+育児ノイローゼで苦しんでいて(それプラス風吹ジュンと不倫してたかも)、文哉の言う『夜』ついに「あんたなんて生まれてこなければよかったのに」と文哉の首をしめて殺そうとしたと。で、文哉が抵抗して胸を突いたところ、勢いでベランダから転落してしまったってのが母親の死の真相で、それを思い出した文哉は崖から飛び降りる・・・とかそんなとこかなぁ。それで誰かが救われるとは思わないけど、文哉をどうにかしないと物語としては終われないもんねぇ。
つーか警察はまず三崎家を押さえとけよと。文哉のみならず三崎家の家族全員にまんまと逃げられてんじゃねーか。
ていうかものすごくどうでもいいことではあるんだけど、時任も風吹ジュンも50代設定だよねぇ?。職を選んでないってことではあるにしても、このご時勢よくもこれだけポンポン仕事が見つかるなと。この鬱(ネタ)ドラマの中でそこだけは救いってか希望が持てる展開だと思う。これで仕事なかったら死ぬしかないもんね。