千秋楽はとてもいい雰囲気で終えたのになにやらその後にひと騒動あったらしく(実際にその場にいたわけではないのでそれについて言及するのは控えますが、この舞台(企画)にはマトモな“大人”は関わっていないんですかね^^)、幸せだった気持ちが削がれてしまって感想書く気がイマイチ起こらなかったのですが、わたしのための双璧の記録として一口感想を残しておこうと思います。
ガウチのミッターマイヤーはひたすら凛々しく、東山さんのロイエンタールはひたすら色っぽく、立ち居振る舞いはキリリとしていて言動は熱いのに顔は涼しげなみったんで、バーで呑んでる後ろ姿ですら尋常じゃない色気がダダ漏れしシニカルかつキレ者オーラびんびんな前髪ハラリのロイは髪から汗がしたたるほどボッタボタで、なにからなにまで対照的な二人なのにニコイチ感溢れまくりってなにこのリアル双璧。一応W主演扱いですが実際のところはガウチみったんの初座長作品として作られていたようで、東山さんは一歩下がって可愛い後輩であるガウチを立てそして支えてくれていたようでして、そういう実際の関係性も含めてほんとリアル双璧でした。
てかまさにしたたり落ちるという表現がピッタリなほど東山さんの汗が尋常じゃない量だったんだけど、前楽のホステスたちとの愛欲ダンスタイム(笑)で椅子から落ちたり楽の白兵戦で何もないところで尻餅ついてたりもしてたし見えるよりもはるかにキツイ舞台だったんだろうなー。基本衣装暑そう+動き難そうだしね。でもガウチはおでこあたりにうっすら汗浮かべてるぐらいでそうでもないんだよなぁ・・・とか思ってたんだけど、みったんの見せ場である手錠プレイ(笑)シーンの胸元はヤーーーーーーバかった!!!。結構広く胸元が開いてるんだけど、V字に開いた胸元から見える肌にじわじわと肌全体から汗が染み出ててしっとりと濡れたような感じなの。もんのすごく綺麗な胸元で、つーかガウチ色白くなった?。
そんなガウチに東山さんが
「ミッターマイヤー、必ず何とかする。だから短気を起こすなよ」
と『膝をついた状態』で『小声で』でも『強く言い聞かせ』、
それに対して
「ロイエンタール、あまり無理はしないでくれ」
とガウチが答えるシーンはデロデロだよね。そんで「女と勝利は呼びもせんのに向こうから俺に擦り寄ってくる(だから心配するな)」とニヤリ笑って言いつつもらしからぬダッシュwでラインハルトに会いにいったロイはみったんがフレーゲルに甚振られてる(楽のこの場面、ガウチみったんの殴られ転がりっぷりが凄まじい気迫だったわー)ところへタイミングよく現れるんだけどね、そしたらみったんは「女だったら抱かれたくなる登場の仕方だな」って言うのね。デロデロだよねええええええええええええええええええええ!!!!!。もちろん一番素晴らしいのは双璧による殴り愛なんだけどさ、殴り合いが“動”だとするとこの牢獄のなんていうの?鉄棒?越しに想いを伝え合う双璧は“静”というかね、いやー双璧って最高ですね!!(満面の笑みで)。
殴られたロイが「俺の顔に拳を入れたのはお前が初めてだ」って言いながら口元をグイっと拭うんだけど、それが漫画的すぎてやばい。そんでひとしきり上になり下になり愛を確かめ合ったところで(まちがってないってば!w)ロイは「卿と艦を並べてみたくなった」って言うのね。その言葉を受けて2幕のカプチェランカ白兵戦で無事にこの局面を乗り越えられたら何がしたい?とロイに聞かれたみったんは「(妻との新婚旅行よりも)卿と艦を並べて銀河を駆け巡りたい」って言うのよーう。双璧って、双璧って最高だよね!!!(泣きながら)。
つーかこの場面でロイエンタールさんったら「死ぬ時は女に刺されて死ぬもんだとばかり思ってたが」とかさりげなくすごいこと言っててときめくっつの!!w。
そうそう!!ロイエンタールさんのすごいセリフと言えばこれですよ!!。
後フェザーンで前日抱いた女(ドーラ)があなたのことばかり考えていたら昨日は聞いてくれなかった名前を今このタイミングで聞いてくれたうれしいだのなんだのってペラペラ捲くし立てたところで
『よく喋る女だ。声は抱かれてる時にだせ』
あひゃー(笑)。
誘われてドーラと踊るみったんはとても紳士的で爽やかで凛々しいんだけど、ロイは手首を掴んでグイっと引き寄せたり身体をぐりんと回したり乱暴で強引な感じなのね(だけど絶対に落としはしない安定感はあるんです!!)。そしてドーラの下腹部に顔をうずめたり、ホステスの身体を股間から首すじまで撫でたりするのね。間違いないよね(笑)。
でもみったんも負けてなくて!結婚式の最中にカプチェランカ行きの辞令を受けたみったんは「貴方の帰りをお待ちしております」と健気に言う妻となったエヴァをそっと抱きしめながら頭をポンポンっと優しく叩くのね。超優しく!!!。これ異様に漲った。超みったんっぽいの!!。
だからそんなエロカッコよすぎる二人に対して「あなたたち二人を合わせたら私の恋人にそっくりよ」ってのが何度聞いても理解不能(笑)。そんな男がアッカーマンごときにハメられるとは到底思えない。美化ってか盲目にもほどがあんだろ(笑)。双璧が双璧となるキッカケが女の「もう気が付いてると思うけど、あなたたちはとっても気が合うと思うの」の一言ってのも非常に不満だしー(笑)。
そして何度見てもみったんの
「今俺達の目の前で命を落とした女性に対してできることは・・・握手をすることだ(キリッ」
ってのが面白すぎてwwwww。真っ直ぐすぎるぜミッターマイヤー!!w。
そうそう、女のために決闘するのはやぶさかではありません!と豪語するドロイゼンをみったんがからかう場面ですが、千秋楽は
「でも(ドーラを巡り)中尉との決闘は避けたい・・・」
「冗談はわかるように言え」
「冗談ですっ!!!」
「怖い顔してるぞ。顎が出てる」
ってちょwwwwwそれ元からwwwwwwwww。
ていうかさー、2幕冒頭はみったんとエヴァの結婚式から始まるんだけど、1幕ではエヴァの登場シーンは一度もないのでその前フリとミッターマイヤーが愛する女性がどういう人なのかってことをドロイゼンが「中尉には栗色の毛で燕のように軽やかな女性がいらっしゃいますもんね」とセリフで説明するんだけどさ、みったんってばしょっちゅう自慢してるんだろうなーとw。ドロイゼン的にはもう耳タコ状態なんですね、わかります(笑)って感じだったもんw。
だがしかしそれはロイエンタールと出会うまでだ!!。ロイエンタールと出会い双璧となった今ではロイエンタール>>>>>>>超えられない壁>>>エヴァなんですよねー!(笑)。
あ、そうだ、初回ではバラバラだったOPの双璧ダンスはやっぱり揃える演出だったようで早々に修正されて楽ではビシビシ揃いまくってました。
千秋楽のカテコはカラーテープが降ってきたんだけど(銀テのが銀英伝っぽくてよかったんじゃね?w)、何本かが天井にひっかかり垂れ下がっててそれが東山さんに絡まっちゃってw、カッコつけながら振りほどいてましたw。そんなんでもカッコイイ東山さん。ていうかパーンてテープが飛び出て瞬間素の笑顔になっててさー、これがまた死ぬほど素敵なんだ。この人は一体いくつ顔を持っているのかと。
で、土曜あたりから ガウチが握手の手を出す→東山さんがその手を握ろうとした瞬間手を引っ込めるガウチ→空振りしてずっこける東山さん ってのをやってたんだけど、楽ではまずガウチが手を出す→デヘヘと笑い合う二人→今度は同時に手を出してしっかり握手→ガッツリ抱擁→手を繋いで(繋いだまんま)はける・・・・・・ってほんとにお前らわかりすぎだろ・・・・・・。
トリプルカテコではこそこそと挨拶の相談をした後、まずはガウチからご挨拶。
「初主演ということだったんですが、頼りになる大先輩がいつも横に居てくれたんで、僕は何もせず、一生懸命頑張るだけでした」と。んでなんか言ったんだけどおもきし噛んでw、東山さんが背後から「噛んでるしw」というと「今日も噛みましたけど!」で大拍手が起きてw「そこ拍手すんな(笑)」と。
その後もペラペラ喋り続けるガウチに東山さんがエア腕時計を確認しながらどれだけ喋るつもりなのかと無言で訴えると「まだあと10分ぐらい喋りますけど」と真顔でwww。それ聞いてじゃあ一旦はけるわと無言で本当に舞台から去る東山さんw。構わず話続けるガウチw。
で「地方から来てくれた人もたくさんいらっしゃって、近所から来てくれた人もね。このご時勢(客「ご時勢てwwwww」)舞台を見にくるということがどれだけ大変なのか了解してるつもりです。そこまでしてくれた皆さんに少しでも何かを感じてもらうために僕らはこう(身体から何かを放出するジェスチャー)こうね、プッシュ!!するだけなんで、ちょっとでもこのエンターテイメントという時間を楽しんでもらえるようにこれからも精進していきますんで、応援よろしくお願いします」といったことを結構長く喋ってましたw。
てかこれスタオベの流れだったんで客は立ちっぱ状態でw、途中真顔で「なぜわたしはガウチの話を立って聞かされているのだろうか・・・?」と思った(笑)。
で、「じゃあ東山さんお願いします」ってなことで東山さんが再び登場すると会場大拍手→タモさんのあれで最後は敬礼ポーズ!!!
「もう(マサが全部言ったんで)言うことは特にないです。短い公演期間でしたが、成功・・・したのかな?(拍手)次はオーベルシュタイン編が決まってるんで、(双璧二人で)手を繋いで見に行きたいと思います」とw。
で、再度他のキャストを呼び込み全員で手を繋いで挨拶し、残った二人は再度握手を交わしながらじっと見つめあったかと思ったら、ガウチにキッスしようとする東山さんwwwww。何これいつも酔っ払ってこんなことやってんの?w。
おもきし素の顔になって笑いながらおでこペチペチ叩くガウチもえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ><
で、ガウチが最後の最後にまず舞台に向かって一礼し、そして客席に向かって一礼して終了でした。
初回感想で“ガウチがみったんで東山さんがロイで、双璧が双璧で俺幸せ”と書きましたが、まさかこの二人による「踊る双璧編」なんてものが見られるとは思ってもみなかったんで本当に幸せな時間でした。ガウチの初座長をマジリスペクト!な東山さんが支えてくれたとかオタ冥利に尽きます。
初座長を無事(映画まで含めると最後はまぁ・・・アレだったけど)に務め上げた自信を胸に、次は長年の夢であるステージに挑むわけですね!!。くっはタマラン!!!!!(床バン)。