『海賊戦隊 ゴーカイジャー』第6話「一番大事なもの」

ルカメイン回のつもりでいたのに蓋開けたらおもいっきり高木渉回でした(笑)。
あのインサーンお姉様ですら気付かないほど姿だけでなく気配すら消せるというそのステルス能力を駆使して世界一のセキュリティを突破するのかと思いきや、金のなる木奪取においてもゴーカイジャーとの戦いにおいてもその能力一切使わないってどういうことwww。透明なだけで赤外線はアナログかつ肉体的な方法でもって突破してるし(道具使わずとも赤外線が見えてるっぽいことと身軽さは大したもんだったけどw)、金のなる木を強引に奪おうとして屋敷ごと燃やす→目的も燃やしちゃいました☆って凄まじすぎるwww。こんなんが行動隊長とかやっぱザンギャックってわたしが思ってるよりも相当アレな帝国っぽいな(笑)。そして冷静沈着できる男だとばかり思ってたバリゾーグさん株も急降下・・・。
まぁね、屋敷に潜入するためにステルス化したけどふっつーーーーーにトラックに轢かれてた時点でアレ?とは思ったけどね(笑)。
つーか何が一番すごいって、この行動隊長の能力をゴーカイジャーは全く知らずに戦ってたってことよな(笑)。ステルス設定全く意味ねえええええええええええええええええええ!!!。
そのせいなのかなんなのかw、消火活動にゴーゴーファイブカーレンジャーで高速移動とルカのゴーカイチェンジが理に適ってて、初めてゴーカイチェンジの“良さ”が見えた(カーレンへのゴーカイチェンジは「クァアアアアアアアアアアア〜〜〜〜〜〜レンジャーー!」ってな具合に巻きに巻いてくれると信じてたんで普通すぎてガッカリでしたがw)。ルカ抜きの4人がジャッカー電撃隊になったのも流れ的に自然だったし。
だがしかし見た目はジャッカーでも中身はマーベラス様たちなわけで、あの名乗りポーズをマーベラス様やジョーさんがやってると思うとwwwwwww。


今回は特にルカに対するマーベラス様とジョーさんそれぞれの言動が興味深かった。マーベラス様はルカを放任してるっぽいんだけど、その背後にはルカという人間に対する絶対的な信頼があるのが伝わってくる。ルカの能力とかそういうものでなく、お宝大好きなルカの人間性を信頼してるからこそルカの行動をニヤニヤ笑って眺めていられるんだよね(そんなマーベラス様の腕組みを真似っこするハカセがアホ可愛いwww)。そして一方のジョーさんは「眠れないのか?」と気遣ってあげるわけですよ。無理に話を聞こうとするのではなく話したいなら話せよってなスタンスで。ルカはジョーの「剣にこだわる理由」を、ジョーはルカの「お宝集めまくってかなえたい夢」を、お互い“その時”が来たらいつか話すだろうと分かってて、だから決して無理強いはしない。マーベラス様はそこいらへん知ってんだか分かんないけど、はっきりとは分からないまでも肌で感じてるというか、それこそそれぞれの『誇り』を無条件で信頼してるんだろうなーと。この三人の距離感は今んとこ絶妙といっていいと思う。以前ルカにゴーカイサーベルを借りたジョーが今回その借りを返すべく自分のサーベルをルカに貸し与えたのもいい意味での対等さが見えてすごくよかった。ていうかジョーさんは事前イメージではおもいっきりゾロだもんでてっきり剣バカ(笑)だと思ってたのに、さりげない気遣いが出来るゾロだなんて最強すぎんだろw。
で、ルカがお宝=お金に拘る理由らしきものが回想としてほんのちょっと描かれましたが、あれはルカの血の繋がった弟妹たちで、ルカが食料の面倒を見てたってことは両親は既になく、その理由はザンギャックに星ごと蹂躙されたから・・・とかだったりするのかな。だとしたらルカの性格からしてもっとザンギャックに敵意や憎悪を向けていいはずなんで、もともと貧しい星に生まれ育ち、周辺の子供たちの「おねえちゃん」として暮らしていたのかなぁ。でもどっちにしても貧しい暮らしをしていた時期があることは確かで、だからこそお金に執着するってのは理解できるんだけど、見た目が汚い軍手うさぎを見てゴミ箱に放ったのはよろしくないなー。あれはルカの背景にそぐわない。二本指で摘みながら「何この汚いうさぎ・・・」と顔しかめてるところへ小牧が入ってきて「汚い手で触らないでっ!」ならまだよかったんだけど、貧しさを知ってるルカには綺麗な物が溢れかえってる部屋の中でただ一つだけ汚いうさぎが存在してることに引っかかって欲しかったなーとは思った。まぁそこいらへんにルカの伸びしろがあるってことなんだろうけど。
つーか未だかつて500万の指輪を食料買出しのついでに買う戦隊があっただろうか(笑)。なにもかもゴーカイすぎるぜ!(笑)。
そうそうお金と言えばさ、金のなる木を欲しがるあたり、ザンギャックの懐具合もそこまであったかいってわけでもない・・・・・・んだろうなぁ。インサーンお姉様の開発費が帝国本部からどうやって地球侵攻の実行部隊に送られてるのかわかりませんが、与えられた遠征費(開発費含む)の中からそれなりの額が殿下の趣味に使われているであろうことは想像に難くないんでw、ザンギャック側にもいろいろと苦労があったりするんだろうなぁ(笑)。
それはそうと、小牧が持ってたCJXのクレカが欲しい(笑)。


最初のクールというか今のところは、レジェンド戦士登場回はゴーカイジャーのヒーローとしての開眼と成長を、ゴーカイ単独回は個人の掘り下げと関係性の説明及び構築をするってな描き方なのかなと理解しているのですが、それがいい感じに作品全体の流れにメリハリを与えてると思うし、どっちも面白いってすごいよなー。
そして次回はゲキ編!。もう全く面影ないかと思ってたのに予告にいたズッキーがちゃんとジャンで(バンさn・・・・・・・・・)大興奮。ていうかレジェンド回の予告は毎度毎度興奮しすぎてヤバイです(笑)。
その上東映公式の

「大丈夫です、できます(演じられます)」

には泣きそうになった。スカシアで何があってもずっとジャンでい続けたズッキーを思い出したわ。
喋り方とかどうなってんだろ。あれから数年経ってもまだゾワゾワだのワキワキだの言ってても嫌だし、だからといってジャンが普通の口調で喋れるようになってたらそれはもはやただのイケメンすぎる兄ちゃんでしかないんでそれもどうかと思うしなぁ(笑)。