NHK、電力節減へBS2放送休止…15日から5日間
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110314-OHT1T00305.htm

NHKは14日、東日本大震災に伴う電力節減に協力するため、15〜19日の午前0時〜午前5時の間、教育テレビを停波、BS2を放送休止にすると発表。地震発生後はニュースや安否情報、生活関連情報を放送していた。

すごい英断だなと思う一方で、教育とBSはずっと生活情報や安否情報を流しているわけで、むしろ両方とも続けるべきなのではないか、というか、だからクソ民放が放送自粛しろよと。
節電のニュースを読み上げている背後で全てのモニターが点いていて照明も煌々としていて、ろくでもないキャスターもどきのタレントが何度聞いたかわからないニュースに対してしたり顔でコメントしたり政府や東電やJRやらを批判していたり、スタジオにいるならばまだしもボランティアに行くなと言ってる側からお前目線の現場レポなんぞ不要です!なキャスターもどきのタレントが被災地入りし、あまつさえ現地の宿泊施設を押さえまくってると言うじゃないか。
はっきり言って、それ全部無駄だよね?。
もうね、被害がどれだけ甚大なのか、どれだけ多くの人が犠牲になったのか、それは分かりました。実感は全くないけどでも分かりましたよ。だからもうこれ以上はいいです。家族も家も全て失った人が泣き叫ぶのなんて見たくない。地震発生からのドキュメントとか、津波の爪痕とか、そんなものは見たくないんだって。そんな映像作ってる暇があるなら救われた命を見せてよ。家族に会えた人達の姿を見せてよ。
今暢気にテレビ見ていられるのは主に被災地以外の人間であってさ、節電したり節約したり募金したり献血したり、自分なりに出来ることをしようと思ってる人たちにとって、これ以上被害の大きさを知ることが果たして今後のモチベーションになるか?と思うんだよね。少なくともわたしがそう思った理由は生きていてくれた人達に対して出来ることをしたいと思ったからだし、必死で人命救助をしてる人達、原発をどうにかすべく努力してくれている人達に感謝しているからです。
酷い言い方になりますが、起こってしまったこと失われてしまったもの、そして亡くなった人達はもう戻らない。でも生き残った人が大勢いる。だからその人達のために小さくてもいいから一人ひとりが努力をする、したい、そう思っているのが現状、だと思うのね。
だから死者の数よりもまず救出された人の数を知りたいです。世界各国から日本のためにやってきてくれた人達を、世界中から送られてる応援を見せて聞かせて欲しいです。

政府は15日朝7時までに、2万5千人を救出。避難所、病院などにパン、即席ラーメンなど食料48万個、水20万本、毛布7千枚、仮設トイレ130個などをお届け。これを上回る量を現在空輸中です。被災地の停電対策に、病院などに76万キロリットルの燃料をお届けしました。

首相官邸ツイッターより。
こういうニュース聞くと俄然上がるじゃん!よっしゃもっとガンガン届けるべく経済活動頑張ろうぜえええええ!って気になるじゃん!それがこれからのモチベーションになると思う。
なんか話が逸れてきちゃったけど・・・、スポンサーがいないNHKならばできる放送休止をスポンサーが全ての民放ができるわけないってことは分かってます。電力消費も言われるまでもなく抑える努力をしてますー!そして現地の様子をありのままに伝えることこそがテレビの使命なんですー!と言うであろうこともまぁ分かってます。だったら鎮痛な表情を浮かべてありきたりなことを言うのではなく、ポジティブな放送をしてくださいよってこと。ネットなんかでは日本まだまだ捨てたもんじゃないぜー!と思わず涙ぐんでしまう話がガンガン紹介されてるけど、ネットが見られる人ばかりじゃないのよ。日本のために頑張ってくれたおじいちゃんやおばあちゃん、これから日本のために頑張ってもらわなきゃならない子供達にそういう「カッコいい日本」エピソードが伝わってないと思うのね。それを伝えるために最適な媒体ってのはやっぱテレビじゃないかなと。わたしのブログを読んでくれた人は分かるかと思いますが、わたしほんっとにテレビ好きなのね(笑)。だから大好きなテレビにはそういう存在であって欲しいなと思うわけです。