さくら心中

桜子が神保さん息子のチャラ美容師のところへ嫁に行くと決心したところまでみました。まさかタイトルの「心中」が村井国夫(桜子養父)といしのようこ(桜子実母)によるものだとは思いませんでした。てっきり自分が死ぬことで保険金が下り、だから桜子が借金のカタに人身御供なる必要はなくなるのだってな展開になるのかと思いきや、死んでも状況は何一つ変わらないってどういうこと。これじゃお父様ただ逃げただけじゃねーかw。そらかとうかずこもキレるわなw。
つーかザンキさん勝兄ちゃんがいい奴すぎて泣ける・・・・・・本当ならば自分が桜子かっ攫って駆け落ちしたいぐらいだろうに、酒蔵のことや母親のこと、そういういろんなものを全て自分が背負うからお前は比呂人と“既成事実を作ってしまえ!”だなんて・・・・・・。あの当時の100万ちょっとが現在の貨幣価値に換算するとどの程度になるのかわかりませんが、それ桜子にあげちゃったらあの酒蔵マジで終わりだと思うのよね。桜子が逃げたとなると神保さんも黙っちゃいないだろうし。
つーかその桜子ですが、この女マジで性悪すぎんだけどw。桜子は比呂人と自分は腹違いの兄妹であることを知ってるわけですよ。それなのにそのことを比呂人には「絶対に言わないで!」と兄ちゃんに頼み、その一方で比呂人にあてて『比呂人さん、好きでもない人とデートします。桜子』とかわざわざ手紙で知らせてんのw。なんだこの女w。挙句自分に気がある血の繋がってない兄ちゃんに血が繋がってる兄のことを「一生心の中で愛し続けるの」ってさー、じゃあ実の妹だと知らずに愛した女が別の男と結婚すると知らされる比呂人の気持ちはどうなるのかと。実の妹だと知れば桜子のことを諦められるかもしれないし、それどころか一気に目が醒めるかもしれないよね。俺が桜子さんに抱いていた思いは愛ではなく肉親への情だったんだ!と思うかもしれない。桜子はそこいらへんのこと絶対計算してるよなー。桜子が兄である比呂人のことを一生愛し続けるのは勝手だけど、一番肝心なことを隠した状態で比呂人にもそれを求めるのは間違ってんだろw。
てか愛した男が血の繋がった実の兄だと知っても一ミリもショック受けない桜子って・・・・・・・・・すごいよね(笑)。普通悩むと思うんだけど、私達が惹かれあったのは血が繋がっているからなんだわ!運命の相手だからなのよ!とますます電波が加速する桜子恐ろしい(笑)。