『CONTROL 犯罪心理捜査』第1話「顔は真実を隠せない!心理学でわかる事件の裏側」

知ってはいたけど松下さんデケーなおい(笑)。
ふみえさんのイメージを払拭するってかガラっと違う役を演じて「女優」としての松下奈緒をアピールするつもりなのでしょうが、まだキャリア浅いんだからいろんな役をやるべきだとは思うものの、それでもやっぱり向き不向きがあるってか・・・適当な表現が見つからないので歌舞伎用語を使いますが「仁」てものがあると思うのね。この役は松下さんに合ってなさすぎる。似たような題材のLADYのキャストに対しても全員が微妙に合ってないという印象を持ちましたが、この松下さんに比べたらLADYキャストはまだマシだわ。あの走り方で男社会でウザイだのデカイだの陰口叩かれながらも頑張ってる「女刑事」と言われても・・・。それに「熱血」設定なのでしょうが、キンキン声の一本調子で叫んでるだけで言動に人の心を動かすだけの力があるようにも見えないし・・・。
おまけに相棒ポジションを担うフジッキーはガリレオ福山とミスブレキム様とギルティタマキングのバッタもんでしかないしねぇ・・・。これこれこういう行動を取ったからやましいことがあるとかなんとかいろいろと言ってたけど、だから松下さんに母親を連れてこさせ、それが母親の供述に繋がり、結果事件解決に結びついたってなことなのでしょうが、両親が何か隠してそうだってのは泉谷が「刑事の勘」で気付いてたみたいだし、最も「行動心理学」を活かす場であるはずの取調べもその泉谷が行い見事落としちゃったために、泉谷がいればフジッキーいらないんじゃないかな?と思っちゃったもんw。“分室の開店祝い”ってんならお手並み拝見とばかりにまずはフジッキーに母親と話をさせろよと。最初は泉谷が事情聴取をするんだけど母親はなかなか落ちず、僕なら5分で落とすことができると豪語したフジッキーが行動心理学を駆使して揺さぶり見事供述を引き出すことができました・・・的な展開がこの手のドラマの初回だよなぁ、普通。勝村さんがちゃっかり自分の手柄にしてるって松下さんがブーたれてたけどさ、分かってたからと言って結局フジッキーは何もしてないに等しいわけだからそら泉谷→勝村さんの手柄で間違ってないよなw。タイトルの「CONTROL」は松下さんに掛かるというか、フジッキーが松下さんを上手いことコントロール(操縦)することでフジッキー的には間接的に事件に関わり解決に結びつけるってな話なんだろうし(あくまでも「捜査協力」であって刑事じゃないしね)、それを繰り返すことで分室の価値を認めさせていくのでしょうが、それはそうとしてもまずは初回でフジッキーの『変人だけどすごい』ってとこを見せずしてどうするのかと。
つーかこれ言ったらおしまいでしょうが、その『変人』ですら変人度で言ったら鑑識の佐藤二朗さんのが遥かに上じゃねーか(笑)。
そうだよ。二朗さんが変人心理学者でそれに振り回される熱血刑事がヨコで、松下さんとフジッキーコンビは白衣が似合うクールでドライで頭脳明晰な美人分析官に空気読まずに毒舌吐きまくりだけど腕は極上の鑑識官で、二人が微細な証拠から事件の本質をズバっと見抜き、二朗さんの推理を勝村さんたちに認めさせるべく“証拠として”補強してくれるってな設定だったらよかったのにー。


で、母親の取調べ中に突然キレたヨコはあれ親がらみのトラウマ抱えてるんですよね?暗黒化のフラグですよね!そのうちジョーカーのイケ鑑みたいに過剰に感情移入する事件が起きて暴走しちゃったりして、そんで松下さんにおもきしぶん殴られてポロポロ泣いちゃったりするんですよねっ!そんで次の週からわんこと化すんですよねっ!いやん楽しみ☆。
でもその前に早いとこ有起哉とヨコがコンビ的な感じになってくださいお願いします(欲を言えばヨコを殴るのも有起哉がいいです)。