『獣医ドリトル』第7話

え?予告にあったナイスシチュエーションのあまり卒倒寸前だった『教室の窓際の席で「鳥取病院は悪徳獣医だ」と話をするフィリップくんと太一くん』がなかったんですけど??え?カット?あれカットしちゃったの???


TBSもえろ!!!!!!!!!!


仕方ないので・・・
フィリップくんと太一くんは元はというと「獣医になるのが夢(目標)」という共通点がキッカケで親友になったんだよね!。3年の夏休みまでは毎日二人で一緒に図書館で勉強してたんだよね!。でもいよいよ受験を目前に控え合格確立判定に差が出てしまい、するとこれまでは意識していなかった獣医学会会長を父に持ち大きな動物病院の息子と両親を亡くし祖母と二人暮らしであるという身分差までも気になりだしてしまい、現在二人の間には複雑な空気が流れてしまっていると。そこへもってきて自分がちょっと気になっているお姉さんが勤める病院に偶然太一くんが関わりを持ったことを知り、ライバル心・嫉妬心から「あの病院は悪徳獣医だって噂だぜ」とついつい余計なことを吹き込んでしまったフィリップくん。だがしかしそんな自分の行為に嫌悪感を抱くフィリップくんは本当の気持ちを太一くんに伝え謝ります。すると太一くんはニヤっと笑い「あすかさんって優しくて動物好きで、素敵な人だよな。お前には負けないよ」と言うのです!。そうです二人は恋のライバルにもなったのです!。無事に関東獣医大に揃って合格した二人はなんだかんだと口実を見つけて鳥取動物病院に入り浸ります。そしてなんだかんだで手伝わされる羽目になった二人は早々にあすかへの恋心など忘れドリトル先生に心酔しまくり!。ドリトル先生の右手に腕をからませながら「ドリトル先生、ここが分からないので教えてください」とフィリップくん。ドリトル先生の左手に腕をからませながら「ドリトル先生、この症例はこの対処法でいいんですか?」と太一くん。フィリップくん「僕が先に聞いたんだからお前は後にしろよー」 太一くん「お前こそ分からないことがあるなら兄貴に聞けよー」 フィリップくん「やだよ兄さん嫌いだもん。ていうかお前ドリトル先生の手離せよー」 太一くん「お前こそ離せよー。ドリトル先生は俺の師匠なんだぞっ!」 フィリップくん「なにいってんだよドリトル先生は僕の師匠だっ!」 。ドリトル先生を挟んで空いた手でお互いを引き離そうとするフィリップくんと太一くん。ドリトル先生「お前らうるさいぞ。俺はお前らの師匠になった覚えなどない。ていうかドリトルって呼ぶな」 フィリップくん&太一くん「ごめんなさーい><ドリトル先生っ☆」 。
まで妄想した。
だがしかしドリトル先生のお相手は花菱先生と決まっているのであった。なので二人は「俺たちもドリトル先生と花菱先生みたいになれるといいな!」「俺がドリトル先生な!」「僕だろう!」「お前はどう考えても花菱先生だよ。事務所一緒だし!」
まで妄想した(笑)。


くだらない妄想はさておき。
フィリップくんと太一くんの絡みは全くもって足りませんでしたが、いろんな太一くんを見ることができたのでその点はだいまんぞく。もうね、道路の真ん中で立ちすくむまっしろのこにゃんこに駆け寄って抱き上げ即自分のマフラーでぐるぐる巻きにして抱く太一くんとかたまらんな!。思うように成績が上がらずイライラをお祖母ちゃんにぶつける太一くんも、癇癪起こしながらもそこまで強く言えないってか、本当はお祖母ちゃんもチロルも大好きで大切に想ってる優しい少年なんだなってのがちゃんと見えたし。そんでもって涙ポロリですよ!ドリトル先生に説教されて、しろこにゃんこの話がそのまんま自分に対するお祖母ちゃんの愛情であることに気付き、そういうの全部ひっくるめて「チロルの世話もできなくて、何が獣医師だ」で涙はらり!!これは問答無用でピギャるだろ!!!!!なんでこの太一くんをフィリップくんに見せないんだ!!!!!。
チロルの治療を通じてお祖母ちゃんと孫の関係を治し、しろこにゃんこ「チビちゃん」の治療を通じてあすかに本気で動物の命に向き合う覚悟があるのか問い答えを出させ、ついでに太一くんの目も覚まさせてやるドリトル先生の手腕は相変わらずパネエ!の一言ですが、ただちょっと・・・・・・・・・フィラリアの手術で120万は気になった。フィラリアの手術は難しいらしいしチロルはかなり悪化してたから難易度は更に上がるだろうけど、でもそこまで珍しいものではないしドリトル先生でなければ出来ないってものでもないと思う。確かに既にフィラリアに罹ってしまっているのに予防薬を飲ませた飼い主の“無知”は責められても仕方ないし、そもそもフィラリアの薬飲ませてなかったんかい祖母ちゃん!ではあったけど、でも溺愛バカ飼い主ってわけじゃないし、ドリトル先生でなければ出来ない難手術というわけでもないし、となると120万の請求はやりすぎなのでは・・・?とほんのちょっぴり引っかかってしまいました。たまには“普通の請求額”の回があってもいいんじゃないかなーと。お祖母ちゃんにはフィラリア手術の相場にあった治療費を請求し、太一くんにしろこにゃんこの治療費と経費で100万請求し「獣医になればそれぐらい余裕で返せるだろ」と言うとかさ(そう言ってニヤリと笑うドリトル先生に「一生付いていきます、師匠!」と涙目を輝かせる太一くん)(どうしてもドリトル先生と太一くんを師弟関係にしたいらしいw)、そういうことがあってもいい気がちょっとしました。請求額を言うだけ言って実際に祖母が120万持ってきたらそこから経費だけ引いて残りを「獣医学部は学費高いぞ」なんつって返してる可能性はドリトル先生ツンデレっぷりを見る限り充分ありえるとは思いますが(笑)。
つーかあすかにちゃんとした手術着買ってあげるのはまだしもあのタイミングであのあげ方ってマジでどんだけツンデレなんすかドリトル先生!。ひどい!ひどいよアレは(笑)。


そしてメインです。ヒロイン花菱先生です。あすかにはツン9割デレ1割なのに、ヒロインに対してはデレ全開のドリトル先生クソもえる!!w。「抗生物質を譲ってもらいに」という言い訳を用意し花菱先生の様子を確かめに行き、花菱先生の講演をわざわざ聞きに行き、花菱先生の思い出話に付き合ってやり、こっそりルミに花菱先生のこと聞き、そして土門会長に対し “報道陣の前で”「花菱を責める資格があるのか」と挑発することで花菱先生を守ろうとするだなんて、わたしは治療以外でこれほどアクティブに動くドリトル先生を初めて見たわよ!。それもこれもヒロインを守るためなんですよね!あすかどころか飼い主(客)に対しても傍若無人全開のくせに、花菱先生に対しては「オペができなくても、お前は一流の内科診療医だ」などと真顔で言ってあげるんですよね!どんだけだよ!!w。
花菱先生も花菱先生でさ、ドリトル先生があすかに言う言葉の本当の意味ってか、キツイ言葉の奥にあるドリトル先生の想いがちゃんと分かってんだよねえ・・・。なにこいつら(笑)。


ラスト2回はいよいよ土門家の話かー。土門会長・長男・フィリップくんそれぞれがドリトル先生にどう治療されるのかとても楽しみではあるけれど、バルザックが・・・・・・・・・バルザック死んじゃやだ><。