『モリのアサガオ』第7話

いろいろと言いたいことはあるんだけど、まずはこれを言わねば。
柄本っちゃんとぬっくんがDVD告知する連続ドラマがいまだかつてあっただろうか、いやない!。
二人の告知・・・・・・・・・すごい絵面だったわぁ(笑)。


で、眞島さんと同級生に見せるべくヅラ被って若作り(笑)して頑張った柄本っちゃんは過去回想シーンの悲惨さを身体張って薄めてくれたという意味でアリだと思いますが、えーっと・・・及川が山本に似て・・・る・・・・・・だと・・・・・・・・・?????
ねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええよ!!!
「似てる」ってのは真面目なところ(中身)ってことかもだけど、回想シーンと深堀の元妻の話の中での山本しか見てないとは言え山本の誠実さとか真面目さとか思いやりだとかって、及川のそれとは種類も質も違うと思う。それがいいか悪いかは別として、命を救ってくれたからといって死刑確実な罪を被るなんてことが及川にできるとは思えない。及川は「彼女とお腹の中の子供のことは僕に任せて」とか言いそうだもん。それに及川は山本の子供ではあるけど及川夫妻に愛されまくって育ってきてるわけじゃん?「顔」はそれこそ遺伝子の問題だから遺伝子レベルでの「親」に似るだろうけど性格や性根は「育ての親」の影響を受けるってか、似るもんだと思うんだよな。つまり及川と山本が似てるってことにわたしは一切納得がいきませんっ!!。なんで眞島さんのあの端正な殺し屋顔からあんなサル顔が作られるのよありえなさすぎんだろ。あともっと言っちゃうと赤子が美形すぎてこの赤子がなにがどうなって及川になった・・・と思いました(笑)。


つーかさぁ、もういつものことだから気にすんなーって言われたらそれまでなんだけどさぁ、自分が養子であることを知ってしまい、しかも父親が死刑囚で執行済みだってんでショック受けまくりなのはわかるけどさ、だからと言って「仕事中に」「死刑囚相手に」「(僕の父親は)人を殺した最低の人間だっ!」と愚痴るってなんなの・・・・・・。あんたの目の前にいる憧れの渡瀬さんも「人殺しの死刑囚」ですけど?ってなもんじゃん。相変わらず勝手に独房に上がりこみ首絞められてるしさー。今某えびの人が“人を怒らせる天才だ”とか言われて話題になってますが、及川の怒らせっぷりってか地雷スイッチ押しまくり体質もなかなかのものよね・・・・・・。

あと気になったのは山本の恋人(及川の実母)はなんで仕事辞めなかったのだろうかということ。恋人を好きなようにするために(それはつまり職場で襲うためにということですよね・・・社長鬼畜すぎる・・・)邪魔な社員をクビにしたとか言ってたってことは、事件の前からたびたびセクハラ行為を受けてたんだろうに。同じ職場に恋人がいるわけだから辞めるとなるとセクハラ受け続けてたことを知られてしまうから・・・ってことはあるかもだけど、でもあの時点で妊娠してるわけじゃん?。それ以前にセクハラの件を抜きにしても山本の性格からして妊娠が分かった時点でビシっと籍入れて自分の妻になって身体を大切にしろって言いそうなもんだけどなー。ってそれを言ったら真面目で誠実な男がデキ婚ですかーってな話だけど。
・・・ってあれ?鶯谷事件当時山本と恋人は「結婚」はしてなかったんだよね?。それなのに及川の戸籍に二人の名前が記されてたってことは、逮捕後に結婚したってことだよね?。子供がいなけりゃ「妻」として山本を支えたいと結婚したんだろうなーと思えるけど、子供がいるわけじゃん。死刑囚の子供として育てるよりも母子家庭として育てるほうがいいとは考えなかったのだろうか。だってもし結婚せずに母親の名前しか戸籍に記されてなければ実の母親は及川を産んですぐなくなった→及川夫婦に引き取られたってことで理由としてはすんなり納得できるよね?そこに父親の名前があったから及川はどんな父親か知りたいと考えたわけだよね?。うーん・・・・・・ちょっと「衝撃の及川出生の秘密!」のための展開が過ぎるような・・・。
まぁどんな事情であれ「大量殺人」を被るって時点で山本絶対普通じゃないし、その結果助けた(恩返しした)はずの深堀は結局死刑囚になったわけだから人を見る目がないってか・・・話の全ての局面でちょっとずつズレてるような気持ち悪さを感じましたが、それでもしっかりと引力があったのは眞島さんの熱演があったからだと思います。あんな大声で叫ぶ眞島さんとか珍しいし、なによりも息子に向け手紙を書く姿とそれを読む声音がまさに「凛としてる」って感じで、それだけで見られちゃった・・・ってな感じでした。


てかさ、前回は冤罪、今回は犯人の口裏あわせにまんまと騙されたってさぁ・・・日本の司法組織大丈夫かと。