『仮面ライダーオーズ/OOO』第12話「ウナギと世界と重力コンボ」

後藤さんデレるの巻。
終わってみれば今回の前後編は鴻上会長のお言葉じゃないけど『世界を守るためにウダウダ言ってないで今自分が出来ることをやる』と自覚した新しい後藤さんのお誕生日エピだったわけですね!。おめでとう後藤さん!これからもどうぞよろしく(はぁと)。
で、サラっとここまで引っ張ってきた「オーズが映司でなければならない理由」が明かされたわけですが、『オーズになれるのは封印を解いた人間だけだ』とか言われても・・・そ、そうなんだーへーとかしか思えんぞ。わたしの記憶の中の初変身は確か石状のオーズのベルトを持ってたアンクが「仕方ないから」映司の腹の上に置いたら石化が解けてオーズになりましたってな流れだったんだけど、石状のベルトは誰の腹の上でも解けるのではなく「映司だから」解けたってことなのか?。『欲望』がこのメダル争奪戦の最重要事項なわけだから、欲望ありまくりの人(例えば後藤さんとかね・・・)の腹の上に乗っけても石化は解けないってことだったりするのか、そこいらへんがまだハッキリしないからなぁ。つーかなんでこれ(封印の話)を人の命よりもメダルを優先しない云々と確認しあった時に言わなかったのかなぁ。アンクちゃんのことだから『映司しか変身できない』となると俄然映司の方が立場が上になると思って黙ってた・・・とか?w。
あとはまぁ、オーズという圧倒的な力を目にし、世界を救いたい欲がMAXに達したところで「オーズになれるのは映司だけ」と知らされた後藤さんがどっちに転ぶか、ってのを見せるためにここまで引っ張ったってこともあるのかなぁ。
一応後藤さんは映司と自分の違いに“自ら気付いた”ってことでいいのかな?。後藤さんとゲストの筑波さんをシンクロさせるのは展開としてはアリだと思うけど、筑波さんは“頑張ってるのにその頑張りを認めてもらえないから”欲望を抱いたのかと思いきや、まさかまさかの嘘ブログには驚いた。旅行にすら行ってないんじゃ「書ける」はずも「喋れる」はずもねーだろ。それでよく「俺の方が面白い」とか言うなぁ・・・ってちょっと引いたもん。こら相当な欲望よね・・・。こんなヤツに目をつけるだなんて虫頭のくせにウヴァさんやるなw。
てかヤミーが奪ってきたのは書く才能や喋る才能そのものだと思ってるんだけど、才能を使って伝えるべき「経験」がないんじゃどうしようもなくね?。だからこそ映司に「お前の体験談を俺にくれ」などと恥ずかしげもなく頼みにきたんだろうけどさ、それにしたって才能奪った人達のポジションを筑波さんが取って変わるまで・・・ある程度の日数(場数)は必要だよねぇ?新聞に載るぐらいだし。その間喋ってた「内容」は全部「捏造体験」だったってことでしょう?。それ自体に奪った才能は影響を及ぼしてないんだろうから「嘘をひねり出す才能」は少なからずあった、ってなことなのでしょうが・・・そんなヤツと後藤さんを一緒に語られるのはちょっと不愉快でした。
だって後藤さんと筑波さんは違くね?。映司と比較したら後藤さんも筑波さんも同レベルなんだろうけど、後藤さんは後藤さんなりに必死で努力してる(つもり)だったと思うのよ。エリート警察官の身分を棄てて民間企業に入ったこともそうだし、そこでライドベンダー隊を率いて活動してたわけだし(初回で全滅させられるまではそれなりに活動してたんですよね?)、バイク便扱いにも耐えてたしね、少なくとも後藤さんは「何もしてないのに成功した人を羨み憎んでた」ってことはないと思う。まぁ筑波さんが比奈ちゃんに話したことを背後で盗み聞きして勝手に共感しまくったのは後藤さん本人なわけだから、後藤さんがこの人と俺は同じだ・・・と思ったんならそれでいいけどさー。
でも「後藤が誤ってオーズを撃ってしまった!!!」は多分違うよねw。あの人たぶん「誤って」ないと思うwwwww。しかも謹慎中なのにバズーカもってそこいらをウロウロすんなw。どんだけやる気やねんとw。そんなことだからウヴァさんだかガメルたんだかにぶん投げられるんだってw。
てかこれかなりの勢いで壁に激突させられてたし、その後ぶっ倒れたままだったもんでマジでヤバイかと思ったわー。それ以前に蝶ヤミーにボコられまくって綺麗なお顔に絆創膏貼ってたし。これだけボロボロになりながらも立ち上がって映司に手を差し伸べることができて(アバンで映司の手を振り払ってたことを思うと、ほんと大した進歩だよ後藤さん・・・泣ける・・・)、地球を守るという決意は全く揺るがない後藤さんはとてもかっこいいとおもいます。正直デレんの早過ぎだと思ったし、後藤さんの手を握って「俺、後藤さんのこと嫌いじゃないですよ」と映司が告白したってのにさほど萌えなかったけど。それよりも蛇こわいー><ってわめく映司に「バカ!それはウナギだ!」って言う後藤さんの方が断然モエたけど。後藤さんに「バカッ!」といわれたい。
つーか「今できることをやる!」ってのを最も体現してみせたのは女性タレントの男性マネージャーでしたw。目の前に突如あんな造詣の怪人が現われたら失神したっておかしくないと思うのに、タレントを両手広げて庇うとかまさにマネージャーの鏡!男の中の男!!。だってそのタレントさん、マネージャーより間違いなく強いのにw。
あー!大事なことを忘れてました!!。予告で「新しい後藤君の誕生だよ!おめでとうっ!」と仰る鴻上会長がどんなシチュエーションかと思ったら、怒りに打ち震えながらの発言だとは思ってもみなかったわー。そしてその直後のメインイベント、イケメンの顔に生クリームぶっかけとか誰の趣味よwwwww。どうも君嶋くんのライダーに賭ける意気込みが見えないもんで(意気込んでないとは思わないけど)、こんな扱いだとは思わなかった・・・と出社拒否するんじゃないかと若干心配です・・・。てか始まる前はパンツ以外は無頓着(着の身着のまま)ってな設定だったはずの映司が毎週オサレ・・・・・・・・・・・・とは思わないけど頻繁に衣装チェンジしてるのに対し(今回なんてサルエルパンツ履いてましたからね・・・)、オサレ番長の君嶋くんがずーっと同じ格好ってのもどうなん?と思わなくもないし・・・・・・(ファイナルイベでこの格好の君嶋くんみたらカッコよすぎてわたしぶっ倒れそうな気がする・・・)。
なーんて心配してたら次週パジャマ姿の後藤さんクルーーーーーーーーーーーーー!?アンクちゃんも包帯巻いてたけど後藤さんもいたよね!?あれ後藤さんだよね!?ギャー!。