『獣医ドリトル』第3話

だからさー、ドリトル先生と花菱先生が一緒に病院やればいいんだってば。まー今でもほぼ提携状態だから一緒にやってるようなもんだけどさ。土門病院経由で預かったハムなわけだから土門病院に連れて行けばいいものの迷わず花菱先生の病院に連れてったドリトル先生にはニヤニヤしてしまったわけですが、「お前は自分の病院に帰れ。オペ以外の診療では僕の方が優秀だからな(ニヤリ)」「ま、今日のところはそういうことにしといてやるか」とかなんとか言い合う花菱先生とドリトル先生にはなんか噴き出た(笑)。
そしてそして少女&ころんころんの捨て仔犬(柴!!)相手に30万用意しろとか鬼すぎる!!!と思ったら、親の説得+あすかの成長を見越した上での30万発言に参考書だっただなんて、ドリトル先生が出来る男すぎてツライっ><。ていうか東大医学部とかなんじゃそりゃあああああああああ!。初回こそ白衣眼鏡に萌えられないとか納得イカン!と憤慨したもんですが、今じゃすっかり花菱×ドリトルラブですラブ!。
で、ドリトル先生はなにやら父親との確執を抱えているようですが、それが現在のあのザ・ツンデレ!!を形成する大きな要因になったであろうことは想像に難くないし、そういう背景がありながらも結局はあすかが気付き始めたように「厳しいけど実は優しい」で間違いないだろうけど、ナリ様花菱先生がどうも気になるってか・・・あの人裏があるのかないのかどっちなんだ?。土門病院関係者は明らかに花菱病院を敵視してるわけで、それ花菱先生は分かってんのかなー。土門先生が提唱する分業して治療にあたる動物医療の総合診療センターであれば内科医として“オペすることなく”思う存分やれると思って早速土門先生に挨拶かましたってのは分かるんだけど、分からないのはそこに思惑とか打算があるのかないのかってことなのよねぇ。内科診療のスペシャリストとは言え裏を返せば外科としての腕はないに等しいわけだから、内科診療だけをやればいい環境で働くことを望むって時点で打算ありまくりなんだけどさw、花菱先生自身はそう思ってないってか、ただひたすら純粋に動物医療に貢献したいと考えてるだけなのか、実はなんか企んでるのか、そこが分からない。だって演じてるのがナリ様なんですものw。
土門先生が本格的に絡み始めた途端、人間関係が俄然面白くなってきたなー。「動物医療の分業化推進」で土門先生と花菱先生が、「医療はビジネス」で土門先生とドリトル先生が、それぞれ意見が一致してるように見えるのに、だからって簡単に手を組むことにはならなくて、恐らくそこに富沢教授の存在も少なからず影響している。うん、面白い。ドリトル先生は分業化ってか「総合診療」についてはどう思ってるんだろうなぁ。ひとりでなんでも出来ちゃうしそのほうが気楽だからってんで反対・・・というよりどーでもいいって感じかなぁ。


で、例の怪しい人影ですが、一連の動物虐待と鳥取病院に忍び込みICUのコード切ったのってそれぞれ違う人・・・って気がする。動物虐待の犯人は鬱屈抱えまくってそうな土門兄がストレス発散でやったことで、ICUのコード切ったのは実は父親に敵愾心を抱いてる土門弟かなーと。手際よく替え玉を用意してたぐらいだからコード切断は兄の仕業かなとも思ったんだけど、忍び込む時点で兄はドリトル先生に顔バレしてるわけじゃん?見つかったら当然父親に知られるわけで、あの兄がそんな危険を犯す度胸あるかなーって気がするんだよなぁ。ドリトル先生が治せない→自分が替え玉用意してたおかげでなんとかセーフで父親に褒められウハウハってな展開を見越して小細工するってのはまぁ花菱病院に仕掛けた姑息な手段を思えばやりそうではあるんだけど、自分が認められたいという想いと父親の夢である総合動物医療センター計画に支障がでるかもしれないリスクを秤にかけたらやっぱりそこまでする度胸はないような気がするんだよなー。それよりも弟のフィリップくんが実は父親のやり方に不満を抱き父親のような獣医にはなりたくないと思ってて、父親の計画を邪魔するためにしでかした・・・って方があり得そうな気がする。大臣のハムの容態が急変したと聞いて慌てて病院へ向かう兄と父を見る目に心配ではなく嫌悪とか蔑みとかが浮かんでるように見えたんだよね。
だとしたら土門家ドロドロすぎるってな話なんだけどw。