『薄桜鬼 新選組炎舞録』@天王洲 銀河劇場

大好きなキャストが大勢いるものの公開されたビジュアルがあまりにもアレだったせいで(特に鬼)とりあえずそこそこ楽しめればいいかなーぐらいの気持ちでいましたが、アニメと関連商品(声方面)のみでファンを名乗るのはおこがましいとは思いますが薄桜鬼という作品好きとしても、キャスト目当てとしても、非常に悶えまくりの舞台でした。楽しかったー。


以下、内容に触れています。そしていつものことですが、長いです↓↓↓




あらすじとしては、
壬生浪士隊が幕府より新選組の名と羽織を貰う→鬼となった隊士の討伐を千鶴に見られる→千鶴を捕まえにきた鬼と最初の戦い→山南さん羅刹化→池田屋事件→平助&総司羅刹化→新八&左之さん脱藩→歳さん&一くんに後を託し局長お縄に→千鶴を守り源さん斬られる→土方さんがちー様にめった斬りされる→千鶴を連れて行くちー様→土方さん羅刹化
ここまでが1幕で、2幕はなぜかいきなり全員洋装に変わり(笑)
千鶴の生い立ちが明かされる(思い出す)→鬼につく山南さんと平助→山南さん鬼を裏切り新政府の犬となる→山南さんよりも千鶴を取る平助→ちー様にはもうついていけないと逆らった天霧がちー様の手によって殺される→千鶴を守って綱道に銀の弾を打ち込まれた平助死亡→一くんを押しのけ羅刹化した総司とちー様の戦い→なんか友情が芽生えてるっぽい不知火と左之さん→なんとなく共闘しちゃう不知火と左之さんとあと新八→総司対ちー様に羅刹化土方さん乱入→土方さんの胸に抱かれながら息絶える総司→ちー様対土方さん→新政府軍がすぐそこまで迫っているため一旦休戦→土方さんは虫の息→土方さん千鶴を吸血→しばらくの後→ちー様が土方さんに「お前に名前をつけてやる。『薄桜鬼』だ」→時間ないからチャッチャと勝負つけようぜ!と再び刀を合わす土方さんとちー様・・・を見守る千鶴
とまぁこんな感じ。


そもそも「鬼」とはなんぞや?って説明が明確にはなされないので薄桜鬼という作品に触れたことがない人はちんぷんかんぷんだったのではないだろうか。わたし幕間で太一マダムに結構な質問攻めにあったぐらいだしw。「おちみず」とかいう液体を飲むと髪が白くなり鬼に近い存在になるってことはなんとなくわかるだろうけど、その鬼がそこまで圧倒的な力があるようには見えないし、ていうか「羅刹」てなんだよ!って感じよね、きっとw。
事前に演出のキタムラさんが「原作とは違うオリジナル作品」とはっきり仰っていたのを目にしていたので、おそらくキャラ造詣や設定だけ残してあとは全部壊しちゃうんだろうなと覚悟していたのですが、思ったよりもまとまってたし、原作の世界観の枠内で作られてたと思った。とはいえ間違いなく説明不足だし暗転は多いしまるでダイジェストのごとき展開で、原作ではしっかりと描かれている各人の想いや隊士同士の関係性なんかはほとんど描かれないもんで『物語』そのものには不満がありますが(原作一番人気の一くんの扱いとかね!)(左之さんに許婚がいる発言とかね!許婚の名前なんて知りたくねーよバーカバーカ!)、土方ルートに焦点をしぼったことでとても見やすい作りになってました。
でも左之さんがああまで反発する理由である土方さんによる羅刹化推進は簡単に描かれすぎ。近藤さんの反対を押し切ってまでも羅刹化を強行した理由はちゃんと描いて欲しかった。原作のイメージだと新八や平助がギャーギャー言うのに対し心の中では同意してても土方さんの気持ちも分かるぜって言ってあげるのが左之さんだと思うのに、この舞台の左之さんは最初から誰よりも土方さんに反感を抱いているというか、納得いかない想いを抱えてるように見えたんだよね。本来真っ直ぐで熱い男である左之さんがこうまであからさまにそういう態度を取ってるということはそれだけ土方さんによる羅刹の導入が一方的だったってことだと思うのですが、だったらそれ見せてくれよと。じゃないと左之さんがなんだかおこりんぼさんに見えるじゃないかー!。


キャラの再現度と殺陣のカッコよさは文句なしでした。ビジュアルだけでなく声やセリフの言い回しも相当似てて(似せようと努力してて)、だからほんとに『薄桜鬼の世界が今リアルに目の前に!!』って感じだった。ここいらへんは遥か〜の経験が活きてるのかなぁ?さすがキタムラさんだなと!。まぁ羽織はぺらんぺらんどころか透けてたけどw。殺陣はもちろん男から見てカッコイイ演出と女から見てカッコイイ演出ってきっと違うと思うんだけど、キタムラさんは女、いや乙女の目線で“カッコイイ男”を演出するのがとても上手い。OPシーンは壬生浪士隊が幕府が仕向けた浪人たちに腕試しと称して襲われるんだけど、そこは名乗ったりセリフ言ったりしながらキャラ紹介的な見せ場になってるのね。男目線だと最初にガツンとぶん殴るってか、まず圧倒的な殺陣でもってド肝を抜く的な、そういう演出を求めたくなると思うのですが、この舞台ではこの場面の殺陣は控えめ(ゆっくりめ)にして総司のナチュラルボーン剣士っぷりを見せつけたり、一くんのクールな仕事っぷりを見せたり、平助に「オレは十番組組長、藤堂平助!」とカッコよくもキャワな名乗りを上げさせたり、そしてその流れで新八が「オレは三番組組長、なが」→名乗りを待たずに斬りかかる浪人たち→「ちょ!オレまだ名乗ってねえええええ!」とかねwww、キャラに愛着持たせる作りになってるわけですよ。
そんでもって最後にまさに満を持して!って感じで土方さんが登場するんだけど、これがもうカッコイイのなんのって!。太一オタが拍手喝采するのもまぁあるけど(それまで誰に対しても拍手なんて起こってないのに太一くんが出た瞬間セリフが聞こえないほどの拍手がw)、それ差し引いてもすんごいオーラなの。背後に天井からバサーッと降りてきた舞台のタイトル背負っての決めポーズってかその空間の決まりぷりったるや凄まじい。そらマダムもメロメロになりますよね、わかります!。
でさ、次のシーンで千鶴に隊士たちが自己紹介するんだけど、ここかなりの三馬鹿っぷりなわけですよw。わたしが見た回全部違うやりとりしてたからお遊びシーンだったと思うのですが、
まず千鶴が女だと知り「ええええええええええ!?」と驚きざわめく三馬鹿に「見りゃわかるでしょ(嘲笑)」と蔑みまくる総司にときめかせておいて・・・
平「オレは藤堂平助!よろしくな☆」
左「俺は原田左之介」
新「俺は永倉」
平「(かぶせまくりで)金八」
新「(髪を耳にかけながら)そうそう永倉金八・・・って金八じゃねーよ新八!」

千「あのー、藤堂さん?」
平「なー、その藤堂さんってのやめね?平助でいいよ。みんなそう呼ぶし」
千「じゃあ、平助さん」
平「うーん(首傾げつつ)」
千「平助くん」
平「ま、いっか。平助くんでいいや」
左「じゃあ俺は?(エロ口調でw)」
千「原田さん(にっこり)」
新「じゃあじゃあ俺は??」
千「金八(即答)」
新「(髪かきあげながら)新八!!」
(千秋楽Ver)
ってぱっつぁんの扱われ方がぱっつぁんで素晴らしいw。つっこみながらも律儀に耳に髪かけるぱっつぁん大好きw。
てか最初の金八発言で思わず総司が笑っちゃったんだけどw、ギリギリ総司を保っての笑いでしたw。
わたしキャラの再現度って単体としてのソレはもちろんだけど、仲良しの相手だったりライバルの相手だったり、そういう関係性がある相手との“並び”が重要だと思うんですよね。それぞれはかなりの再現度なのに二人が並ぶとなんか違うなーってことはなくもないんで。その点三馬鹿は満点に近かったです。正直あっちゃんの左之さんは単品だと弱い・・・ってかやっぱ原作の左之さんの大人度や色気、あと細マッチョっぷり(笑)を出すのは難しかったなと思うんだけど、でも新八と平助と三人揃うとたちまち左之さんに見えてくるんだよね。まさにリアル薄桜鬼なの。それはわたしだけでなく見た人みんな感じてたんだと思う、三馬鹿は1回目のカテコで三人並んで登場するんだけど、別格である土方さんを除けばいっちばん拍手貰ってたもん!。記念に超絶可愛い三馬鹿(+一くんwww)写真を貼っておく!⇒http://seijiro.jugem.jp/?eid=1245


殺陣に関してはまずアンサンブルさんの頑張りに全力拍手を送りたいです。全部で9人とのことですが、もっといっぱいいると思ったぐらい大車輪の働きでした。当然新選組隊士たちに斬られるための役なわけだけど、斬られ役と一口に言っても斬る相手の技量が違うわけでさ、ちゃんと相手のレベルに“合わせる”殺陣をしてたんだよね。太一くんと誠治郎くん以外は素人・・・でいいのかな?とにかく大半が殺陣素人だそうですが、だからやっぱり動きの質はそれ相応ではあったと思う。でもカッコよかったんだよね。そんな彼らの殺陣がカッコよく見えたのは彼らの努力はもちろんだけど斬られる側がそう見せる動きをしてくれたからだと思う。
殺陣が得意である新八を例にとると、新八が左之さんだったり平助だったりと同時に戦ってるときは二人のレベルに合わせた動き(手数だったりスピードだったり)をするのね。で、新八一人になったら誠治郎くん新八が最もカッコよく見えるようレベルアップするわけですよ。きっとそれってわたしが思ってるよりもずっとキツイことなんだろうなと。もう一度書くけど9人だったとは思えないほどわらわらわらわら出てきてたし。
そして圧巻だったのが2幕のちー様対総司、ちー様対土方ですよ。1幕ではちー様も総司も動きにややキレがないなーと思うのね。ちー様は舐めてかかって手抜きしてるんですよね!と脳内補完するとしても、総司は構えこそ綺麗で原作通り!!!!!!!なもののそこまで腕が立つようには見えないなと。でも羅刹化してからの2幕は凄い。三人とも(ちー様は最後までツノ出しませんでしたが)スピードも手数の多さも段違い。そこで気付くわけですよ。1幕の動きは計算(演出)だったんだなと!。ちー様VS羅刹土方はまさに死闘って感じで実に見応えありました。障子を挟んで斬りあうという決まれば超絶カッコいい演出の場面では土方さんが障子に身体挟まれちゃってアチャー><ってこともあったけどw、殺陣見て泣きそうになるの久しぶり・・・・・・・・・・・・でもなかった^^、誠治郎くんの織田信長以来だから^^。
でさー、ちー様と総司が戦ってるところに土方さんが駆けつけるんだけど、その時点で羅刹化したとは言え病気(労咳)は治らないから総司はやっぱりちー様にかなわないわけですよ。ズタボロにされてしまうわけですよ。
で、「ボクはまだ戦える!戦えるのにぃ・・・」とあがく総司は土方さんの胸に抱かれながら思い出話を始めるのね。
総「近藤さんと土方さんと昔みたいにバカ騒ぎしたいな」
土「戦が終わったら、多摩に帰ろう」
総「そしたらまた試合しよう。一回ぐらいは土方さんに勝たせてあげるから」
土「・・・手加減なんかしたら、ぶっ殺す」
うっすらと笑みを浮かべる総司からちー様に視線を移した土方さんは
「こいつが病なんかにおかされてなきゃ、今頃倒れてるのはお前のほうだ」
クールだけど怒りに燃えた口調で言うのです。
その直後、静かに土方さんの腕の中で息絶える総司・・・。
とまぁこの舞台最大の見所の一つと言っていいのがこの場面だと思うわけですが、あのねぇ・・・・・・・・・・・・・・・・土方さんも総司も白髪ヅラなのよ・・・・・・・・・(笑)。思ったよりかはひどくはなかったけど(チラシの鬼たちのクオリティを覚悟してたんで^^)、でもやっぱりコスプレレベルだからさぁw、なんで二人とも頭白いの・・・・・・とここだけは毎回ぼんやりしてしまいましたw。


てかチラシの鬼で思い出したけど、マジでなんでアレをチラシにしたのか心底謎。舞台では鬼はツノださずに普通の状態のままだからもしかしてサービスのつもりなのかもですが、だとしたら大間違いです(笑)。なんだかんだでほぼ満員だったようなんで結果的にはよかったけどさ、チラチラ見た感じだと鬼派の人たちは少なからずチラシのアレに絶望して控えた人もいるようなので、本番のクオリティに達せずともアレでなければもうちょっと客足が違ったのではないか・・・と思ったり。でもアレでビジュアルに関してはハードル下げられるだけ下げたからこそ本番がさらによく見えたってのはあるかもだけどw。


というわけで、キャスト(キャラ)の個別感想です。


まずは局長役の坂本爽さん。近藤さんに関しては一言。
イケメン!!!!!
土方さんも総司も一くんも平助も小柄(に見える)だし、左之さんとぱっつぁんも背は高いけどシュッとしてるもんで全体的に小作りな新選組の中でさすがの貫禄さすがの安心感って感じで、いやーまじカッコいい局長だったわ。むしろカッコよすぎ(笑)。実はわたしのこの舞台最高の涙腺ポイントは自ら進んで新政府軍に捕まることを選んだ時に土方さんに向かって「歳、楽しかったな」って言う近藤さん、でした。今思い出してもまだじくじくすんぜw。とにかくこの人の土方さんへの呼びかけがリアルなの。「歳」って呼ぶその声音に二人の時間が見えるんだよね。なにこのイケメン近藤さん><。


イケメンと言えばもう一人。島田魁役の橋本望さんもまたイケメン。無駄にイケメンw。近藤さん同様ガッチリとした体格なのでブレない感じが滲み出ててこれまた素敵な島田だった。島田唯一にして最高の見せ場は『息絶えた総司を肩に背負う島田』なのですが、総司役の窪田くんってああ見えてかなりのムキムキだから見た目よりも体重あると思うんだよね。その総司を肩に担ぐ島田さんは素敵だったわー!。さすがにグラっとすんのよ。でもそこで両足ぐっと踏みしめ唇キュっと引き締めて、それがまさに“総司(の遺体)は私に任せてください”って島田の気持ちを体現してんのね。カッコよすぎんだろ!。


源さん役の杉山彦々さんは癒しの存在でした。源さんだと思って見てるからかもですが、源さんが何かを言うとホッとするの。新八イジりですらホッとするw。わたしアニメの源さんの最期には思わず本気で泣いてしまったのですが、舞台でも同様に千鶴を身を挺して守る源さんは泣けたしカッコよかったわー。ちー様は羅刹化した総司相手ですら力の差を見せるためか刀を片手で持って余裕かましまくりだったのに、源さん殺すときは二刀流だったぐらいですからね!それは源さんの迫力であり殺気に反応したからなんですよね!まー鬼すぎるちー様><と思いましたけど!ていうか鬼だけど!w。


千鶴役の黒川智花ちゃんは全力でウザいところが見事なまでに千鶴でしたw。褒めてますよ、念のため。恋愛要素は平助→千鶴と千鶴⇔土方さん、あとまぁちー様が千鶴を嫁にするっつってるぐらいで隊士のアイドル☆的な描かれ方はしてなかったんだけど(客層を考えるに正解だと思います^^)、原作よりも「守られる」ことを当たり前に受け入れてるってか100%守られる存在として描くことで逆に隊士たちの「男度」を上げてた。だってさ、千鶴って総司や一くんが一目置くほどの腕の持ち主なわけだしなんといっても純血の鬼なわけだから相当“強い”と思うんだよね。少なくとも平助よりは強いと思う(笑)。でも必死で自分を守ろうとする平助を立ててかw、決して自分も戦おうとはしないのね。それでこそ千鶴。さすがに純血鬼の血を与えることで根本的な解決(治療法)にはならずともその場は凌げるって知ってんだから、瀕死の平助くんにも血吸わせてやれよ!とは思ったけどねw。土方さんしか見てなさすぎだろうとw。だからこそ平助の健気さであり可哀想っぷりが引き立ったわけだけど。吸血シーンについては土方さんの感想をご参照くださいw。


綱道役の木村ほうかさんは得体が知れなかったです。そして変わり身が超早かったw。平助が「撃たれた相手に肩貸されるなんて」みたいなことを言うんだけど、確かにwつーか綱道謝れwと思ったもんw。てかこの場面「マスターに肩貸される音也!!!」って無駄に興奮していたことをご報告しておきます^^。


綱道とともに“悪役”を演じてくれたのは仲間(新選組)を裏切り鬼も裏切った山南さんの川岡大次郎くん。この心が見えない言動や笑顔が(決して棒とは言ってませんよ!w)非常に山南さんらしかったです。山南さんが本気だすのは裏切りが明らかになる2幕以降なのですが、2幕と言えば洋装じゃないですか!山南さんの洋装姿ハァーーーーーーーーーーーーン><。1幕の山南さんは正直言ってバリバリ小者臭がしてるんで策略巡らしそうにないんだけど、2幕に入るやいなや突如平助を引き連れ裏切り宣言する洋装の山南さんは山南さんオーラびんびんなのよ。つまり山南さんが愛される理由であるあの残念さがよく出てたw。


不知火の伊崎右典くんは初見で最もド肝抜かれました。リアル不知火!!!!!!!!!!!!事前ビジュアルがアレ+わたしの中ではいまだデビルマンなんでw、まっっっっったく期待してなかったんだけど、ビジュアルだけでなく声の感じやチャラい動きがまさしく不知火!!特に拳銃の構え方とか扱い方がアホほど不知火でどうしてくれようかと思ったわよ(笑)。事前ビジュアル→本番ビジュアルは詐欺といっていいレベル(笑)。
つーか不知火と左之さんは戦いの中でお互いを認め合い「お前なんで鬼なんだよ」「お前こそなんで人間なんだよ」なんつって奇妙な友情を育むんだけど、わたしの好みとしては笑いながら本気で殺し合いする関係がよかったけれど、左之さんとあとついでに新八の道案内してくれる不知火はいいヤツだと思いました(笑)。


天霧のオレンジレンジは声がよかった。なにやら以前より俳優業に興味があったそうなのですが、基本無口な天霧さんなのでまぁなんとかなるかなとは思ってたんだけど、ちー様に逆らうというなかなかのアグレッシブな天霧さんをけっこう上手く演じてたと思います。完全なる舞台オリジナルな天霧さんでしたが、こういう天霧もいいかもねと思える天霧だった。ていうかこの人それなりに動けるのね!天霧は相手の攻撃を刀を手で捌き(受け流し)ガラ空きになった胴に波動を打ち込むバトルスタイルなんだけど、捌くときに身体の軸がブレないの。だから安定感があるんだよね。原作の天霧と比べると小粒な感じは否めないんだけど(ちー様はさらに小さいですけどね^^)、重心がしっかりしてるおかげで天霧の“重さ”は出てたと思う。
でさー、オレンジレンジの人ってば千秋楽のカテコで一人涙目になっちゃったんだよねw。太一くんは泣かないだろうけどそれ以外はみんなボロ泣きするんじゃないかと思ってたのに(特に平助の人とかね!)、みんな充実感だしまくりのイイ笑顔だったんでそれはそれでキャワだったんだけど、ふとオレンジレンジに目をやったら(窪田くんを見ようとして視線が行き過ぎたのw)完全涙目状態でw、それに気づいた武田や窪田くんにからかわれ、黒川さんからデジカメ奪ったほうかさんに激写され、もうやめてよー><って言いながら着物の袖で顔隠すオレンジレンジかわいいじゃねーの!!(笑)。


ちー様の木村了くんは抜群にちびっ子で涙目><。そしてちょっと胴回りが貫禄ありすぎてさらに涙目><。夏に別の舞台で了くんの浴衣姿見た時も胴回り太くね?と思ったんだけど、そういう風に見えちゃう体型なのかなぁ。ちー様は天霧と不知火を「従えていて」欲しいんだけど、ちびっ子ちー様なのでそういう感じはしなかったのが激しく残念。でも太一くんの土方さんと1対1で戦うバランスは良かったので、そこが良ければまぁいいかなと(←とても偉そう)。
とにかくわたしはちー様好きなのでこの舞台のちー様造詣にはちょっと不満でした。なんかね、かわいそうなんだよね。孤高じゃなくて孤独な感じなんだもん。千鶴に拒否られ天霧・不知火には裏切られ・・・。ていうか裏切られたってよりも見限られたって風に見えたのよ!これは納得いかなかったなー。この舞台の「鬼」ってのは人間よりも上位種であるものの少数なので結果的に迫害されるって風に描かれてたのね。おまけに山南さんに裏切られたことで追い詰められ、結果的に人間(新政府軍)から逃げたっぽい描かれ方をしていて、残ったのは土方さんとのライバル関係だけって感じだったのよー。わたしはそんなちー様みたくなーーーーーーーい!。
でもでも構ってちゃん全開なところはまさしくちー様!!!あと了くんはこの面子の中ではやはりテレビに出られる人というか、ちょっと格とオーラが違うわけじゃないですか。それがちー様の傍若無人な俺様具合とあとあとキンキラに繋がってたと思う。キンキラだいじw。
あと相手が太一くんだけに殺陣はどうなんだろう・・・と思っていたのですが、羅刹化した土方との戦いは見ごたえありました。これ了くん毎回トランス状態ってか持てる力以上のものを出してたんじゃない?ってぐらいすごかった。どれほどすごいかというと・・・土方さんを襖で挟んじゃうぐらい(笑)すごかったです。これ説明するの非常に難しいんだけど、ただ殺陣するんじゃなくて場所を移動しながら刀を交わしあうのね。で、襖を挟んで両側から押し合いへし合いする・・・みたいな感じなんだけど、ちー様の気合勝ちで土方さんが押されまくっちゃうわけですよ。いいんだけど!いいのかな?的なねw。


一くんは原作に似てるか?っつーとちょっと違うかなーって感じだったんだけど(だって原作の一くんを三次元化するとか絶対不可能だからね)洋装のストイックなエロスぱねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!それに尽きる!!。洋装は全員総じてかっこよかったんだけど、和装だと胸の白スカーフに口元埋もれちゃってるじゃん?それが洋装になると襟元すっきりしてビフォーアフター度はダントツ!!!好きっ><。
一くんと言えばクールで寡黙なんで台詞量はたぶん一番少なかったと思うんだけど、でも口開くと超絶鬼萌え台詞が飛び出すあたりまさしく一くんw。なんと言っても「貴方の背中を守る。その義だけは・・・」ですよ!ですよですよですよ!!!。初見のコレにはそれに対する土方さんの「らしくねーな、しゃべりすぎだ」と合わせてマジ漏れた(笑)。あと平助と総司に「一くん」って呼ばれる空気感がよかったわー。難しいと思うんだよね、淡々としていながらもちゃんとみんなのことを見てるし分かってて、そしてみんなからも頼りにされてる空気を出すのって。中村くんの一くんからは土方さんと・・・あと総司に対する愛(笑)と、静かな存在感を感じました。
てかなんでか総司と絡まされてるのが目に付いたんだけど、千鶴との出会いのシーンで羅刹化し暴走する隊士を一撃で仕留めない一くんに
総「優しいね(ヘラリと笑いながら)。でもずいぶん弱くなったんじゃない?(ニヤリ)」
一「敵の動きを封じてからトドメを刺す。(と言いながら隊士に刀ブッスリ突き刺し)それが戦いの定石だ」
とか!
ちー様に全く歯が立たずやられまくった総司が一人稽古をしてるところにフラっとやってきた一くんが
一「大丈夫か?」
総「たいした怪我じゃないよ」
一「俺が言ってるのはお前の病気のことだ」
総「なーんだ、一くん知ってたんだ。労咳だってさ。みんなには内緒だよ?」
とか!!
やっぱりちー様には敵わずボッコボコにされた一くんが変若水を飲もうとすると羅刹化した総司が現れ
「それ飲んだら寿命が短くなっちゃうよ」
と。
それを聞いて一瞬躊躇い壜をぎゅっと握る一くん。
「ここはボクに任せて、一くんは一くんができることをしてよ。・・・土方さんを、頼む」
一くんの目をまっすぐ見ながら言う総司。
でも総司が心配で行けない一くんにふんわり笑いかけ
「ほうら、早く行って」
っと言う総司。
とかとかとかね!!!
この二人って風魔の小次郎(ドラマ&舞台版)で言う霧様と劉邦兄さんの関係だよね!風魔〜で言うなって言われそうだけどw。あ、総司が霧様で一くんが劉邦兄さんね、念のためw。友情とかライバルじゃなくて、うーん・・・同期?みたいな?。そこまで強固が結びつきがあるわけじゃないんだけどでも特別、そんな感じだった。


平助の武田はねぇ・・・・・・・・・・・・・・・


完璧!!!!!


かつて活動をともにした仲間たちに対し「上で待ってる」と豪語した武田さんですが、その後の武田さんを見る限りでは武田さんが言う上とやらがいまいちピンとこなかったのですが、そうか、これが「上」というものなんですねっ!!(結構まがお)。いやまじでw。武田的に“乙女ゲームが原作の舞台”って正直やりたい仕事じゃないと思うわけ。舞台はともかく乙女ゲームの方が武田の目指す方向性(笑)とは違うのではないかと想像するわけですよ。事前ビジュアルはダントツの高評価だったけど(だよね?)、舞台上にいるのは平助の皮を被った武田になるんだろうなと覚悟してたわけですよ。
武田さんほんとすいませんでしたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!白シャツベストの武田があんなにも美少年だなんてわたし聞いてねえええええええええええ!!!(全裸で最上級スライディング土下座)。あんたマジすげえよ!もう一生平助(2幕の洋装)でいてください!そしたらわたし武田オタになるから!!。
ビジュアルだけでなく声のトーンも言い回しも(特に語尾!「だぜっ」とか言うときのこの「っ」←この跳ね具合がよっちんのそれとそっくりなの!)、生意気で素直でけなげで男な表情も、何からなにまでリアル平助。ぱっつぁんをからかうとことか天霧との絡みでやや素の武田ってか若干やりすぎな回があったけど、全然オッケー武田ネ申!!!と思えてしまって完敗気分。
千秋楽のカテコで確か土方さんだったと思うんだけど千鶴と手を繋ごうとするとすかさず千鶴は俺のもんだ!とばかりに奪いに飛んでくる武田平助とかさすがすぎんべw。
でも4回目ぐらいのカテコになると太一くんと了くんとオレンジレンジの人以外は着替えに入っちゃったらしくなかなか出てこなくて、窪田くんは中途半端に衣装を脱いでたりあっちゃん&誠治郎くんは稽古着(ジャージ)だったり川岡くんは浴衣だったり(丈がちょい短くてちょっとモエたw)で出てきたんだけど、武田は白シャツにダメージジーンズと一人オサレモードで現れた・・・のはいいとして、靴下履き替えるの忘れちゃった(テヘ)とか言いながら舞台上でごそごそ靴下履き替えだしたのは全力でウザかったです。それでこそ武田!(笑)。



あっちゃん左之さんは非常に爽やかでした。エロくなかった!w。いくらあっちゃんでもさすがにあのエロスは出せんよなw。そしてあのエロ声も出せんよなw。
原作の左之さんからエロスのみを抜いた舞台の左之さんでした。つまり真っ直ぐで誠実で男らしい人。誠実すぎるあまり「俺、武士になれたら許婚のさよを嫁にするんだ!」と見事なフラグ台詞を言っちゃうぐらい真っ直ぐな人でしたw。土方さんの羅刹隊構想を受け入れることができず、であるならば共に行動はできないと袂を分かつことを選ぶ左之さんも、ピストルもってる相手に槍で立ち向かい仲良くなっちゃう左之さんもw、とにかく男らしかった。(・・・さよって誰だよ左之さんの馬鹿・・・・・・。)
左之さんと言えば槍ですが、槍での立ち回りって相当難しいらしいけど不安な感じは一切なかった。刀での立ち回りに比べたらさすがにテンポは一段落ちるんだけど、ダイナミックさでスピード感を補ってました。あと突きね。突きはカッコよかった。これ相当頑張ったんだろうなー。
男らしいといえば左之さんの腹踊りがなかったのは激しく残念><。この舞台のどこで腹踊りすんだよってな話なんだけどw、だってだって見たかったんですもの><。
あーーーーーー!今感想メモ確認してて思い出した!。山南さんが羅刹化したことでますます土方さんへの怒りと不信感とあと悔しさ・・・かな、そんな気持ちでいっぱいになっちゃう左之さんは新八を巻き込み自棄酒煽るんだけど、徳利を持つ左之さんの手つきが超いやらしかったんだ!!!「紐を指先に引っ掛け徳利煽る左之さんいらやしい!!!!!」って赤字+何重もの○で囲って書いたほど興奮したくせにエロくなかったとか言っちゃった><。


というわけで左之さんの相方であり俺のぱっつぁん誠治郎くんですよ。あっちゃん同様さすがに新八の肉厚感には及びませんでしたが、これまたリアルな新八でした。残念すぎるところがw。
幕府から預かってきたと綱道が新撰組の名とともに渡したつづらの中に羽織が入ってるんだけど、羽織をみんなが手にしたあとつづみが残るわけじゃん?。平助から“当たり前のように”つづみ渡された新八は「え?オレ?」ってキョトンとして一応左之さんに「左之ぉ〜持ってくれよぉ〜」ってお願いしてみるんだけど「オレは(槍と総司の羽織で)両手塞がってっから無理!!」とバッサリ断られ、さらに総司に「総」って名前を呼ぼうとした瞬間「しんぱちさん、がんばってー」ってめったくそさわやかで可愛いんだけどでも完全に馬鹿にされてる口調で励まされんのねw。ぱっつぁんすぎるw。
それでいて戦う時は誰よりもカッコよくて強いとかなにこのギャップ!。斬られ役が相手に合わせてくれてると前述しましたが、誠治郎くんのソロ殺陣(変な表現ですいません^^)はさすがのクオリティだった。間合いと剣筋が全然違う。あと視線。他の人たちはとにかく身体に叩きこんだ動きを忠実に再現してるって感じなんだけど、誠治郎くんの殺陣には相手の動きを見てたりだとか重さだったりとか、“生感”があるんだよね。正直言うと誠治郎くんの殺陣不足ってかもっと見たーーーい!と思う気持ちは否めませんでしたが、まぁそれはね、誠治郎くんだけど新八なんで、そこは我慢ですよねw。
左之さんと自棄酒のむぱっつぁんも素敵だったわー。ここ頭上で総司と一くんがやりとりしてるから演出として「無言」で酒呑んではいるんだけど、でも言葉を交わさずともお互いの気持ちが分かるってかさ、そういう空気感がリアルだった。つーか左之さんはちょっと怠惰にというかだらしない感じで呑んでて新八は股ガバっと開いて煽るように呑んでんのが素敵すぎて、ええ、ガン見でございました。上(総司と一くん)そっちのけで新八ガン見(笑)。


一番のお目当てだった総司の窪田くん。窪田総司最高。最高すぎてイヤになった(笑)。事前ビジュアルこそ相当なクオリティでしたが、薄桜鬼の総司のあの独特なラフな佇まいでありながらキリキリしてて、近藤さんと剣以外のことは基本“めんどくさい”感を一切隠さないのにみんなから愛されまくりで、誰よりも「仲間」にこだわり大切に思っている・・・感じを出すのって、下手したらキャラの中で一番難しいんじゃないかと思ってました。つまりいくら窪田くんといえどもさすがにリアル総司は無理だべと、そう思っていたわけです。そしたらどうよ。何この猫っぷり・・・リアル総司おったで・・・(しろめ)ってなったわ。静止画だけでなく動いても総司だなんて困る!わたし困ります!!。
総司は剣を握ってないときは半目のちょっと眠そうな顔でみんなのやりとりを立て膝状態で聞いてないように見えて実はちゃんと聞いてるんだけど、それがほんと総司なのよ。総司(とあと一くん)は声を張らずに喋るキャラなんでちょっと吐息混じりのセリフが異様によろしいのです。あーあーああああああああ(←思い出すだけで崩壊する)。
セリフの言い方がイチイチ憎たらし可愛いのねw。ていうか総司の「一くん」の言い方がパーフェクト。森久保さんの声と比べるとややマイルドな感じではあるんだけど、言い回しの中にちゃんとあの森久保総司の「生意気感」と「色気」があって、ほんとたまんなかったです。
わたしの好きな総司はもちろんドSなところなので、数々のドSってか鬼台詞には悶絶祭りでございました。千鶴との出会いのシーンで男装の女と言えど秘密を見られたからには「君も死んでもらうよ」「なんかいろいろあるみたいだけど、どうせ殺すから関係ないよね?」とか、山南さんに薬を飲んでくれないかと打診した土方さんに「土方さんが戦えなくなったら、飲むの?」と聞いた後、「鬼の副長が本当の鬼になるんですよ?それは見てみたいじゃないですか」とかね。わたしが知ってる(見たことがある)窪田くんはどちらかというとヘタレな少年が多いので、そんな窪田くんが!窪田くんなのに!無邪気なドS!!と興奮倍掛けでございますw。
殺陣は背筋がビシっと伸びてて美しいなと思った。構えが原作通りで、ビシっとしててまさに『剣士』って感じ。1幕は丁寧に動いてるなーとは思ったもののそこまで総司の“凄まじさ”は感じられなかったんだけど、羅刹化してからの2幕は動きも速いし表情は鬼気迫ってるってんで見応えありました。
前述の通り土方さんの腕に抱かれて死ぬ総司が白髪なのと、浴衣で床に伏せるシーンがなかったことは激しく悔やまれますがw、無邪気で残酷で可愛い窪田くんの総司は大満足。
でさー、窪田くんったらさー、カテコでは超絶可愛いわけですよ。千秋楽のカテコなんて一くんと総司が手繋いでキャッキャ飛び跳ねながら出てきたもんだからその場でジタバタしたよね。多分キャストにパンツ見えてたよねw(迷惑です)。そんでもう満面の笑みでガッツポーズ繰り返すわ末っ子全開で誰かれ構わずハイタッチしたりしがみついたりニャハニャハ笑いながら隣の人の顔覗き込んだりでもう大変><本編では総司と千鶴の単独絡みはナシだったから何度目かのカテコでさりげなく並んだ沖ちづがコショコショって耳打ち(もちろん総司が千鶴にな!)したのにはものっそい興奮したし!。
とか思ったら、最後のカテコではもうほとんどの人が着替えに入っちゃってたもんだからジャージ(そういやあっちゃんは裸にジャージ羽織って出てきたんだけど、チラ見えする胸からお腹にかけてが非常に左之さんっぽかった!衣装から見えるよりもこっちの方が非常に左之さんっぽかったw)の人とか浴衣の人とかでカオスだったんだけどw、窪田くんは洋装の草色の羽織を脱いで黒のシャツと黒のパンツでの登場で、そんな格好するとたちまち大道具の人?とか思っちゃうほどの地味っぷりでワロタw。


座長・土方さんの太一くんは相変わらず超絶麗しかったです。まじパねえ。見ながらずっと心の中で「やべえ、かっこいい、やべえ、かっこいい」ってブツブツ呟いてました。いわゆる土方ルートでの作りなので、それはそれはツンデレ様なわけですよw。原作の土方さんは何かいおうとして躊躇ったりだとか、千鶴に送る目線だとか、そういう細かいところでチョイチョイそれっぽい感じが伝わってくるわけですが、太一くんの土方さんはとにかく「口に出す」w。「俺がお前を守ってやる」とか言っちゃうだけならまだしも「柄でもねーこと言ってるよな」って照れ隠しにセルフツッコミまでしちゃうからねw。あとあと千鶴を誰かの小姓にでもすればいいと言ったら総司に「じゃ、いいだしっぺの土方さんで」と揚げ足取られみんなにも「それがいい!」「頼んだよ、土方さん♪」とかからかい混じりに言われて「お前ら・・・・・・っ!」ってワナワナしたりだとかクソモエるw。
セリフの言い方もべらんめえ調で乱暴だけど水っぽいってか、そんな感じがみきしんっぽかったし、常時刀に右手首をかけてんのがカッコイイの!。あとあと新選組の羽織を羽織るとき、羽織った後ポニテをやや乱暴気味にバサって出すのがやべえ!ちょうやべかった!!。立ってても座ってても何してても存在が色っぽいんだよねぇ。最年少が土方さんってどういうことよ(笑)とか思ったんだけど、存在感と色気は紛れもなく鬼の副長・土方歳三でした。ほんとすごいなこの人。
そしてなんと言っても殺陣ですよ。動きの質が全く違う。構えのカッコよさもハンパないし、羅刹化してからの動きが圧倒的。一刀入れつつ次を見てるというか、動きにスピードとキレだけでなく流れがあるんだよね。舞うような殺陣って言うけどまさにそれ。しかもポニテ。最強すぎる。
ラストシーンの一つ前は「ぜったい振り向くんじゃねーぞ」と言って背後から抱きしめるようにして千鶴の首筋に唇をあて吸血する土方さんというそれはそれは美しいシーンなのですが、そこは毎回背後からすげー殺気を感じましたw。なんていうかねぇ・・・瞳孔開く勢いで凝視しつつ歯軋りが聞こえる感じw。さよって誰よ!ってわたしの嫉妬なんて幼稚園の初恋レベルだと思いましたw。
そんな太一くんはカテコの第一声で両手突き上げて「おわったあああああああああああああああああああああああああ!」と大絶叫(笑)。2度目のカテコは不知火と両袖からタイミング合わせてバク宙を披露し「ビビッたーーーー!できたーーーっ><」ってキャワすぎんだろ!卑怯!!!w。


稽古期間中のワチャワチャ含め、たくさんたくさんモエを戴けた素晴らしい舞台でした。これぐらいのもの見せてくれたら文句ないわ。