『タンブリング』第3話

鹿倒立!!


今我が家(父親除く)で一番流行ってる言葉がコレです(笑)。ママンは劇中で鹿倒立が出るたびにキャッキャ喜ぶし、妹さんは真顔で「鹿倒立の練習しよう」と言ってたし(なんという馬鹿w)、わたしは日暮里くんの鹿倒立成功に尋常じゃない勢いでダダ泣きしました。鹿倒立最高!!!。
とまぁ運動神経抜群という設定のはずの航ですら多少苦労していたバク転や鹿倒立を一発クリアしてしまった亮介にときめきまくったことも合わせて鹿倒立は大満足でしたが(笑)、それ以外はちょっと微妙だったような。まずね、冒頭で航たち三人がふっつーーーーに喧嘩しまくってたのに驚いてしまいました。スラダンが頭にあるせいなのかなぁ?わたしは当然のように航たちは『暴力行為は止めた』んだと思ってたんだもの。見た目こそ不良のまんまだけど、新体操部員として頑張ることにしたんだとばかり思ってたのね。部活開始時間には間に合うようにチャッチャと喧嘩終わらせようぜー!って風だったから喧嘩よりも新体操優先ってかそっちのが重要扱いだったのは分かったけど、そうじゃなくねえ!?。自分らが問題を起こしたら部に迷惑かかるから、もう喧嘩はしません!って話なんじゃねーのかよと。前回亮介を助けに乗り込んだ航が手を出さずに堪えたのはなんだったんだって。確かにあの時悠太は“ここで航が暴力沙汰を起こしたら本当に廃部になるからやめてくれ”と言いました。それを受けて航は決して暴力に訴えることはしませんでした。その結果(?)廃部は免れ部活動の継続が許されました。なのでまた喧嘩しちゃうぞヒャッホーーーーイ!部活の時間だ行くぜオメーラ!ってなんだそれ。そんな中途半端なことしてっから赤羽がウダウダ言うんだっつの。新体操に魂捧げるって決めたんなら「カラ高のアタマ」なんざさっさと赤羽にあげちゃえばいいじゃん。多分この先航がもう一度新体操への情熱を問われることになって、その時にカラ高のアタマという地位を捨て新体操を取る!という場面が訪れるんだろうなーとは思うんだけど、それまでのどっちつかずというか、不良もやりつつ新体操もやるというスタンスってのは周囲にとっては迷惑でしかないと思うのね。悠太たちにしてみれば問題を起こすんじゃないかと心配だろうし、赤羽たちにしてみたらアタマがそんなじゃ他高にナメられるってなもんじゃん。これがさ、航は新体操の練習に行きたいのに赤羽たちに「この喧嘩だけはどうしても負けられねーんだ。だから頼む!今回だけ!」とか頼まれて仕方なく・・・とか、それこそ新体操部を馬鹿にされてとかさ、そういう理由があるならいいんだけど、今回の喧嘩は新体操をやる前のバリバリ不良の航となんら変わんないじゃん。部活に遅れなきゃそれでいいってもんじゃないと思う。そんな航たちがこれから変わっていく・・・って話なんだろうけど、でももう3話じゃん?それに悠太たち元からの部員達も恐らく航たちがひと喧嘩済ませてきたことに気づいてるだろうに何も言わないどころか普通に受け入れちゃってるし、それこそ警察沙汰でも起こさない限りは現状さして問題はなさそうにすら見えるわけでさ、これどうすんだろと。わたしが見たいのは“元不良が新体操に夢中になる物語”であって、“不良と新体操の二束のわらじを履く坊ちゃま”ではないわけですよ。そこのギャップは初回だけで充分。だから早いとこ『元不良』になって欲しい。せっかく貰ったマットを速攻ボロボロにされてたから次あたりで航が『ケジメ』つけてくれるといいんだけどなぁ。
日暮里くんが練習に来なくなったくだりもさ、確かに表面上だけ見たら逆立ちが出来なくて練習から逃げ出しゲーセンで遊んでるように見えるんだとは思う。兄貴にくっついて入部したことだし、あの性格だから悠太や金子が「嫌になって逃げ出したんじゃないの?」って思うのは無理もないと思うのね。でも航や亮介まで日暮里の言うことを鵜呑みにしてあんな奴もう知らねーよ!ってなるのはないわー。これまで航が日暮里たちとどういう付き合いをしていたのか、そもそもなぜ日暮里がこうまで航を慕うようになったのか、そこいらへんが描かれなかったんで想像でしかないんだけどさ、逆立ちが出来ないからって航たちに嘘ついてまで練習サボったりするはずないって分かりそうなもんじゃん。日暮里の家のことだってよく知ってるわけだし、日暮里がそういう奴じゃないってことを誰よりも航が思っててあげるべきだろうがと。日暮里を批判した悠太たちに向かって偉そうに「お前に日暮里の何が分かんだよ!」とか言ってんじゃねーぞと。日暮里が兄貴に本当のことを話さなかった理由ってのはただ一つ、『イベントに向けて練習してる兄貴(やみんな)に迷惑をかけたくないから』じゃん。日暮里はわんこらしく兄貴のことだけを考えてるわけじゃん。それなのに航は日暮里のこと全然分かってないんだぜ?。途中でわたしこんな航のどこが「アニキ」なんだよって本気で腹立ったもんね。偶々木山がゲーセンで頭下げて何かをお願いしてるらしき日暮里を見かけなかったら日暮里は誤解されたまんまだったってことでしょう?。ドラマ的にそんなことにはならないって分かってるけどさ、どうも今回の航の言動にはモニョる気持ちを抑えられなかったです。
でも、でもでも!航と亮介が日暮里の元へ駆け込んできて、何で言わないんだよ水くせーぞっつって作業を手伝い始めたのを見てズビズビ泣いたんですけどね(笑)。だってよおおおおおおお、仕事の合間に一人で逆立ち練習してたとか日暮里可愛すぎんだもんよおおおおおおおおおおおおおお!兄貴と亮介さんに続いて悠太たちも来てくれて、下唇ぶるっぶる震わせて泣く日暮里が健気わんこすぎんだもんよおおおおおおおおおおおお!!(思い出すだけで涙ぐむw)。わたしもうこの賀来くんだけで充分です!わたしが見たかったのはこの賀来くん!!
とか思ってたら。
日暮里がソロで鹿倒立をやってのけやがった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう無理もう無理、もう無理だよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(顔中ベショベショでw)
日暮里に駆け寄って演技そっちのけで大喜びし合っちゃう新体操部員たちも可愛いし、やったね兄ちゃん!!って喜ぶ弟や妹も可愛いし、誰も呼んでないのに(呼んでないよな?w)ちゃっかり見に来てる木山も(笑)みんなみんな可愛いよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん><。だからこれなんだって!!わたしが見たいのはこういうモッチャモチャなんだって!!喧嘩とかいらんねん。
ていうか、そりゃプロ(父親)と素人(新体操部員)の違いはあるだろうけど、7人がかりで夜通しやってようやく終えられたポケットティッシュにチラシ詰めるあの作業、倒れなくとも父ちゃん一人じゃ無理だったと思うんだけどw。
あと鷲津高校のキャプテン鶴見はあれはもう単なるイチャモンレベルってか、好きな子が自分以外の人間と仲良くしてるのが気に入らないから苛めてるとしか思えないんですけど(笑)。
そうそう!!トモ兄貴水沢が木山に定期だか生徒手帳だかを拾われまさに「バッ」という擬音とともに奪い返してたけど、あああああああれはやはりその中に誰にも見られたくない秘密が隠されているからなんですよねっ!?そそそそそそそそしてやっぱりその秘密というのは・・・・・・・・・好きな人の写真ですよねえええええええええ!?ギャーーーー兄貴の本領発揮クルーーーーーーーーーーーーー!?これまでのやりとりからして多分お相手(笑)は悠太だと思うんだけど、悠太だったら写真が入っててもあそこまで慌てて取り返さずとも誤魔化せるとは思うので、ここはあえて木山と予想!!ダチを亡くし孤独を抱えた木山の心を兄貴の愛が溶かす展開を希望しますっ!!!(大・興・奮w)。