ほんのひとときの休息時間だったんだろうけど、研修医含め全員が医局でお喋りできてるのを見るとやっぱりそこまで“ギリギリ”だとは思えないよなぁ。同じ医局でダラダラにしても救命病棟の方がまだ大変そうに見えた。まー救命〜もみんなで進藤先生にピーマン食べさせようとキャッキャしてたけどねw。そんなだから長谷川先生が「もう限界なんだよ!」だの「怖いんだよ!」だの喚いててもあーそうなんですかーとしか思えない。それにはっきり言って長谷川先生以外誰も『限界』に達してるようには見えませんよ?。医局でお喋りするにしたって(時折それっぽい演出はなされてはいるけど)長椅子に死んだように倒れこんでるでもなく目やおでこに冷えピタ貼るでもなく時間を惜しんで食料摂取してるでもなくほんと“普通の状態”に見えるし、研修医たちも結構肌つやいいしw切れかけてる先輩医師を宥める余裕もあるみたいだし。もっと言っちゃうとその長谷川先生だって苛酷な勤務環境で心身共に追い詰められてるというよりも、自分の言うことなすこと速水先生に却下されたり訂正されたりと評価してもらえない鬱憤が溜まってるって風に見えるし。だから最後に呟いた「やめる自由すらないのかよ・・・」って言葉も“逃げることすら許されない苛酷な現場”を表しているのではなくこれからも下僕として扱われ続けなければならない自分を嘆いてるって意味に聞こえたし。てか思うに速水先生は別に長谷川先生に拘ってるわけじゃないだろうから、自分と同等程度の技術がある医者連れてきて「こいつ自分の代わりに働かせるんで俺は辞めてもいいですよね」っつったらチュッパチャップス越しに「いいぞー」って言われて終わりな気がするw。だから結局速水先生の下で働き続けてる時点でみんなドMってことなんですよね!。話終わっちゃった><。
でさ、肝心の白鳥さんも愚痴外来に泊り込んでまで何をどう調べてるんだろう?。何をってのはもちろん速水先生の癒着問題なんだけど、誰かにアクティブフェーズを仕掛けてる風もなし、藤原さんに情報仕入れてもらってる風もなし、テープやら書類やらを精査してる風もなし、何やってんだろ?って思っちゃうんだけど。それで「癒着の証拠が全く見あたらないんだよねー」とか言われてもこれまたあーそうなんですかーってなもんじゃん。それになによりグッチーと白鳥さんがお互いの見聞きしたものを出し合って検討するシーンって立ち話程度で殆どないじゃん。もしかしてトオルちゃんって主役なのに撮影時間短い(少ない)方から数えた方が早いんじゃね?w。
てか目黒さんの急変は長谷川先生が自己申告した通り『判断ミス』が原因だったんですか?。心電図モニターの変化を無視したことは事実だろうからそこで心筋梗塞の兆候を見落としたってことは確かなのだろう。でもそこへメディカルアソートの佐々木が不穏な忠告をしたことは関係ないの?。入院のストレスが原因で急変することは充分考えられるとか話してた記憶があるんだけど、佐々木の言葉がそのストレスを起こす引き金になったとかってことはないのだろうか。それに、奥さんが心カテ手術に同意した後速水先生がちょっと嫌な笑顔を浮かべたように見えたんだけど、あれは単純に難しい手術に挑戦できる喜びがついつい口の端から零れちゃったってだけなのかなぁ。「俺が解決してやるよ」とカッコよく宣言し、「あと45分程度で麻酔が切れるだろうから目を覚ます」と予想し、実際その通りになったってのも速水先生がスーパードクターだからなのかそれともそう断言できる理由があったりするのか、そこらへんが曖昧でどうも落ち着かない。
危険な手術を行うにあたり「速水先生ならば助けられる」と木下が言っても奥さんには届かなかったのに、同じことを言った花房さんの言葉は届いた。これはやはり心の底から能力であり技術であり、“速水晃一”という男を信頼してるからこそなんだろうなぁ。一方前例がないからと機器の貸し出しを断わられたと報告してるにも関わらず速水先生はその機器を使用するための準備を続けてたってことは、きっと和泉なら『俺のために』必ず貸し出し許可を貰ってくるだろうって確信してんだろうなぁ。愛よね、愛。速水先生は罪な男です。
今回の研修医トリオの見せ場は当然調子のって長谷川先生に軽口叩いてキレられたシーンだと思いますが、速水先生に「滝沢、なんとかかんとか」って指示された滝沢先生が低い声で「はい」って返事したのもちょうモエたよー。ちょっと「出来る返事」っぽかったよー(笑)。