『チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋』第3話「人格変貌」

荒木さん・・・・・・・・・・・・・・・なんていうか・・・・・・・・・華、なくなりましたね・・・・・・・・・。
いやあれは役柄的に『あえて』そうしてたと見るべきなのだろうか・・・・・・。
なんてことを考えながら見てたらいつの間にか終わってたわけですが、今回の患者の話そのものは面白かったです。渡辺哲さんの人格変貌っぷりは本能的に「怖い」と思ったし、そんな哲さんがあの理解がありそうな奥さんにすら言わない「秘密」は何なのか?ってところにも興味が湧いたし。でもいい加減そういうものだと割り切れよと自分に対して思いはするんだけどでもやっぱり思うの、この救命暇すぎやろと・・・。そしてこれは「ジェネラル・ルージュの凱旋」じゃないですよねと・・・。救命の現場で根本的な原因究明までやりたいという速水先生の理念・理想は分かりました。そのせいでその下の先生たちが日々頭悩ませてるのも分かりました。でもそのせいで別に忙しそうに見えないことが問題なんだってw。原因不明の難病・奇病に立ち向かうスペシャルチーム・ジェネラルにしか見えないってところが問題なのよw。そういうドラマならいいんだ。実際1話から3話まで全て一見身近と言ってもいいような症状でありながらも原因不明→原因究明の過程でこれまた身近な悩みや苦しみが描かれる という形だと思うので、それこそバチスタ手術などという恐らく自分には一生縁がないであろう題材よりも感情移入しやすい面はあると思うし、ちょっとした知識が増えることにも繋がりそうだし。それも一つのテーマってかそういう見方も出来るようにという意図はあるんだろうけど、でもこれあくまでも「救命の現場」なわけでさ、「患者受け入れすぎてパンク寸前」ってのがスタートラインとしてあるわけでさ、それが見えなきゃこの先の本筋に相当影響出てくると思うんだけど。原作ネタバレなんでこれ以上は口濁すしかないんだけど、このままだと速水先生の行動に心情面での理解ってのは出来ない気がする。とにかくその回のメイン患者に“全員で”あたりすぎてんだよね。救命の現場で実際にそういうことが出来るのか?ってのは置いておくとして、全員でカンファレンスするってのはいいと思うの。症例を副題にしてるわけだし、速水先生の粘着っぷりが分かるしw、なんと言っても研修医トリオの見せ場でもあるわけだし。予算やら何やらの都合で患者役のエキストラ使えないってんならそこでせめて毎回のゲスト患者の症例に入る前に1.2件別の患者のカンファレンスをしてるシーンを入れることで全然印象違ってくると思うんだけど。毎回のことだけどカンファレンスだけでなく放射線科にも医者が揃って押しかけてるしさ(島津はどこ行ったんですかー?)、木下は研修医を揃えて症例検討会という名の勉強会開いてるしさ、毎回みんなで協力して原因突き止めていい気分になってて、なにげに結構いい職場っぽいよねーとすら思うんだけど。
てか速水先生のお部屋さぁ・・・全部のモニターに一人の患者映してどうするのかとw。あれモニターの意味ねーだろとw。まぁそれはそのほうがカッコいいからという演出だってのは分かるけど、とにかく全体通して暇そうなので、他に患者がいないから今執着してる一人の患者ロックオン☆って風に見えるわけですよw。ついでに言うと花房さんが救命から専門病棟に移ったはずの目黒の病室に出入りしてるのも、本来であればする必要がないんだけど何やら怪しげな動きをしているからと監視の意味合いで様子を見に行ったってなことなんだろうけど、これもやっぱりどこまで面倒見いいねん!(暇やねん!)と思えてしまうよなぁ。つーか次回は容態が急変した目黒が救命に戻されるようですが、え?じゃあ専門科に移した意味って一体・・・・・・(ぼんやり)。


今回やたらと滝沢先生が検査結果を読み上げてらっしゃいましたが、あれはやはり二人よりも早く検査値を確認することで可能性のある疾患を考えるための時間を少しでも多く稼ごうという野心からの行動なんですよねっ!。決してパシられてるわけじゃないですよねっ!。