『龍馬伝』第14回「暗殺者は龍馬」

武市先生が真っ黒です><以蔵を誑かす武市さんが真っ黒です><真っ黒クロスケです><。一旦突き放しておいてから抱きしめる(気持ち的にねw)だなんてそんなテクをいつどこで会得したんですか武市さん!><。
もうね、なにがひどいってそんなこと微塵も思ってないくせに以蔵におまんはわしの「友人」じゃって言ったことよね。武市さんの中にほんのカケラでもそういう気持ちがあるならいいよ?でもゼロじゃん!まったくもってZEROじゃん!さっきまで以蔵のことを思いっきり邪魔者扱いしてたじゃん!!。役職を与えないとかそれ以前に“頭数”にすら入れてないっぽかったじゃん。その「友人」って言葉だって直前に龍馬と対面したから出た言葉でしょう?いわばその気なんてないくせに「愛してるよ」って言うようなもんでしょう??それもこう言えば以蔵がどうするかってのを計算した上で!鬼っ!!まさしく鬼畜っ!!!(でも好き><)。
だってさー、そういわれた以蔵が月明かりの中ポロって!ポロってまるでダイアモンドのような涙を流すんだもの・・・・・・。以蔵はさ、いちにんまえのさむらいとして扱ってもらえてると思ってたのに肝心なことは何も教えてもらえず仲間はずれにされ続けて、多分ずっと我慢してたんだと思うのよね。自分があんまり賢くないって自覚は多少なりともあるだろうから「仕方ない」と思って堪えてたと思うのよ。でももう限界に近かったんだと思う。そこへ尊敬する大好きな武市さんが一番言って欲しかった言葉をくれた。そらスイッチ入るよなぁ・・・以蔵が可哀想で可哀想でもうたまらんかったわ。武市先生の馬鹿―!(でも好き><)。わたしこれまで脚本や演出の力を借りて泣かされたことはあれども“たけさんの演技”それ自体に泣かされることってなかったのね。でも今回は“たけさんに”泣かされた。仲間はずれにされ柱?にもたれかかって「どういてわしだけ(除け者にされるんじゃ)・・・」って呟くシーンから月明かりの元で武市さんに堕とされ、そして武市さんのために初めての人殺しをするその流れには問答無用で泣かされてしまいました。なにあの必死な小リス。そうなの!なにが良かったって以蔵が人斬り以蔵になる理由が「たけちせんせいのためにわしができることはこれしかない」ってことだったってことなのよね。以蔵が暗殺者になるってのは規定路線なわけじゃない?。で、当初よりたけさんは以蔵のイメージじゃないとかなんとか言われてたと思うのね。わたしも実際わたしの中にある以蔵のイメージとは違うなと思ったし。そして実際に(一部の)たけさん以蔵はすこぶるアホ可愛くて、到底暗殺者になるような子だとは思えなかった。だからたけさんの以蔵が人斬りになる理由に説得力を持たせるってのは結構難しいんじゃないかなーと思っていたわけです。それがまさか本気で泣かされるとはねぇ・・・。たけさん以蔵が「たけちさんのために」「こんなわしができること」=人殺し。ものすごく哀しい図式だけど、ものすごく納得しました。殺す相手をブルブル震えながら待ち伏せし、闇雲に振り回した刀が壁?に刺さってしまった挙句、絞殺という最も人を殺したという実感を伴うとされる方法で初めての暗殺を達成した以蔵。いくら真っ黒武市さんとは言え剣の素人に暗殺などという重大な任務を背負わせるとは思えないので以蔵もそれなりに剣の腕は確かなのでしょうが(史実では結構な剣豪だけどこのドラマの以蔵は到底そうは見えないもんでw)、みっともなくて必死で、きっとあの時間は以蔵にとって永遠とも言えるほどの長さだったんじゃないかと思う。そしてその間以蔵の頭の中にあったのは間違いなく「武市先生のため」という想いだけだったよね。あーもう可哀想すぎる。馬鹿な以蔵が哀れすぎるよ。
でさ、もちろんそんなことをおおっぴらに報告するわけにはいかないわけで、大勢の仲間たちに指示を出す武市さんが自分の方を見てくれるタイミングを窺い続けてたと思うんだけど、その間以蔵はどんな気持ちでいたんだろう。人を殺した恐ろしさはもちろんあっただろうけど、ちょっとした達成感とか高揚感とかもあったりしたのだろうか。でも一番大きかったのは「武市先生が褒めてくれるだろうか」って想いだったと思うのね。で、そんな以蔵の想いを武市さんは頷きとほんの微かに浮かべた笑みでもって包み込んだ。もちろん計算でね!!。武市さんのそんな表情を一瞬だけ向けられてホワワワ〜〜〜〜ンてなっちゃう以蔵が可愛いんだけど、ああ・・・以蔵もまた一線を超えてしまった・・・・・・ってさぁ・・・・・・哀しいって言葉しかないわもう。でも一線を超えてしまったたけさん以蔵がどんな「人斬り以蔵」になってくれるか楽しみです!!。正直不安はあったけど、今回のこの以蔵を見たらきっと美しくも哀くて愚かな人斬り以蔵を見せてくれると俄然期待に変わりました!!。でもでもやっぱり武市さんの馬鹿―!(でも好き><)。
・・・って、さっきから武市さんのバカバカ><言うてますが、たけさんは以蔵のイメージと違うと前述しましたが書物やらなにやらで構築されたわたしの以蔵イメージって、痩身で背が高くて目つきが暗くて何を考えているか分からないと仲間に遠巻きにされている・・・そんな以蔵だから道具として生きるしかなかった・・・的なものなのね。で、そういう以蔵であるならば、武市さんがこうも鬼には見えないと思うわけですよ。でもこのドラマの以蔵はこんなにも幼気な小動物。なにも暗殺者なんてものに仕立てずとももっと他に使い道があるんじゃないか?と思うし、ていうかおミソ扱いでいいから仲間に入れたれよと(笑)。馬鹿だけどさー、確かに以蔵は馬鹿なんだろうけどでも武市さん激愛は誰よりも強いわけじゃない?だから「これはしちゃだめこれはだれにもいっちゃだめ」って言い聞かせればちゃんとその言いつけを守ると思うのよw。まぁうろちょろされたり「なんでがですかー?」とかいちいち聞かれたりするのはウザイだろうけどw、武市さんの背後にちょこんと座らせとけばいいじゃねーかよ(笑)と思っちゃうわけですよ。だから余計にこんな子を誑かすなんて!と武市さんの黒さが際立ってしまうのよねぇ。
そんな武市さんは東洋の死後、ついに藩内でそれなりの実権を握ってノリノリでございました。武市さんから逃げたくせによくもまぁノコノコと顔出せたな龍馬・・・に対し立場の違いを見せつけるがごとく文字通り一段上から龍馬を見下ろし「お前の家族は俺が助けてやった」と恩着せがましく言う武市さんがたまりませんw。せっかく攘夷への階段を登ってるってのに担ぎ上げた若殿様?が病気になって足止めされるという神はどこまで武市さんに意地悪なんですかっ><という相変わらずのタイミングの悪さもたまりませんw。
ていうか、この場面ほんと龍馬は何しに来たわけ?。武市さんに東洋殺しを確かめに来たの?そんで東洋殺しの犯人を捕まえるために追っ手が来てるよって教えに来たってことでいいですか?。でも暗殺犯は龍馬ってことになってるわけでしょう?そこいらへんと、武市さんの命を受けて以蔵が“東洋暗殺犯の追っ手”を殺したという結果を合わせて考えるに、これって龍馬の誘導に上手いこと乗せられたってことじゃないのだろうかと思うんだけど・・・。殺された人を野次馬越しに確認した龍馬の表情はニヤリこそしなかったものの「やっぱりな」って思ってるように見えたもんなぁ。井上を殺すか殺さないかで東洋暗殺が武市さんによるものなのかどうかを確認したように見えた。第一部の龍馬ならば純粋に武市さんを思って忠告したんだろうなと思えただろうし、自分が知りたいことを確かめるために人の命を使うようなことはまぁしないだろうなと思えたけど、第二部に入った途端龍馬がものっそい変貌してるもんで、そういう考えも満更間違いでもないんじゃと・・・。。てか龍馬マジ変わりすぎやろ(笑)。汚くなっただけでなくなんか色気出てねぇ?何が!?薩摩で龍馬に何があったの!?男になっちゃったとか!?!?(わたしってばすぐコレw)。


つーかキャナメと瀧の「脱藩!」「脱糞?」「だっぱん!!」「だっぷん??」のやりとりなんだアレwwwwwwwwwwwwwwww。