『大魔神カノン』第1話「歌遠」

元ネタである「大魔神」という映画は未見なのでまっさらな状態での視聴でしたが、見終わって「ああ・・・高寺Pだなぁ・・・ていうか響鬼だなぁ・・・」って自分でもなんだか分からない笑みが零れてしまいました。実際のとこどの程度のアレンジが為されオリジナル要素が入っているのかは全く分かりませんが、高寺Pがやりたいことをやりたいようにやってるんだろうなってことだけは分かったってか伝わってきましたw。ただ正直初回を見る限りではどこに10億という大金が使われているのかとは思ったけど(笑)。
細かい設定やらなにやらは追々分かってくるだろうから様子見として、序盤はとりあえず眞島さんと伊藤さんのタイヘイコンビをお目当てに見ようかなーって思ってたんだけど、主人公のカノンを捨てたバンド男がどっかで見たことあるような・・・と思ったら標永久でどひゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!となりました(笑)。全然チェックしてなかったよ!。金髪にしたら永久くんぜんっぜん雰囲気変わるなー。眞島さんはいつも通りカッコいいので特にそれ以外の初回感想はありませんが、とりあえず『心から人を信じ続ける純粋な心の持ち主』にはごめん、見えません(笑)。いや『純粋な心の持ち主』ってのはアリだと思うんだけど、眞島さんとなるとその純粋はイコール狂信って感じなんだもん(笑)。だからブジンサマ全力ラブ☆ってのはピッタリだと思うんだけど、人間全般を心から信じるってのはどうもピンとこないわーw。あ、でもわたしの知ってる(笑)眞島さんならばあの高速で空き缶窓から投げ捨てた男に対し、車と並走しながら問答無用で頭撃ちぬくはずなのでw、空き缶をボンネットにくっつけるだけで済ませてやったってことは相当心優しいってことなのかw。なるほどなるほどw。


歌が鍵を握るとかなんとか聞いてたもんでミュージカル調だったらどうしようかと秘かに危惧していたのですが、そこは一安心したもののモノローグが多すぎて若干うんざりしたなぁ。初回はほぼヒロイン・カノンは一人芝居状態だった為にモノローグを多用したんであって、タイヘイと知り合った2話以降は少なめになるといいんだけど。
アクションはカッコよかった。打撃音に息とか衣擦れの音だけで余計な掛け声や効果音を入れずに戦わせることで“人知れず戦ってる”って感じがしたし、“人でないもの同士が戦ってる禍々しさ”もあったと思う。オンバケの人達(人じゃないけどw)同士の絡みも誰がなんのオンバケなのか見分けつくようになってきたら楽しめそうだし(金魚エロすぎ(笑))、5話ぐらいまでは大人しく見守ろうと思います。