『刀語』弥生「千刀・ツルギ」

錆さんってばカッコよすぎる!!!!!!!!!!!
そして喰鮫さんのかませっぷりたるやたまらんな!!!!!!!!!!
原作の喰鮫さんは身体中鎖でグルグルだってのにそれでもまにわにさんの中では最も普通だと思ったわけですが、一般人の目線を取り入れることでなかなかのおかしな忍者として描かれてたのがすばらしい。ついでにただの鎖好きの変態だとばかり思ってたのに殺される直前まではものすごくカッコよかったせいでかませ度5割増し!。これぞアニメ化の功ですね!。
しかし戦闘パートがなぁ・・・。せっかく森中に刀配置して備えたってのにそこで戦わず(七花がダメージ負わず)に一気にクライマックスまでいっちゃったら、いろいろと台無しじゃね?(笑)と思えちゃったのがなぁ。せめてもうちょ七花を追い詰めて、そこで七花に千刀流に勝つにはどうしたらいいのか、この状況を打開するための手段はないのかと考えさせてからの方がよかったのになと思った。ただ安全地帯目指して駆け抜ける七花を追いかけただけだから千刀流のすごさもツルギの“全く同じ刀が千本”という異質さも全く伝わってこなかったのが残念。それを言ったら喰鮫さん殺しの描写も微妙ってか、迷彩さんが喰鮫さんの鎖武器を使って殺したってことが“見えなかった”せいで七花が油断することもなかったわけだしほんとのほんとに喰鮫さんはただ死んだだけだったよね(笑)。
まぁでも七花が薪運びを手伝ってあげたことで巫女さんたちに感謝されたり迷彩さんが動揺する巫女を自分の身体でもって鎮めたりとアニメ版は原作よりも『いい話』になってたことだし、同情を誘うような話をしたりして刀そのものである七花を奪おうとしつつも迷彩さんは最終的にはそれ(千刀)を使うつもりはなかったというか、つまるところは死ぬための準備であり最後に千の刀で死に場所を飾りたかった・・・ってことなのかなぁと解釈しましたが。その上でとがめとの旅も3ヶ月目に入り七花もちょっとは情緒面が成長したかと思いきや、1対1で酒を呑みあいながら巫女たちに対する想いを聞かせた相手をなんのためらいもなく斬り殺せる『刀』であることにはなんら変わりないと。そしてそのことを咎めようとしたとがめがギリギリのところで言葉を飲み込み、七花に戦わせることの重みと意味と自分ば背負うべき咎を改めて感じてたっぽかったのはよかったと思いました。


で、迷彩さんに近い二人の部下?あれ出夢くんと理澄ちゃんだったの!?!?


ついに次回は錆さん回なわけですが、予告がとんでもなく面白そうであらゆる意味でドキドキです(笑)。