『ガーネット オペラ』@シアタークリエ

信長誠治郎くんは震えるほどカッコいいし、サル(秀吉)自由くんは予想以上に可愛いし、光秀マモはやはり顔が長かったんだけど(笑)、それよりなによりまず感想は『長げえよ!!』。これに尽きます。間に20分休憩を挟み1.2幕ともに1時間20分の計3時間オーバーってどんだけ大作なんだよと!。質は別としてアクション率は思ってたよりも少なかったから役者の体力回復よりもトイレ休憩を目的とした20分だと思うんだけど、気の使い方間違ってる気がするw。
以前別の舞台を見た時も感じたことなのですが、西田さんの演出はしつこすぎてあんまり好きじゃないかも。ビシっとポーズ決めたりだとか場面場面はカッコいいしグッとくる台詞もあるし、1幕はコメディ調で2幕はドシリアスと大きな緩急はあるんだけど、でも全体を見るとメリハリがないのね。だからダレる。展開上不要なことをやっているわけではないし決してつまらないわけでもないんだけど、もうちょい削ることって出来ないのかなぁ?と思いました。少なくともダンスはもうちょっと短く出来るだろう。主に女性が踊るんだけど、心情をダンスで表現するってのは手段としてアリだとしても長いし何より曲が微妙すぎるもんだから伝わってくるものはさしてないわけですよ。死に逝く信長を見送ったお濃のダンスとか泣きながら踊る熱演ではあるんだけど、別に踊らんでもそこまでの信長とのやりとりで充分気持ちは伝わってくるから蛇足とすら思えてしまったもん。
てか公式にあるあらすじ

乱の 1582 年、第六天魔王織田信長の書状が全国に届けられた。

書状によって集められたのは全国にその名を轟かす有力武将たち。

織田軍配下の明智光秀木下藤吉郎(後の羽柴秀吉)、柴田勝家前田利家徳川家康

そして仇敵の上杉謙信武田勝頼長宗我部元親らであった。

謎の南蛮人宣教師・フロイスを伴って現れた信長は、龍の刻印が施された宝箱を置いてこう告げる。

「七日の月を数える間、この宝箱を見つけたものに褒美をつかわす」。

ゲームの名は「ガーネット・オペラ」──命を懸けた天下獲りゲームがいま始まる!!

「楽しめよ。但し、本気でな。」

これに加えて「戦国アクション時代劇」ときたら、戦国天下一武闘会とか戦国バトロワみたいなのだろうと想像するのってそんなにおかしくないよね!?。わたしはてっきりそういうものだと思いそれを期待してたんだけど、蓋開けてみたら恋愛要素、それも悲恋の割合が大きかったんだよねぇ。中心となるのは光秀と熙子の立場上許されぬ恋で、それに加えて信長とお濃(帰蝶)、お市と勝家、秀吉と八重(寧々)の恋物語も横軸として描かれてて、スパイス的な扱いどころか女性目線の恋物語と取れなくもないほどだったんで、客層を考えてのことかもしれませんがわたしはそういうのが心底苦手なのもあって、2幕は余計に長く感じました。ホラ・・・『敬愛する主君の命で愛する女を自らの手で殺さねばならないマモ』とかモエないし(笑)。
でも「本能寺の変」の解釈としてこの話は好きです。誠治郎くんのこの信長と、自由くんのこのサルだったからこそ、キャスト全員がまさに熱演してくれたからこそこれだけの説得力が生まれたのだと思うけど、まさに男のロマン!!って感じで、歴史が動いた背後にはこういうドラマがあるはず、あって欲しい!!と思った。実際誠治郎くんの信長は何度も劇中で「物語」という言葉を使うんだけど、この舞台の本能寺の変はまさにドラマ=物語だった。20代のほとんど無名の役者ばかりということで正直演技に関してはさして期待してなかったんだけど、登場人物はほぼ歴史上の有名武将なので逆に役者自身に対して下手にイメージを抱かずまっさらな状態で見ることができたのもよかったと思うし、技術を熱意で補ったというか、みんなで一丸となって信長に挑戦する物語と全員でガーネットオペラという作品を作るという物語がメタ目線でシンクロしてて、今回はそれがいい方に作用したと思いました。あまり顔が知られてない役者を多用してるので、出だしは思いっきり全力コント仕立てにしていわゆる『キャラ付け』をしっかりしてたのもよかったと思う。役者でなく役そのものに愛情を抱いたもんね。アホなオッサン柴田勝家とか(笑)。勝家を演じた岩崎大輔さんは西田さんとこの劇団員だそうで、最初はこんな飄々としたオッサンなんて酷い・・・><と半泣きになった謙信様役の村田洋二郎さんとあわせてさすが魅力の引き出しかた分かってんなーと思いました。
てか勝家←利家ラインが可愛かった。マモ舞台繋がりで思い出したんだけど、鋼鉄舞台の太史慈呂蒙を思い出したわw。ついでにマモ繋がりでもう1つ。メインの三人せっかく歌えるんだから(自由くんも歌えるよね?)ダンサーを使いたいならいっそミュージカル仕立てにしちゃってもよかった気がしましたw。


印象に残ったキャストの感想を。
柴田勝家役の岩崎大輔さんはキャラ勝ちでしたw。出るやつ出るやつ「有名人ばっかで俺の影どんどん薄くなるー」とブーブー言ってたんだけど、主役である信長以外で唯一衣装替えがある役だし1幕と2幕のギャップという意味では間違いなく一番美味しい、そして演じ甲斐がある役だったんじゃないかなーと思った。信長の妹・お市に結婚式当日逃げられるという気の毒なことになるんだけど、チラシで作ったみたいな兜を被り上半身が白タキシード下半身が袴という和洋折衷衣装(笑)で利家の前では強がり言うものの一人になるとしょんぼりしちゃうのとか可哀想すぎだったw。あと勝家は信長と昔馴染みなんで、最終的にゲームには参加しないのね。それが最期まで信長の“友人”でいてくれたって感じがして、誠治郎信長ラブのわたしとしてはそこも好印象でした。


そんな勝家に信頼の情を抱く前田利家役の寺元健一郎さんは可愛かった。自由くんがまさに「猿的可愛さ」だとすると、この利家は「わんこ的可愛さ」って感じでしたw。婚礼当日、こっそりと逃げようとするお市に向かって“あんな人ですけど、僕は勝家さんが好きなんです。だから今日だけでいいんです。今日だけあの人の妻となってくれませんか”と訴えるシーンがあるんだけど、そこがまさにうるうる目のわんこっぽくてキュウン><ってなったわw。そのくせ武器が槍だからバトルの時はすごく凛々しくて、そのギャップもなかなかよろしかったです。


家康役の桜田航成さんは地味にイケメンでした。誠治郎くんのブログで画像見てた限りでは別になんとも思わなかったんだけど、実際に見たらってか和服とあと冷静で知的なタイプだった家康がとても似合ってました。誠治郎くんの信長との対比という意味でもこの家康は興味深かった。


一方でイケメンとはちょっと違うかもだけど存在が華やかだったのが長宗我部元親を演じた春見しんやさんでした。この人は誠治郎くんと同じ事務所に所属してるそうで、そういやどっかで見たことあるなーと思って調べた結果、多分遥か〜で見たんだと思う。曖昧w。よく知ってる事務所の子だからか(笑)、誠治郎くんに名前ではなく「バッタ」と呼ばれ、「バッタじゃねーよ!」というと「じゃあコオロギ」だの「便所コオロギ」だのと呼ばれてしまうというなかなか長宗我部らしい扱いの子なのですがw、実際確かにバッタ系wwwwwてか休憩時間になるや否やあちらこちらから「ちょうそかべ」「かめなし」という名前がざわざわ聞こえてきたぐらいかめたんに似てらっしゃいましたw。動きもとんがってるってか地方の暴走族みたいな感じでw、それもまたビジュアルにマッチしててわたしはかなり好きでしたw。


A師範こと広瀬友祐くんは武田信玄の息子・武田勝頼役。長宗我部のバッタに対し、信長にこのゲームのことを入れ知恵したルイス・フロイスに「ヒー・イズ・栗(くり)」と紹介されたようにw、見事なまでの栗っぷりでございました。見た目も中身もトゲトゲって感じw。このゲームの時点で既に信玄は死去しているんだけど、そのことを対外的には隠していることで動きが取れなくなってるというか、父親の死を知られてしまったら甲斐は御終いだ、と思い込んでいる、つまり自分の力なんてちっぽけだと卑下してる人なのね。で、そんな勝頼を一人前の武将として認め背中を押すのが父親の永遠のライバル・上杉謙信でして、主に謙信役の村田さんとガッツリ絡んでました。多分一番観客が感情移入しやすいというか、分かりやすい役だったんじゃないかと思う。偉大な存在の後を継ぐプレッシャーに押しつぶされそうになってる自分にお前はお前でいいんだと教え諭してくれた存在にようやく父の代わりとして向き合う決心がついたものの、時既に遅しでその人(謙信)は死んでしまった。そして謙信の想いも背負い風林火山とともに信長に挑むも、身体中を蜂の巣にされて息絶える・・・という豪快で壮絶な最期を迎えるというこれまた美味しい役どころでした。見るからに融通が利かない甲斐の男って雰囲気は出てたものの、でもなー、どの役もコメディっぽい演出がつけられてて、もちろんA師範の勝頼もその例に漏れず、だったんだけど、村田さん演じる謙信が飄々とした人物像なので、そこで相乗効果というか、恐らくあえて変顔等の演出をつけずにひたすら真面目(真顔)を貫くことでそれを笑いに変える・・・という狙いだったんじゃないかと思うんだけど、そこまではちょっと難しかったかなーという印象でした。ビジュアルはものっそいカッコよかったけどね。あと動きが若干波動球でした(笑)。足を広げて剣を振り上げる動きがどうしても波動球(笑)。


マモ(明智光秀)はモッテモテの色男でございましたw。主君・信長が好き勝手してる裏で穏やかな笑顔を絶やさず誠実な姿勢でフォローに励む右腕という設定で、他の男性キャストは男性陣同士で絡んでるのにマモだけは出演シーンの9割女性キャストと絡んでたんじゃないか?ってぐらいのモテモテっぷり。メインとして登場する女性は4人なんだけど、全員マモのことが好きなように見えた。お市ですら死んだ夫・浅井長政を愛し続けてはいるもののもし兄上が結婚しろと言う相手が勝家ではなく光秀だったら逃げなかったべ?と思ったぐらいだもんw。身長が高くて後ろ向いてればものすごく見栄えがいいしもちろん声は無駄にいいしwってんで色男設定でもさほど違和感ないっちゃないんだけど、やっぱり顔が・・・長いですw。てか1幕で変顔ってかアホ顔ってか、とにかく顔芸を2度ほどするんだけど、その時が一番輝いていた気がしますw。比叡山の叛乱を押さえるために通う中で比叡山のトップという身分を隠し光秀と接する熙子と(立場としても身分としても)許されない恋に落ちてしまうのですが、お前が斬れないというならば俺が斬ろうという信長に「私がやります!」と泣きながら訴え、そして腕の中に抱きしめながら愛する人の身体を剣で貫くというそれはそれはもう・・・カッコいい役だし、マモも熙子役の人もガッツリ感情込めてまさに漫画のごとき“悲恋”っぷりだったんだけど、でもごめん、どうしても入りきれなかったw。光秀イケメン(設定)すぎやろwwwってどうしても笑っちゃうんだよね。3度みたけど3度とも無理だったw。でも声はほんっとに素敵だからさー、この舞台の象徴というかキーワードである『柘榴(ガーネット)の花』への想いを語る穏やかなシーンも、信長に訴え許しを請う激しいシーンも、どちらも声に関してはウットリでしたよ。マモの声って聞きやすいよね。やっぱミュージカルだったらよかったかもw。


サルこと羽柴秀吉役の自由くんはビックリしました。正直一番驚いたのが自由くんの可愛さでした。演出家繋がりで言うとBASARAの蘭丸的な感じなんだけど(前髪も同じようなちょんまげだし)、顔は断然鯛造くんだけどかわいらしさはいい勝負。愛らしさという意味では純粋で真っ直ぐな役も相まってこっちのが上かもってぐらい可愛かった。1幕で客席登場があるんだけど、わたしの真横に立った回がありまして、そこで信長様の草履を懐に入れてあっためるんだ〜(はぁと)て言うんだけど、これがめちゃめちゃ可愛いわけですよ!顔はそうでもないんだけどさ(言い切ったw)、言い方も動きも可愛いし、存在そのものが可愛いって感じなの。でね、ものすごく失礼なことを言いますが、わたし自由くんって絶対ドン臭いと思ってたのw。間違いなく文系オタクだと思ってたんですよ。それなのに動きが軽快で本気で驚いてしまいました。階段4段ぐらいを何度も何度もひょいっと両足ジャンプで一気に昇ったり、立ち回りも俊敏と言っていいぐらいなもんで、身体能力意外に高いな!てか若いなwとほんと驚いたわ。こら誠治郎くんが若い若い言うわなとw。そんな自由くんのサルにはマモ同様恋愛要素が用意されておりまして、お市の侍女(だと思う)である八重に片思いしてるわけですよ。一生懸命アピールするんだけど、八重は光秀様に夢中なもんで全然相手にしてくれないのねw。その相手にされてないっぷりというか眼中に入ってないっぷりがすこぶる可愛いの。自由くんも八重役の田島ゆみかさんも小っちゃいので、二人がギャンギャン言い合ってるのがなんかハムスターがじゃれあってるみたいなのねw。で、光秀の様子がいつもとは違う(比叡山の焼き討ちを命じられたから)ことに心を痛める八重をいつものように軽口で慰めようとするも過剰に拒絶されたサルはその場にガバっと土下座し、「俺と結婚してくださいっ!!」とプロポーズするわけですよ!。もう会場が震えるぐらいの絶叫で「絶対に幸せにしてみせるから、だから俺と結婚してくださいっ!!」とまさに懇願の勢いでプロポーズする自由くんに全力でキュウウウウウウウウウウウウウウウウウウン><てなったわよ(笑)。それまでヘタレなサルだっただけに、その想いがひしひしと伝わってきて、これは良シーンでした。
自由くんは誠治郎くんの信長やマモの光秀と1対1でガッツリ絡む場面があるんだけど、どちらとも身長差がすごくあって、それもまた自由くんを可愛く見せてたと思った。物語で一番重要なやりとりが、天下を治めるってのはどういう気持ちなんですか?と聞くサルに信長が答える場面だと思ったんだけど、雨が降りしきる中でまず信長が両手を広げて天を見ろ、というのね。サルが言われた通りにすると、「天とは、国だ」というわけです。そして「降り注ぐ雨は槍だ」と。天下を取るということはこの降りしきる槍(雨)を受け止め続ける覚悟が必要なんだと、お前にはそれがあるのか?と問うのね。そしてそれはサルが信長を討つクライマックスで交わす
信長「天とはなんだ?」
サル「国です!」
信長「雨とはなんだ?」
サル「槍です!」
信長「お前はそれを支えられるんだろうな?」
サル「・・・・・・はいっ!!」
この熱いやり取りに繋がるんだけど、これほんと二人の身長差ってか体格差がものっそいよくてさー、やりとりそのもの自体が熱くはあるんだけど、シュッとしてる小顔に長髪+ヒゲのオットコマエ誠治郎くんに対してまさに小ザル(笑)な自由くんってのがいかにも主従って感じで見た目としてもすこぶるいいわけですよ!。マモ光秀が自由くんサルに後始末は全部やってやるからお前が信長をしとめて来い!と言うシーンもよかったなぁ。前述の天とは国だ〜のやりとりをマモ光秀が立ち聞きしてたって背景があるんですよ。光秀はどんなに非道なことを言われても、それでもやっぱり信長が好きで、でも信長にとって自分は部下でしかなくて、信長が自分の後を託すのは、託したいと願うのはサルだって知ってるわけですよ。そして信長もまた光秀がそれを知っていることを知ってるの。それに気づいてない(分かってない)のはサルだけなんだよね。そういう複雑な想いがある上での「お前が信長を斬れ!」なんで、これまた台詞だけでも充分萌えるんだけどさ、そういうマモをもう首90度曲げるが如き勢いで見上げる自由くんってのが切な可愛いのなんのってw。やっぱ身長差って萌え要素よね!!。この場面が終わると一瞬暗転するんだけど、そこいらじゅうからすすり泣きの域を超えたズビビビビビーーーーって音が聞こえてくるもんだから「ええっ!?」ってビビったわw。てかみんな泣きすぎですw。


そしてそして、わたしのお目当て信長役の誠治郎くんでございます。
もう文句ナシです。ビジュアルからしてカッコよすぎて痺れたし、誠治郎くんの素敵ボイスで発せられる俺様語録がタマラン!!!!!。もうねー、ほんっとにカッコいいしかないんですよ、感想が。ありがたいことにご招待していただいた回があったんですが、カッコいい言い過ぎて関係者の方に「もう分かったから」と失笑されたほどカッコよかったのよおおおおおおおおおおおお!!!!!。OPでまさに『俺が信長だ!!』という挨拶代わりの立ち回りを見せたかと思ったら、次のシーンでは出番がなかなかこないから待ちくたびれた〜といいつつ両鼻からティッシュぶら下げたりしてんのね(笑)。でもそれすら信長なわけですよ。うつけデターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!みたいなねw。このクソ忙しい中各地の大名を呼びつけゲームをやるぜ(ニヤリ)とか無茶なこと言い出すのもこの信長ならさもありなんというものすごい説得力があるのね。とにかくオーラがすごいわけですよ。当然信長も妻・お濃(帰蝶)との絡みがあるんだけど、マモの恋が青、自由くんの恋がピンクだとしたら、誠治郎くんの恋はまさに血の赤って感じで、これからゲームのクライマックス=殺されるために本能寺へ向かう時にお濃に向けた優しさと愛情の色っぽさに頭おかしくなるかと思ったわ・・・。誠治郎くんのヒゲ+ロン毛のパワーおそるべし・・・。そんでもって誠治郎くんと言えばアクション・立ち回りですが、これがもうもうもう、はんっぱなくカッコよかった!!!!!!!!!この前の卒塔婆を見逃したんでここまでガッツリの誠治郎くんのアクション見るの久々な気がするんだけど、足技を多用した立ち回りで超絶カッコいい!!!!!!!!!!特にラストはサル・家康・利家・長宗我部の4人をまとめて相手にするんだけど、剣ではなく長モノ(太めの槍?)を使い、まず二人同時に斬りかかってくる剣を頭上に構えた槍で防ぎ、その隙をついて胴体を狙ってくる三人目に前蹴りを見舞い、残り一人には身体を回転させて中段回し蹴りを入れるとかね、長モノを華麗に振り回しつつガンガン蹴りを入れるまさに誠治郎くんにしか出来ないだろう!って動きで、それに加えて黒の長髪に金と濃赤を基調にした和服ときたら興奮のあまり失神してもおかしくないレベル(笑)。てか4人とも確実に5回は死んでるだろ(笑)。これだけガチでオットコマエな誠治郎くんはひさびさ!!やっぱこの人の体捌きすごい好き><重心が安定してて着地がビシっと決まるから見てて気持ちいいし高揚するんだよなー。でねでね、遂にというかようやくというか、自分を斬り泣きじゃくるサル自由くんの頭をくしゃくしゃって、乱暴なんだけどでも愛おしそうな手つきで撫でて、そして階段を昇って最期の演説をするのにはもう痺れて蕩けて呆けました(笑)。この誠治郎くんを見ることができて幸せです。誠治郎くん大好きだー!。