『天装戦隊 ゴセイジャー』epic6「ブレイクアウト・ゴセイジャー」

え?アラたんは傷が痛むせいで腕に力が入らないから逆上がりが出来ないんじゃなくって、逆上がりの存在を知らなかったとはいえあの瞬間まで本当に出来なかったってことなんですか?あれだけアクロバットできるのに?むしろコールマンとか余裕でできそうなのに?w。そしてそれを誰に見せるつもりだかわかんないデータスの中継画面(あれほんと誰用に映してんの?博士に見られたらどうすんだってw)で見た望が「出来すぎだよ」とあまりにも的確すぎるツッコミを入れるとか、やっぱゴセイ面白いわw。これまでノリノリで戦ってたはずのアラたんの腕の傷が今頃悪化してることは“これまでは癒しのテンソウ術で痛みを抑えてたけど効かなくなってきちゃった”というちゃんとした理由があって、そのことでそんな傷を負いながらもこれまであれだけ熱く(能天気にとも言うw)戦ってきたアラたんの精神力の強さが垣間見えたし、加えてそれだけひどい傷を与えることができるデレプタさんの強さも描いてるし、多分今ってそれこそ“逆上がりの練習してる暇があったらドリルの1冊でもやりなさい”的な風潮なんだろうけど、確かにそれはそうかもしれないけどそれでも“無駄なことなんてないんだ”ということを言葉ではなく身体で(気持ちで)伝えたってのはすごく良かったと思うし、説得力があったと思う。そんなアラたんの姿を見て逆上がりが出来ても将来になんの意味もねーよ(俺流の解釈w)と言ってた望が自ら逆上がりの練習を始め、アラたんもまたこのままじゃデレプタさんに勝てない、もっと頑張んなきゃ!と気持ちを新たにするというEDも二人の成長という意味ではなかなかいい展開でした。4人も最初は手も足もでなかった敵に対抗する=出来ないことを克服するためにちゃんと特訓という名の努力をしてたし、こういうのって『戦隊』の大事な要素なんだよなー。しかもロボ戦が駆けっことか面白すぎだろw。走り始めは街中だったのに捕まえたのは思いっきり山ん中で、どっからどこまで走ったんだよwwwあれ絶対相当数の人が目撃してるどころか下手したらニュースにもなってるぐらいだろうからあのあとハイドさんメモリウォッシュでヘトヘトになったわよね、きっと(笑)・・・と思ったんだけど、え?あの駆けっこって人間の肉眼では見えない速さだったの!?w。
お互いの個性を認め合うことでみるみるうちにチームワークがよくなってる護星天使の皆さんですが、ロボの中で変身が解けてしまうというちょっと珍しいことになってしまったアラたんを見ての「飛べないのなら走ればいいっ!」というモネのモネらしすぎるポジティブ発言で奮起するランディック兄妹ってのは素直に燃えたわ。こういう形で種族の違いってか個性が描かれるのは大歓迎。まぁ今回はほぼアラたんの話だったわけだし次回のお兄ちゃんメイン回までカード登場は取っておけばよかったのに・・・とは思ったけどw。
で、今回の見所は誰がなんと言おうがゴセイレッド竹内先生とデレプタ次郎さんのガチバトルでしょう!!。変身すると動きも掛け声(アフレコ)も俄然男らしくなると巷で評判のゴセイレッドですがw、勢いよくふっ飛ばされまくってめったくそ燃えたわ!!。戦いの中で逆上がりが出来るようになる(戦いの中に逆上がりの要素が入る)ってのは予想できたけど、てっきり向かってくるデレプタさんを逆上がりしながら蹴り飛ばすのかと思ったら逆上がりで“避け”、鉄棒から降りつつぶん投げておいたソードを空中でキャッチしそのまま落下の勢いを使って叩き斬るってのは驚きの攻撃だったしw。あと「俺の仲間はみんなの仲間だっ」というハイドさんの(いろんな意味で)泣ける台詞からのシーイックバルカン?撃った後、ブラスターをクルクルって回すアグリってかオッシーも両目からハート飛び出す勢いでカッコよかったし、変身が解けたアラたんに寄り添う蜂須賀さん(マジマジと見るとすごい絵面だったwww)は文句なしの女子だし、ロボ戦含めてバトルはほんと面白い。
でもな・・・・・・もともと持ってるハイドさんのヘッダーと合わせて計4体しかないわけで、ということはみんなで使おうと思ったら誰か一人余ってしまうわけで、恐らくハイドさんとブラザーによるシーイックバルカン?は今回が最初で最後なんだろうな・・・・・・そう思うとハイドさんの「俺の仲間はみんなの仲間だ」って台詞がものすごく重い台詞に聞こえるわよね・・・やべえ泣けるぞ(笑)。オチはやっぱりエリに肘鉄入れられてるし(笑)。
でもでもヒドウは俺たちがなんとかするからデレプタは任せていいか?とアラたんに聞くハイドさんめっちゃめちゃリーダーってかお兄ちゃんっぽくて超絶カッコよくなかったですか!?カッコよかったよね!?答えは聞かないっ!!。
そんなハイドさんのプレゼント告知に本気で胸が高鳴ったわたしはこれ完全にハイドさんに夢中ですねっ><