『ヤマトナデシコ七変化』第9話

どう収拾つけるのかと思った恭平と母親の関係はとりあえず前向きに努力していきましょうってことで決着と。ていうか何?お母さんがこんな状態になるまで追い詰められた根本的な理由は「元から折り合いが悪かった旦那の母親にあのイケメンほんとにうちの息子の種かよ」と言われたことだったわけ?そしてそんなことを言われたと言うのに旦那は仕事ばっかりで全然自分を気遣ってくれなかったと。それってさぁ・・・別に息子が「超絶イケメン」じゃなかったとしても、よくある話っちゃ話じゃね?w。イケメンでなくとも「ほんとにうちの息子の子なのか分かったもんじゃない」的な台詞ってドラマなんかじゃよく聞くじゃんw。まぁそれだけでなく、イケメンすぎるがために何度も警察沙汰になるわ近所の人からは責められるわ、当然それに関しても旦那は何もしてくれなかったのだろうから孤独感を募らせ精神的に参っちゃった・・・んだろうなぁってのは分かるけど、でもそこで全ての元凶は「お腹を痛めて生んだ息子の顔」だって考えちゃったってのが理解できないわぁ。この母親じゃあたとえ恭平の顔が超絶イケメンでなかったとしても、遅かれ早かれ壊れてしまっただろう・・・と思いました。前回あれだけ発狂してたのに今回は大人しくなってる上に恭平を“斜め後ろから”抱きしめたのだって、鎮静剤が効いてるからってだけでどうせまたスイッチ入ったら大騒ぎするんじゃないの・・・。ていうかやっぱり「顔そのものが見れない。見ると過去の辛い記憶を思い出す」ということなら整形すりゃいいんじゃねーの?ってところに落ち着いたw。
てかスナコちゃんや武長くんたちは本当にお節介です。お前らは確かに恭平の仲間かもしれない。でも仲間だとしても入っちゃいけない場所ってのがあるわけ。いい大人なんだから(ですよね!?)そこいらへんもうちょっと学習してください。メンタル方面舐めんなよと。
もう1つの軸は父親の愛情を知らないタケルの話でしたが、蘭様さすがにこれは酷い(笑)。この嘘は珠緒さんに対してもタケルにたいしてもおばちゃんに対しても酷すぎるだろ。それでも結果オーライってか、なんか悪くなかったなと思えたのはやはりおばちゃんてか高島姐さんの包容力とあとタケルの健気さが大きかったってことだろうなぁ。
で、恭平にマントを渡したスナコちゃんは北海道に帰ってしまったそうですが、スナコちゃんは同窓会でブチ切れたことで一応コンプレックスを払拭した・・・ってことになってるんだよね。それでもマントを愛用してるのはブスナコである自分を隠すためではなく(今回なんて自ら『自家発電』してたしなw。もはやトラウマじゃねーだろw)その格好が『好きだから』やってたわけよね。そしてそんな自分を恭平はそのまんま受け入れてくれてると思ってたと。でも「さっさとレディーになれよ」と冷たく言われたことで改めて自分を否定されたと思ったスナコちゃんは、それでも恭平の背中を押してあげるために大切なマントを託しそして自分の元いた居場所に戻っていったと。
うん。「レディー」とかそんなこと言ってたねそういや・・・(ぼんやり)。
最終回は1話と対になる形でまたもや恭平が北海道までスナコちゃんを追いかけ、そんでギューーってして「お前はそのままでいいんだ。だからもうどこへも行くな。ずっと俺の側にいろよ。・・・スナコ」なんつってめでたしめでたしなんだろうなぁ。・・・・・・やべえどうでもいいや(笑)。
つーかわたしにとって気になることは、「私のこと本当はどう思ってるの?」と乃衣ちゃんに問われた武長くんがなんと答えたのか、ただその一点だけですっ!。大学生である今はいいよ?でもさすがに乃衣ちゃんが武長くんのあのご実家に受け入れられるとは思えないので、まぁ未来はないよね(←武長くん本気厨必死!!)。