『龍馬伝』第6回「松陰はどこだ?」

思わず「東洋さん逃げてえええええええええええ!」と思ってしまいました・・・。武市先生こえーよー><。
東洋さんとしては論文の内容が良かったから実際に会ってみようと呼んでみたらそこいらの奴らと同じ程度の精神論の持ち主だったもんだからガッカリしちゃったんだろうなってのはわかりました。そして武市先生がその言葉に思想や希望やプライド、自身が持ってるいろんなものを踏みにじられた気持ちになったのもわかります。でもあのシーンだけ見たら武市先生は単なる外国嫌いの人にしか見えないというか・・・本来ならば東洋の持論(開国)と武市の持論(攘夷)が初めてぶつかり合う場面のはずなのに、お互いの言葉が足りないがために武市先生が「下士だからハナから見下されてるんだ」→(見当違いの怨恨がキッカケで)テロリスト武市誕生!!って数段のステップを飛ばして描かれてたのが納得いきません!だってこれじゃあ武市先生がものっそい短絡思考の小者(どころかむしろ馬鹿)に見えるじゃないか!。ていうか東洋の「その程度の男だったか」ていう判断が早過ぎなんだよ。あんな場に呼ばれて緊張しないわけがないのにさ、舞い上がって発した一言だけで判断するとか東洋意地悪すぎんだろうと。・・・東洋の発言は武市半平太という男を“試そうとして”のものだったのだろうし、東洋が言わんとしてることに気づけなかったどころか身分のせいだと思い込んだ時点でアウトだってのはわかるんだけどさー、それこそ身分のせいで論文すら読んでもらえなかった(であろう)弥太郎に「俺東洋さんに呼ばれちゃった〜」とウキウキで自慢(それを顔には出さないように必死で堪えてるんだけどでも鼻の穴がヒクヒクしちゃってるのでバレバレですw)(そして弥太郎がそれに気づいてるってのがなんともw)→ものすごい形相で「東洋・・・・・・っ!」ってさぁ・・・打たれ弱いエリートの典型みたいに見えちゃったのがすこぶる不満です。まぁ江戸に行った龍馬のこととか周囲からの期待(他人から見た武市先生像を保ち続けること)が無意識に重圧になってたりとか、武市先生の中にもいろーーーんなことが溜まってて、それがついつい爆発しちゃったってことだと思うし、そこに武市先生の人間味が感じられたしこれが龍馬伝武市半平太なんだな、とは思うのですが。泯さんの吉田東洋は雰囲気あっていいとは思うんだけど、作中年齢としては22.3歳であろう南朋さん武市先生の描き方と合わさるとやっぱ受ける印象として武市先生の言い分は若者の戯言ってか、必要以上に浅はかな兄ちゃんみたいに見えるよなぁ・・・。
で、乙女ねえやんは武市先生にラブラブビームを送りすぎじゃなかろうかw。


超絶ハイテンション生瀬松陰はいろいろとすごかったです。龍馬に与えたインパクトという意味では最高だろ(笑)。密航仲間と闘魂注入しあってる登場シーンだけでも大爆笑なのに、自分の思ったことをしたいと言っておきながら龍馬が「ワシもアメリカに行きたいです!」と言うと「お前の道はそうじゃねーだろーがあああああああっ!」とかわけわからんwwwwwそれで覚醒しちゃう龍馬はもういいとしてw、松陰さんのその“俺はいいけどお前はダメ”の線引きが分からないw。


今回の福山さんは道場に行ってないことを瀧に言えず、子供達と遊んで時間をつぶすサラリーマンの悲哀っぷりが良かったですw。
つーか広末さんと絡むと瀧がより一層汚らわしいモノに見えるのはなんでだろうw。