『ヤマトナデシコ七変化』第4話

初回から(原作未読の)視聴者がみんな思っていたことであろう「レディーって具体的にどんなんよ?」という疑問に対する答えを提示する回・・・・・・かと思いきや、結局おばちゃんですらよく分かってなかったというなんじゃそら^^なお話でございましたが、ぬっくんに全てもっていかれた回でした。いくらなんでも若かりしぬっくんがあの写真ってことはないわ(笑)・・・・・・ってもしあれがリアルに若ぬっくんだったらどうしよ(笑)。
でさ、これほんと毎回毎回思ってるんだけど、やっぱり恭平は自分で言うほど(思ってるほど)モテないと思う。思うってかモテてない。断言します。だって大学の学食であれだけ衆目の中大声で「スナコちゃんとキスした」だの「スナコちゃんのことが好きなんでしょ」だの喋ってても周囲の女ども全くの無反応じゃんw。いや、4人ってかあのスペースをうっとりと眺めてはいるよ?。でも恭平の女ネタには無反応。つまりそれは「=恭平には興味ない」ってことなのではなかろうか(笑)。ものすごーーく頑張って好意的に考えてみると、女子にとっての恭平たちは「偶像的な存在」は言いすぎとしてもw「アイドル的な存在」であるのかなーと。アイドルにリアルな感情抱いてる人もいるにはいるでしょうが、普通は“自分とは一生関わりあうことがない存在”だと思ってるよね?。だから好き勝手なことが言えるし妄想もできるし、ロマンスが発覚してもそりゃあYU YAMADAはねーよだの知とかありえない!だの憤慨はするけどでもそれはそれってか本気でどうこう思うわけじゃないじゃん?それと同じような感覚なのかなぁ・・・・・・・・・・・・・・・ってやっぱ無理(笑)。アイドル的存在だったら余計にそういう感覚で「恭平くんに女っ!?どんな女なのよっ!?」ってなるよなぁ・・・w。
てかピロキの武長くんがカッコよすぎてヤバイねん・・・・・・。あれね、雪之丞たちが恭平とスナコちゃんを落とし穴に落とそうと画策してるのを窓から呆れモードで眺めつつご本を読んでるあのお姿ね。これまじでヤバイ。これは誰もが「イケメン」だと認めてくれると思うわ。でもスナコちゃんのお見合い会場でしてたウエイター姿とスナコちゃんとぬっくんの結婚式での正装姿を一人ひとり舐めるように+キラキラ加工で映さないのは全くもって理解できません。初回からずーーーーっと思ってることなんだけどね、このドラマのスタッフは4人を『実際以上』にカッコよくそして美しく撮ろうという意気込みが欠けてると思うの。前回のヒロシくんが心配でオロオロするスナコちゃんを屋敷の前で抱きしめ「俺に頼れ」と言う恭平かめたんとか、1話に1回ぐらいは「オッ!」と思う素敵シーンはあるんだけど、1話に1回じゃ足りねーだろーがと。とにかく4人をこれでもかー!!とカッコよく魅せるよう努力すべきだと思うんだけどなー。制作側は“ジャニーズだからそのまま撮っときゃカッコよく見えんだろ”とでも思ってるのかもしれませんが、そのまんま撮って「超美形」「イケメン」なのはピロキだけですッ!!。あ、宮尾くんは面白枠だからいいんです。蘭様はあれで正解w。
それに今回唐突に「自室でコタツに入ってくつろぐ恭平の図」ってのが出てきたけど、コタツなんてナイスなアイテムを何故これまで使わなかったのか心底疑問。おばちゃんとテレビ電話するあの空間がリビングってか共有スペースなんだろうけど、ナイショの相談事なんかは「コタツに潜って」コソコソした方が可愛いし面白いと思うんだけどなぁ。あとやっぱりそれぞれの自室がどんな感じなのか?ってのも気になるしさ、まぁ全員の部屋を作るのはこのご時勢予算の問題でちょっと・・・・・・^^ ってなことならば全員とはいわないから、せめて恭平の部屋のコタツってのはもっと生かすべきなんじゃないかなと思う。
あとちょっと疑問に思ったんだけど、恭平たちっておばちゃんの親戚かなんかなんだよね?執事のセバスチャンが4人のことを「坊ちゃま」と呼び以前から知ってる風だったし。でも5年前に亡くなったおばちゃんのダンナさんのことは知らないと。4人の家庭とおばちゃんの関係性が全く分からないのでなんか違和感だったなぁ。スナコちゃんって両親いないの?ってことも気になったし。スナコちゃんが幼いころからおばちゃんとおじちゃんに可愛がってもらってて、二人を本当の両親のように思ってて、おばちゃんもまたスナコちゃんのことをとても大切に想ってるってことはわかりました。でも結婚となったらさすがにスナコちゃんの両親の意向も聞く必要があると思うのね。見た感じなにやらおばちゃんの一存で何もかも決めてたようでしたが、両親が死んだからおばちゃんが引き取った(預かった)とかいう設定があるんですか?だとしたらレディーにするよりももっとフォローすべきことがあるよなぁ・・・と。ていうかおばちゃんがあそこまでスナコちゃんに執着する理由がイマイチ分からない。同じ女として「恋の素晴らしさ」を大好きな姪に教えてあげたいと思う気持ちはわかります。恋だけが人生だとは全く思いませんが、最愛のダーリンと過ごした思い出を持つおばちゃんならではの考え方だなってことで理解はできます。でもさ、それを子供の前で「恋っていいものよ〜」って言うのはどうかと思うのよねぇ。タケルは「ボクがママを見守ってるよ」とかなんとか泣かす台詞を言ってたけどさ、実際問題寂しくて堪らないわけじゃん?。子供にそんな想いをさせておきながらオトコ探し(幸せ探し)の旅してる人に恋だのレディーだの言われてもねぇ・・・って思ったんだけど。スナコちゃんに対する思い入れとタケルに対する思い入れの間に温度差ありすぎね?。女の子と男の子という違いはあるけどさ、なんたってタケルは実子なわけじゃん?愛するダーリンの忘れ形見なわけじゃん??それ放っておいて口開けば「スナコちゃんをレディーに」ってなんだそれ・・・と思うんだけど。そこいらへんを今回の話で説明してくれるのかと期待していましたが、結局何も分からなかったような・・・。わたし武長くんに夢中ってか武長くんのことしか見えてないので、いろんなことを見逃し&聞き逃ししてるのかしら・・・。
あとスナコちゃんって21歳なんだ!?って今更ながらビックリしたわ。中学時代に告白してブスって言われてホラー大好きな引きこもりになったって話だからさ、てっきり高校生ぐらいなんだと思ってました。ということは、もうかれこれ5.6年黒マント女をやってるってことでしょう?なんかもうほっといてやれよって気もするわ(笑)。だって最初は「顔じゃなくて性格ブス」って言われてたけど、今回のあの「大好きなおばちゃんを喜ばせるために出来ることはなんでもしてあげたい」と一心に思うスナコちゃんは性格ブスなんかじゃなかったと思うもん。それどころかすごくイイ子じゃないかと。むしろ恭平の方が性格に難があるだろうとw。で、スナコちゃん自身が本当は黒マントを被ってしか生きられない自分を恥じているってか変わりたいと願っているってんならともかく、本人はあれ絶対気に入ってんじゃんw。同好の志・ぬっくんとの会話もほんっとーに楽しそうにしてたしさw、人それぞれ好みってもんがあるんだからスナコちゃんの趣味として認めてやりゃーいいと思うんだけど。ってそれ言ったらドラマになりませんよね(笑)。