- 作者: 誉田哲也
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/11/19
- メディア: 単行本
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主人公の女刑事のことを嫌いだと思いながらもシリーズを追い続けている理由は、サイコだったり劇場型だったりそれっぽい要素をつまんで混ぜ合わせた事件そのものにドラマがあり、その結果エンターテイメント性の高い読み物になっているからなのですが、今回は『主人公の恋愛』が主軸でそれが事件と密接に結びついているのではっきり言って面白くなかったです。とは言え私は相当な(異性間)恋愛小説嫌いだったりするので、多分にそれが影響しているであろうことは否めないかと思います。でも続きが出るのかどうかわかりませんが、出るのだとしたらさすがにもう主人公が自分を「若い」と自認することは厳しくなってると思うので、職場環境も変わることだし主人公最後の恋だと思えばまーいいか。