『仮面ライダーW』第10話「Sな戦慄/名探偵の娘」

あーもう面白すぎてってか密度濃すぎて何から書けばいいかわからんぞ!。
あの人のことは・・・・・・後に取っておくとしてw、まずは亜樹子ですよ。これまでその圧倒的なまでのウザさにイライラさせられたりムカムカさせられたりしてきましたが、ようやく慣れてきたのか何なのかこのところの亜樹子はそれほど悪くないんじゃないの?・・・と思い始めたところへもってきて、椅子殴りからの
「あたしの依頼人に指一本触れるなあッ!!」
って、うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ亜樹子おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
わたしリアルに↑こう絶叫しました(笑)。しかも涙目で(笑)。
いやー、この亜樹子はカッコよかった!ていうかこのシーンに至る過程が素晴らしかったわ!。迷探偵・鳴海亜樹子も含めてw。これまで亜樹子の翔太郎に対する言動は、フィリップくんに対するそれと比べて差がありすぎるというかちょっとヒドイんじゃないか?あんたが言うほど翔太郎くんが使えないとは思わないけど?(←鼻の穴広げて顎上げながら)と思ってたんだけど、その理由は翔太郎に対する嫉妬・・・だったということか。幼い亜樹子がなぜ父親と離れて暮らさなければならなかったのかは分かりませんが(侍に仕える某爺のように危険から遠ざけるためだったりして)、娘である自分よりも父親のことを知っている、父親からいろんなことを教えてもらっている翔太郎が羨ましかったってことかー。なんかちょっと、納得したわ。
それに、『依頼人を傷つけるやつは探偵以前に人としてクズだ!』というハードボイルドな教えを今もしっかりと胸に刻みそれを娘の亜樹子に伝えた翔太郎の言葉の中に、翔太郎の目にはおやっさんと姿が重なって見えた亜樹子の中に、「おやっさん」という今はもうこの世にはいない人物がしっかりと見える。方やおやっさんから魂を受け継ぎ、方やおやっさんから血を受け継いだ二人と言ってもいいわけで、二人の中にはおやっさんが「いる」んだと思う。池のほとりでの会話から亜樹子の指一本触れるな!発言の流れは王道中の王道と言っていいものだと思うのですが、間に迷探偵の「犯人は、あなただっ!」を挟んだのがまた上手かった。楽しみにしてたスイーツドーパントの正体やら動機やらについては後述しますが、ここで一旦亜樹子を落としておいてのあの決め台詞だもん、燃えざるを得ないだろう!。ライダーでここまでのカタルシスを味わったのっていつぶりだろうか・・・。

で、この場面・・・だけでなく今回はWもカッコよかったあああああああああ!。いや、いつもカッコいいんだけどさ、まさに危機一髪!ってところへ颯爽と現れ「仮面ライダーWだ」と名乗るとかカッコよすぎるし、亜樹子に発信機?つけておいた手首を指で示しながら「こーこ」ってやるのとかまじまじカッコよすぎるっつーの!!。そんでもって
「あつあつのデザートをおごるぜ」
とか、
ジョーカーグレネードぶち込んだ後の(CJ・HM・LT以外のフォームでもMDできるんですね)(てかもしかしてジョーカーでMDするとはんぶんこにずれるのかなぁ?)
「ヘッ。うまかったろ?」
とか、もうもうもうひゃああああああああああああああああああああああああああああああああああん(笑)←あまりにもれんれんヴォイスが素敵すぎて思わず笑ってしまったわw。

そうそう!れんれんカッコいいっ><と言えばですね、回想の中でおやっさんにどやされてる翔太郎がちゃんと若い頃の翔太郎に見えてさすがれんれん!と思いました。なにがさすがなのか分かりませんが(笑)、とにかく今のわたしはれんれん(翔太郎)ラブなのーっ><。ラストシーンで亜樹子に「スイーツ食う?」って目で聞かれ、微かに笑いながら首をふり、これまた目線で「いらない」って答えるれんれんハァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン><。
てか、「ごめんなさい・・・」としおらしくどころか聞いたこともないような可愛い声で謝り弱気になった亜樹子を翔太郎くんが取手ロック(笑)するんじゃないかと本気でハラハラしたんですけど!!w。あの時の「亜樹子・・・」は“おやっさんの娘”、つまり保護者目線での「亜樹子・・・」であって、ギャップにドッキリ★的な「亜樹子・・・」じゃなかったわよね!?妙なフラグ立てたらへし折るわよっ!!(←本気厨)。


スイーツドーパントの正体は眼鏡メイドの佐々木さんでしたが、知名度とあと消去法で犯人は佐々木さんだろうってのはある程度予想してたし、またランキングつけてるライターが犯人ってこともあるかも?とも予想してはいたものの、両者が繋がるとは思いもしなかった。だってライターとしての佐々木さんはあれだけ影響力のある(確かランキング1位の依頼人父は“風都の宝”とか言われなかったっけ?)ランキングを独断で決めてるわけでしょう?独断でなかったとしてもランキングの記事は佐々木さんが書いてるわけだよね?そんな人が何故園咲家のメイドをやっているのかさっぱり分からないもん。
ケーキ屋を開いたものの失敗し、評論家に転向したところまでは分かります。実際に作るのとそれを批評するのとでは全然違うってのは思いっきり共感できるし、腕のいいパティシエを独り占めしたいってのもスイーツではなく別のことに置き換えてみれば(例えば好きな声優さんにわたしのためだけにキャラ声を聞かせて欲しいとかw)理解できる感情だし、そこまではいいの。でもその先、園咲家に潜りこむのは理解できないわ。
園咲家に呼ばれ認められた依頼人があれほど喜んでたってことは園咲家のお墨付き=一流のパティシエと認められたということなのだろうと考えられるわけで、そのお屋敷にもぐりこんでいれば美味しいスイーツにありつけるからってこと?とか思ったんだけど、ただのスイーツ好きってんじゃなくスイーツライターという職業についてるんだから仕事でいくらでも食べられるだろうし、そもそも連続パティシエ誘拐事件ってランキングの上位から順に攫われてるわけで、そのランキングはスイーツドーパントがつけたものなわけだよね?ランキング発表が誘拐より前なわけだよね?てことは園咲家にもぐりこむ以前に各パティシエのスイーツを食べてるってことじゃないの?。自分の舌には相当な自信を持ってるみたいだから、その時点で攫っちゃえばよかったんじゃないの?と思ったんだけど・・・。
琉兵衛さんに供されるスイーツは恐らく新作というか琉兵衛さんスペシャル的なものであの場でしか食べることができなくて、その噂を聞きつけて食べたーーーーい><と思ったのだとしても、わざわざ潜入なんかせずにパティシエ攫ってから同じもの作らせればいいわけだし、うーん・・・佐々木さんが何を考えて園咲家でメイドをやっていたのかやっぱり分からん。まさか園咲家の主人が怖い人だって知っていて、パティシエ誘拐事件を調べる警察からの隠れ蓑にするつもりで潜りこんだとか!?とまで考えてみたんだけど、そうだとしたら園咲家の怪しさはもう周知の事実レベルってことになるし、風都警察マジ舐められすぎだろう(笑)って話だしねぇ。
スイーツドーパントの正体と動機が依頼人親子と全く関係なかったのも物足りなかったなぁ。まぁ今回の話のテーマは前半が亜樹子の父親への想いを描くことであり、後半は翔太郎が亜樹子の中におやっさんの血が流れていることを実感する(おやっさんの姿を見る)ということだと思ったわけで、そういう意味では翔太郎目線による後半で必要なのは“依頼人”の存在だけであって、“依頼人親子”は不要だったと言えるだろうからこれで正解だったのだろうけど。時間に限りがあるしね。

その限りある時間の中で、今回はものすごい話が動いたよなぁ。まず、翔太郎と琉兵衛さんの初対面でしょ。そしてその場で翔太郎がこれまで現れたドーパントと展示物との共通点に気づいたと。はっきりと確信にまでは至ってないとしても少なからず引っかかりは覚えてたよね。この場で琉兵衛さんは「館長の園咲琉兵衛だ」と名乗ったってのに翔太郎は「園咲」に反応してないっぽかったのが気になるところではありますが、まぁあのシチュエーションであんな風にあんな人に話しかけられたらビビってそれどころじゃなかったんだろうと察することはできますw。琉兵衛さんはどうなんだろうねぇ?冴子さんはお父様は仮面ライダーWのことを知らないと思っているようですが、実は琉兵衛さんがWの存在も正体が翔太郎とフィリップであることも全て知っていたとしてもわたしは驚きません。で、もしそうだとしてもあの時の琉兵衛さんは亜樹子が言う「サプライズ」のことで頭がいっぱいで、それどころじゃなかったのでしょうねw。だって
「サプライズってそういうことかぁ・・・お菓子のことじゃないのかぁ・・・」
って本気でガッカリしてたもんねw。あの時の琉兵衛さん、まさに (´・ω・`) こんな顔になっててめちゃめちゃ可愛かったんですけど(笑)。
でもテラーになるとめちゃめちゃ怖えええええええええええええええええ!間一髪離脱して変身解除した翔太郎がものすごい冷や汗ダラダラ流してたけど、あのドロドロに捕まったらどうなんの!?てかあの時テラーさんはナスカこと自慢の婿ごと殺ってしまうつもりだったんですかっ!?・・・・・・きっとこれでくたばるような婿なら不要だとかそんな感じだったんだろうなぁ・・・恐ろしい・・・。
そういや佐々木さんがスイーツドーパント化したのを見て逃げまどってたってことは、使用人たちは一般人ってことか。冴子さんと霧彦さんの結婚写真を撮った時(現状とのあまりの落差にあの日を思い出すと泣ける・・・)、ドーパント化して写ったのを見てもカメラマンは驚いてなかったように見えたのでてっきり使用人も全員ドーパントなのかと思ってたんだけど、そうだよね、だとしたら亜樹子がメイドとして雇われるわけないもんね。使用人がバケモノになっても全く動揺しないご主人様たちのことを他の使用人たちはどう思ってんだろ?w。
この場面で、若夫婦が揃って立ち上がったところはカッコよかった。息ぴったりというかお似合いに見えたし。それに続いての夫婦変身は期待以上のカッコよさだったってのに、まさかあんな結末になるとは・・・・・・(笑)。Wのバイクをドドドドドドと走って追いかけるところまではカッコよかったよね!あのバイクすごい早いだろうに走って追いかけられるだけでなく序盤の攻撃はかなり効いてたと思うし悪くなかったよね!・・・まぁその前に嫁に「あんた早く追いかけなさいよっ!」ってけしかけられてるわけですが、そこは婿養子だから逆らえませんよね。でさ、Wがクルっと振り向いて攻撃してくるところまでは霧彦さんも予測してたと思うのよ(してたと思ってあげたい)、でもさすがにバイクの後部が外れるとは思わないじゃん!リボルギャリーから発車するとこ見たじゃんって言う人もいるかもだけど、あの時の若夫婦はギャリーさんにおもきし轢かれてたわけだからそんなもん見てねーよ!だと思うのよ!だからあそこで予期せぬ攻撃を受けて足止めされてしまった霧彦さんを責めるのは可哀想!霧彦さんだって精一杯やったわ!!・・・・・・・・・それなのに・・・
「こんの、役立たずっ!」
言われちゃったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwものすごい口調で役立たずって言われちゃったよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww。冴子さんに本気攻撃されて木の根っこに倒れこんだナスカさんから「チーーーーーーーーーン」って音が聞こえました・・・・・・w。で、あぁ・・・これで婿どの終了か・・・って心底同情したんだけど、まさかまさかの全裸再びってwwwwwwwwwwwwwww。もうこれで冴子さんには完全に見限られたと思いきや、「お仕置きしておいた」ってことはそれでとりあえずは許してもらえた・・・ということですよねっ!?冴子さんの中にまだ霧彦さんへの愛情が残ってるってことですよねっ!?うつむいてシャワーを浴びてる霧彦さんは泣いているようにしか見えず、その姿が冴子さんのお仕置きがいかに激しいものだったのかを物語っているわけですが、とりあえず離婚されずにすんだようで何よりです。
ていうかさ、霧彦さんは甘いモノが苦手(と中の人がブログで言っていた)だから前回のスイーツタイムは自らすすんで参加せずに屋敷周りの見回りをしてたはずなのに、今回のスイーツタイムの席についてる霧彦さんの嬉しそうな様子ったらもうね・・・涙なくしては見れませんよね・・・。使用人も全員参加するぐらいだからここで長女の婿たる霧彦さんが呼ばれてなかったらそれはもう完全なる霧彦さん終了のお知らせということになるのでさすがに呼ばれはするだろうけどさ、それにしたって見るからにウキウキすぎだろうと(笑)。甘いものが苦手(だからお茶会に参加しなかった)ってのは絶対言い訳だろうと(笑)。そんな愛すべき霧彦さんをわたしは応援しています!!。


ところで、使用人全員を含めてのスイーツタイムにミックさんがいらっしゃらなかったように見えましたが、マジでミックさん大丈夫ですか!?。


で、早くも敵にWの正体がバレてしまって驚いた。とは言え、今のところはストーカー君=仮面ライダーWというところまでであって、ストーカー君が左翔太郎であることまでは掴まれてないと。そして亜樹子も堂々と鳴海亜樹子だと名乗ってはいたけど、亜樹子とストーカー君が仲間だってこともバレてはいないわけだよね。でも亜樹子がただのメイドではないことは自ら明らかにしてしまったわけだし、亜樹子が鳴海探偵事務所の人間だってのは調べようと思えばすぐ分かりそうじゃん。で、スイーツドーパントに食われたはずのパティシエたちが再び活動し始めたら園咲家の耳に入らないわけがないだろうし、当人たちにどうやって助かったのか?と事情聴取すればWと亜樹子が繋がってるってこともすぐ分かってしまうと思うのだけど、大丈夫なのだろうか。表向きはWのことは冴子さんと霧彦さん夫婦しか知らないようだし(ミックさん喋れないしね)、しばらくの間この件に関しては冴子さん預かりってことになるのかなぁ。


「あんな目に遭ったのによくそんなもの作れるね」といいつつ素直にアーンて口開くフィリップくん可愛いのおおおおおおおおおおおおおおおお(デレレ)。
つーか茉子さんといいことはといい亜樹子といい、最近の若い娘は味オンチなのが増えてんの?(笑)。
ていうか、今回のフィリップくんも殿も肌荒れが目立ってたわよ!トップコートはしっかりフォローしてあげて!!。