『アンタッチャブル〜事件記者・鳴海遼子〜』File 1

ギャーーーーーーーーーーーーーーーー!田中哲司がクッソカッコいいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
ソファに寝っころがるちょっと汚めわんこ(笑)なガタックさんカッコ可愛いよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
そんでもって久々に真っ当な出来る男役(笑)のキャナメが普通に素敵っ><
ついでに仲間さんのお兄ちゃん役であり公安刑事の小澤征悦までもがカッコよく見えるだなんて、なんという男前の相乗効果ドラマ!!!!!


・・・というぐらいしか見所はなかったです。実は一番期待してたのがコレだったのに・・・。アンタッチャブル編集部のみなさんやお兄ちゃんや仲間さん憧れの人?キャナメやアンタッチャブルのオーナーらしき寺島さんなどなどレギュラー陣はみんな個性的だし(芦名さんだけは編集部で何の仕事をしてるのか謎だったけど)(哲司の愛人だったら超絶ときめく!!)カルト教団と結託する人気ジャーナリストってネタも広げようによっちゃ面白くなりそうではあったんだけど、肝心の仲間さん演じる遼子に魅力がないのがなんともなぁ・・・。最初はやたらと「一流雑誌にいたからって特別扱いしないでください」とか「アンタッチャブルは三流だけどわたしは一流です」とか自分が『一流』であることを事あるごとに口にしてたように思うのですが、途中から気が付いたら「三流の中ではまともなほう」とか言ってなかったですか?。一流雑誌だという“国民ジャーナル”(しっかしひどいタイトルよな(笑))をクビになった理由は編集長に自分の書いた記事を書き直されたことに抗議したからってことだったけど、一流でありながら協調性に欠けるというか自分の中にある『ジャーナリストとしての正義』を絶対に譲ることができなくて、そのせいで三流雑誌で働く羽目に。扱う題材こそ三流に見合うものに変わったけれど、それでも遼子のペンは結果的に悪や不正を暴いてしまう・・・とかそんな感じを想像してたんだけど、仲間さんに話しかけられたキャナメが心底厭そうな顔で「お前と一緒にすんな」みたいなことを言ってたし、いわゆる「ネタ元」である名無しの権兵衛のことを何も分からない時点で書こうとしたり、何よりも驚いたのはひので教団に潜入(あれ潜入だよね?)した時に「お仕事は?」と聞かれ思いっきり「ジャーナリストです!」って言ってのけたことね。だってその教団普通じゃねーってお兄ちゃんに教えられ近づくなって忠告されたばっかりじゃん!なのになぜそこでジャーナリストと名乗るんだ!?ってビックリしたわ・・・。そこらへんから判断するに、遼子は国民ジャーナルで大した成果を挙げられずに首切られたってのが真相なんじゃないかと・・・。そうなんだとしたら“元一流雑誌記者が訳あって現在は三流雑誌記者”って設定から受けるイメージが180度覆されてしまうんだけど・・・。仕事に関してはマジ一流なんだけど、対人関係、特に恋愛面では極度の妄想癖の持ち主(つまり変態^^)ってんじゃダメだったのかなー。
てかお兄ちゃんもさー、前述で個性的とは書きましたが、公安刑事が記者である家族に事件のことをペラペラ喋るのってどうなん?と思ったんだけど。普通の刑事ならともかく(それだって問題だけど)公安よ?。そんで妹に囮らしきことをさせた結果どうなったかというと事件の重要な鍵を握る人物をみすみす目の前で自殺させたわけでさ、これ普通なら処罰もんだろ。そんで篠井さん演じる人物は“教祖代理”ってことは教祖がいるわけじゃん?もしかしたらこのひので教団ってのはアンタッチャブルというドラマ全体を通しての敵というか、この先におこる事件の背後に常にその存在がある的な扱いになるのかなーとも思ったんだけど、だとしたらラストでその人物を匂わせる程度でいいから登場させて「また新しい扇動者を探せばいい」と言わせるとかさ、そういうのを入れるべきだと思うのね。それがなかったってことはこの事件についてはこれで終わりなのかなーとも思うわけで・・・じゃあ教祖って誰だよ!?と。教団の罪を暴く名無しの権兵衛という存在がいることからして『謎の組織』は別にあるんだろうしなぁ。(基本は)1話完結なのか全体に謎掛けがしてある続き物扱いのか分からないもんだから1時間のドラマ(それも初回)としては着地点の曖昧さがすごく気になりました。報道者の物語だから事件を伝えるところまでが仕事で幕引きまで描く必要はないのかもしれませんが、なまじ刑事(警察)が関わってるからそこまで求めたくなるんだよなぁ。ていうかコメディとして見ればいいのかミステリーとしてみればいいのか分からなくて気持ち悪い。重ねて言うけど面白くなりそう(できそう)ではあるのになぁ・・・。
次回のゲストもなにやら豪華っぽいしまぁ男前わんさかドラマであることだけは確実なので引き続き視聴予定です。