『仮面ライダーW』第5話「少女…A/パパは仮面ライダー」

うん、やっぱり面白い。危険な目に遭うと分かっていながら子連れで出歩くだけでなくその子を自分の仕事のダシに使う代議士である母親の目的は、夢半ばにして謎の死を遂げた夫の後を継ぎ、その夢を実現することだった。夫の夢とは第二風都タワー建設。一方街の景観と損なうという理由からタワー建設に反対する勢力(一族)が存在し、代議士の夢を阻むべく暗躍している・・・。いいわいいわ!ザ・テレ朝って感じだわ!。それに加えてその娘はと言うと「仮面ライダーを『パパ』と呼ぶ」というスパイスまで加わるわけだからわたし的にはたまりません!!。
そして最大の謎は娘が持ってる「仮面ライダー」の人形が「カラーリング違いの仮面ライダーナイト」にしか見えないということだッ!!!。
先週若菜姫の口から「仮面ライダー」という呼称が飛び出したわけですが、てっきりこの仮面ライダーは1年前から風都の街に出没していたはんぶんこの怪人のことを言っているのだとばかり思ってましたが、娘が持つ人形の形状からしてそうとは限らない・・・ということなのか?それとも都市伝説扱いなだけに「仮面ライダーの姿」は人それぞれというか、W=仮面ライダーとまでは認識されていない、ということなのだろうか。・・・となるとやはり娘が持っているライダー人形の造作がなぜ「カラーリング違いの仮面ライダーナイト」なのか!?という疑問が生じるよなw。フェイス部分見ただけでもかなりの力作だと思うのですが、市販されてるものではないとすると作ったのは母親と考えるのが自然だと思うのですが(この歳にしては異常に手先が器用な娘が作ったとかでないのなら)、なぜこのビジュアルなんだ母親ッ!?!?おまけに娘の人形と「パパ」の文字とともに描いてるWの絵(Wって色半分に塗り分けるだけでそれなりに見えるね^^)が全然違うんだけどどんな説明をしたんだ母親ッ!?!?。
で、前回若菜姫に「(都市伝説)仮面ライダー」発言されたことを嬉々として受け入れていた二人なのでこれからはばんばん仮面ライダーWを名乗っていくのかと思いきや、現時点ではこれまでと同様仮面ライダーの正体が自分達であることを隠す方向でいくのか。ていうかわたしはこれまで「正体を隠してる」とは思ってなかったんだけどねw。これまでの何回かの変身は単に左翔太郎という人物を知る人の前での変身ではなかった、というだけだったのか。ちゃんとボディーガードの任務を果たしているのに正体を明かせないせいで翔太郎がヘタレ呼ばわりされてんのに憤りを覚えてしまったわけですが(ほんとにわたしったらどんだけれんれんラブなのかと・・・^^)、その後でちゃんと「今回はちょっとは役に立っただろ」って言わせたのにはハァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン★てなりました。はあああああああ、翔太郎カッコいい><。ヒロインと一緒じゃなかったらふっつーーーーーーーーに出来る男だしカッコいいわよねっ><メモリガジェットを放った後テラスに出て思考してる翔太郎れんれんとかめちゃめちゃカッコよかったわよねっ><。そうなの!この場面もそうだし水辺のフェンスに凭れかかってたのもそうだし、わたしはどうやら『何かに肘をついて寄りかかってるれんれん』が好きみたいですっ・・・(照)(←あれだけボロクソ言ってた手前本気で恥ずかしい)。
話が逸れましたが、この正体を隠してるのって、今後人々に正体バレした時にいいほうか悪いほうか分からないけどいずれかの扱いをされる展開があるってことかな。これまでの王道展開から判断するにまず恐れられたり責められたりとかゲテモノ扱いされてメディアから追い掛け回されるとか悪い方から見る目が変わるパターンだろうけど。てか、なたぎ演じる刑事さんだけはWの正体が翔太郎たちだって知ってると思ってたんだけど、議員に責められても例えば翔太郎をチラっと見るとかそれらしき反応を示してなかったってことは知らないのかなぁ。ただちょっとドーパント方面に鼻が利く便利な探偵程度にしか思ってない、とか。まぁそうでなくとも刑事と探偵の間が持ちつ持たれつだってのはハードボイルドの定石ではあるけどね(ところで早くもなまくらさんリタイアだったらどうしよう・・・w)。そういや議員が鳴海探偵事務所に依頼した理由は「こちらはドーパントの専門家だと窺ったんで」とか言ってた記憶があるので鳴海探偵事務所がそっち方面の実績があるってことは知る人ぞ知る的な感じなのかな。
“あの”園咲一族だけに単純に風都の街の景観が壊れるってだけで反対してるとも思えないので(いや、純粋にそれだけで反対するのが琉兵衛クオリティなのか?)何らかの企みがあるんだろうし、議員サイドにも共感というか同情できるようなネタが用意されてるんだろうなーとは思うものの、単純に双方の言い分だけ聞く限りでは園咲家の言い分に一理あるというか、景観ってのは一度壊してしまったら二度と戻せない唯一無二のものなわけで、それを壊してまであんな宇宙基地みたいな建造物を建てる必要が果たしてあるのか?とは思ったな。その理由というか議員の原動力が『夫の夢の実現』ってのはやはり説得力に欠けるだろうと。だからこそ子供を使ってるってことなんだろうけど。そしてWという作品は作中でちゃんと「子供をダシに使うだなんて反感買うんじゃないの?」というツッコミを入れるところがいいなーと思う。こういうの一つあると見てて感じるストレスの量が全然違うんだよね。
ところで、園咲家と言えばBOARDは冴子さんに乗っ取られたんですか?w。
そして、第二風都タワーに不満の唸り声を上げるミックがカッコよくてたまらないわけですが、

あぁ・・・ブリちゃん



いつかの日か全てを振り払い全力で抱き締めてやる!


中身のあんこでるぐらいっ!!

霧彦さんブログより。
ちょwwwwwwwwwwwwww中身のあんこでるぐらいっ!!てなにwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww。ミック(ブリちゃんは本名だそうです)何で出来てんのwwwww。
素顔はとんだおもしろ兄さんな霧彦さんは今回ついに翔太郎とすれ違ったわけですが、あの場面ゾクっとしたわー。二人とも独特の色気があると思うんだけどそれが反発しあうのではなく微妙に混じりあうというか・・・お互いの色気を侵食しあおうとしてるというか・・・間違いなく朝の空気ではなかった(笑)。しかも霧彦さんってば予告でものすごい発言してたしw、初対決となる(早くねえ!?)次回が楽しみすぎるわっ><


今回も亜樹子は悪くなかったです。ポジション的には“翔太郎としては気乗りがしない依頼でも金のためとなんでも請け負う”ことと“その気はなくとも結果として二人に必要なアドバイスを与えてくれる”という存在としてフィットし始めてきたかなーという感じ。相変わらず亜樹子の発言からヒントを得る流れは自然で気持ちいいし、展開(物語)がしっかりしてるからバケツにお尻つっこんじゃったけど別に検索行為に不都合はないから気にしないどころかそんな状態でも普通に翔太郎と電話で会話をするフィリップたん脳みそ大丈夫なのフィリップたん!?とかw、亜樹子の身体はったブリッジwwwとか、そういう演出が邪魔にならないし、むしろ力を抜けるシーンとしてこれはこれで必要だなって思えるんだよね。まぁいくら相手が翔太郎だって分かってるからとは言えど電話中の人に強引に飲み物、それもお酢を飲ませるってどうなの?とは思ったけど、スリッパプレイも今日ぐらいなら許容範囲だし、翔太郎がヒロイン目線では頼りないんだろうけど視聴者目線としてはハーフボイルドだけどやることはキッチリやる男であるってのが明確になってきたから、ヒロインの言動に関してはソレはソレとして・・・って一歩引いて見られるようになってきたかなと。言いたいことをなかなか察してくれない亜樹子に翔太郎が「ちょっとWになってくるから」ってのを指で『W』の文字作って伝えるとことかめちゃめちゃ面白かったしw。あと面白かったと言えば攻撃が止んだ後、誰もいなくなった空間で看板がガタンと落ちてビクッ!!となったWなw。
でもさああああああああああああああああ、なんでフィリップくんが亜樹子のことを「あきちゃん」呼びとかしてんのよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?前回のガジェット扱えるようになってることもそうだしさ、わたしの知らないところで三人がぐいぐい仲良くなってるとかズルイんだけどっヽ(`Д´)ノ

ところで、アノマロカリス?て亜樹子ぐらいの娘っこが思い浮かべられるほど一般的なの?。わたし「アノマロカリス」と聞いてもまったくイメージできなかったから放送終了後即ググってみたんだけどw、なかなか愛らしいビジュアルはいいとしてもなぜこれをメモリのモチーフにしたんだ園咲家!?と思わずにはいられません・・・。


懸案だった戦闘シーンは徐々にカッコよくなってきてるとは思うんだけど(特にトリガーの組み合わせは楽しめそう!)、メモリチェンジが忙しなさ過ぎて初見ではついていくのに必死です^^。あとやっぱベルトうるさいよね^^。