『侍戦隊 シンケンジャー』第三十一幕「恐竜折神」

飛んできたディスクをそのままダイレクトにあそこなんて言うの?柄?持ち手のとこに装着して殿無双からハイパー化する殿はカッコよすぎてちょっと漏れた><
てかやっぱこの剣チートすぎるw。敵に背を向けながらトドメ刺すとか殿鬼すぎです殿!!
人質を助けて寿司チェンジャー取り返しての名乗りが(寿司屋も含めて)ドえらいカッコいい!
寿司屋にノールックで寿司チェンジャー投げ渡すことはがめちゃめちゃカッコいい!!
トリが殿の「『同じく』レッド 志葉丈瑠!」で、これまたちょっと新鮮ですこぶるカッコいい!!!
陸上からやってくるとみてそれに対する陣形を作って待ち構えてる敵に向けて(その真ん中には一般人の人質もいるのに)容赦なく空爆ぶちかますシンケンジャーがいつも以上に凶悪で素晴らしいと思いました!これギリギリですよね!
以上です。
あとはまぁね、寿司屋は中身もカッコいいよな!すごいね最高だね★ってことで。いや、カッコいいってよりも『男前』って感じかな。


今回の話は裏事情というか裏目的としては最後の映画販促ってことなんだろうけど、表のテーマとしては「シンケンジャーとして戦う侍たちも普通の若者である」ってのをその「普通の人々」の目線で描くってことだったと思うのね。そのために用意したのが「看護師もまた患者の少年を守るためにつきたくない嘘をついて頑張った=戦った」ってエピソードだったわけですが、看護師と少年がどれほど特別な絆で結ばれているのか、看護師がどれほどの想いで「戦っている」のか、そういうものがさっぱり見えないから単なるお話でしかなかったのがなぁ。例えばこの少年の家族があんまり見舞いに来てくれなくて看護師が本当の姉(もしくは母親)のごとく接してきたとかさ、看護師が寿司屋に説明するという形でいいからなにか一押しあればそれだけでも全然濃度が変わってくると思うんだけど。それでこそそういう人達を守るために戦うシンケンジャーもまた中身は七並べに一喜一憂する普通の可愛い若者たちなんだ(爺も含めてw)ってとこにグッとくるんだと思うんだけどなぁ。
つーか
殿「なんで俺だけ一枚も出せないんだっ・・・・・・・・パス」
千「こういう作戦もあるの。丈瑠慣れてきちゃったし、本気だしてかないとねー」
ってことは、七並べに限らずこういうベーシックなゲーム(トランプ遊び)を殿がやったことがないことが発覚し、じゃあみんなでやってみよう!ってなことになったと想像できるんだけどさ、どういう話の流れでこういう状況になったのか(そういや最近稽古してる姿見てないなぁ・・・・・・(笑)寿司屋が流ノ介に一日中ストーカーしてた頃は遊びの時間なんて一時たりともなかったような気がするんだけどなぁ・・・・・・・(笑))、そこが見たいんですけど!!!もちろん想像で補うことは充分可能なんだけどね、わたしは映像で!七並べやろうぜって言われてついつい口の端に嬉しそうな笑みを浮かべちゃう殿を映像で見たいのよっ!!
「もうしわけございませーーーーーーーーーーーーーーーーんっ!私、これ以上負けてしまうと・・・・・エイッ!」
と殿に深々と頭下げつつ苦渋の思いでカードを出した流ノ介があそこまで凄い顔になった過程が見たいんですけど!!!!!
流ノ介は殿を勝たせよう(負かせまい)として必死に負けようとしたんだろうなぁ・・・侍としてその行動が是か否かはわかりませんが、家臣としては相変わらずの忠臣っぷりで泣けるわ・・・いろんな意味で・・・・・・・・・。だって両手にたっぷりのトランプ持った殿が「わかった。負けだ」と敗北宣言したら、
「よーーーーーっしゃ!!じゃ、罰ゲーム〜!」
って千明がガッツポーズするのはいいとして、その隣でこっそりと流ノ介がめっちゃめちゃ本気のガッツポーズ決めてんだもの。
「殿、申し訳ございませんっ♪」
と謝りながらももうルンルンで罰ゲームやる気マンマンなんだものw。
殿の敗北宣言に至るまでの時間が流ノ介にとってどれほど大変だったのかそれを見せろと思うじゃないのさ。それがあってこそのねこ殿じゃないのさっ。
つーかねこ殿は一度限りだからよかったのに、この短期間でまたやるってのはなぁ・・・。しかも今回は殿の意識があるってのに(そのせいか、今回のことははみんなが殿への罰ゲームでキャッキャしてるとこに混じらず一人だけトランプの後片付けしてるのが偉かったわ。ことははいい子!)。写メ撮られてたショドウフォンをあんなにムキになって取り返そうとしてたのはなんだったんだっての。ねこ殿が実は満更じゃなかったらどうしよう・・・・・・><だってラストの負けん気発揮した殿の「いや、やる」の後の笑顔がちょっととーりになっちゃってるんだもの・・・・・・・・・><。


まぁなんだ、何が言いたいかと言うと、やってやれないことはないと思うのに最近殺陣以外の描きこみが甘くないですか?ということだ。


で、映画はあまりの短さに『クサレ外道衆』という名称以外はほとんど明かされなかったわけですが、クサレ外道衆はチート剣でないと倒せないって設定とかあるんですか?。今回は隙間センサーが反応してなかったんだけど、それはいつものように隙間から直接実体化して現われたわけではなくまずはひどい臭いの液体状として現れたからで、いつもならば一般人に助けを求められる間もなくシンケンジャー側からその場に駆けつけられるけど今回は看護師さんから出向いてきた(それまで外道衆が現れたことに気づかなかった)ってことは今回のアヤカシはクサレ外道衆(いつもの外道衆ではない)なのではないか?というところまで見越した上でダイゴヨウ(千明が早速「ダイちゃん」呼びしてて和むわw)にハイパー化用のディスクを持たせてたのかなーと補完したんだけど、だとしても斬っても斬ってもキリがないほどわらわらと現れるナナシを一撃でぶっ倒せるんだから日頃の戦いでもガンガン使えばいいのにこれまでそれをしなかった理由がわからない。この先例えばハイパー化は殿の身体に負担が掛かりすぎるからとかそういう設定が投下される可能性はなくはないとは思うけど、単純にちょっとしたサービス的な感覚でハイパーを出した気がするのよねぇ。まさか現代のアヤカシには通用しないってことはないだろうし、後々のためになんか一言言及しといたほうがよかったんじゃないかなぁ。それも前述の描きこみが甘いってのに繋がるんだけど。



おぐら先生はさすがのぶっ飛ばされっぷりで素敵でしたw。