歌野 晶午『絶望ノート』

絶望ノート

絶望ノート

非常に歌野さんらしい作品だなと思いました。途中で恐らくこういうことなんだろうな・・・とニヤニヤしつつ読んでたらラストでどーーーんと足元の床が抜けて突き落とされるって感じ。いつものことながら凄まじい後味の悪さ。でもこれを味わうために歌野作品を手にとってしまうのです。完全に中毒。
仕事柄人の名前に接することが多いのですが親の顔を見てみたいわと思うような名前に出くわすことが少なからずあることを思い出し、複雑な気持ちになりました・・・。名前をからかうのヨクナイ!。