『漂流ネットカフェ』最終話

最後までよくわからないうちに終わってしまった・・・。
あの人らが飛ばされていた世界は遠野の世界で、その仕組みはそういう力が働く場所でそういうタイミングでそういう願いを強く持った人がそう願ったからだ・・・ってことでもういいです。飛ばされた人と飛ばされなかった人がいたのは寝てたか寝てなかったか(意識があったかなかったか)の違いということでそれもいいです。で、目が覚めたら病院にいたのはいいとして、その病院もまた元の世界ではなく異世界だった・・・と。そしてそれは多分亀田くんを失い絶望してる加藤さんの世界なのかな。とそこまではまぁ理解できるんだけどさ、新たに漂流した先に土岐の妻がいたってのが理解できない。病院で目を覚ました土岐の元に妻が駆け寄ってきたところまではほんの一瞬現実世界だったんだけど、戻ってきちゃったと知った誰かの新たなる逃避願望で今度はネカフェでなく病院が漂流したとか?w。だとしたらなんという永遠ループw。亀田くんやタカシの名札を外してたから漂流先で死んだ人=脱落者って感じで最後の一人になるまで漂流し続けるとか?とも思ったんだけど、だとしたら遠野の世界で脱落した亀田くんとタカシの名札が加藤さんのであれ違う人のであれ次の世界であるってのはおかしいよなぁ。
そうでなかったらもしかして夢オチなの?異世界なんかに飛んでなくて、あの嵐の日に何らかの理由で昏睡状態に陥った土岐が見ていた夢って話なの?だとしたらまじふざけんななんだけど、さすがにそんな簡単な話ではないと思うので、12号室にいた遠野があの日同じネットカフェにいた数人の意識を連れてあの世とこの世の境目、便宜上異世界と表現しますが、異世界へ連れて行ったと。つまり漂流した人達は現実世界でこん睡状態に陥ってて、異世界で死んだタカシと亀田くんは現実世界でも意識が戻ることなく死んだ・・・ってことかなと。で、遠野だけはいわゆる12号室の「神隠し」によってネットカフェから救い出されることはなかったと。病院が異世界っぽい描写だったのとか一話を想定させる月が入り口か出口かってのは・・・・・・なんとなくのイメージ?(笑)。まぁ、異世界への入り口はあなたの近くにあるかもしれませんよとか、あなたが現実だと思ってるものが本当に現実とは限りませんよ、とかそういうドラマだったと思えばいいのかなーってところに落ち着きました。

ちんぺにむっきーという新しいお友達が出来たっぽいのがわたしにとっても収穫でした(笑)。