- 作者: 五條瑛
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/02/24
- メディア: 単行本
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恐らく一般の人が読みやすいように、あまり突っ込んだ諜報描写をせずすぐ身近にある危険(盗聴や盗撮)といったレベルに落とし、そして五條さんらしい人物描写をあえて排除したのだと思います。全方面において物足りなさを感じまくりでした。特に美形エキスが足りねえよ!絡みが足りねえ!!。というか、少年はまぁいいとして主人公の年齢設定が中途半端すぎる。正確な描写はないもののモロモロから判断するに多分30代半ばだと思うのですが、やっぱそこはもうちょい年上の、せめて40代ぐらいの枯れた渋めのオッサンにしてほしかった。やはり(美)少年といえばオッサンでしょう!!・・・って福井小説の刷り込み恐ろしい・・・。