『ケータイ捜査官7』第44話「ゼロワンの解」

どうすんの・・・・・・ねぇこれどうすんのほんと・・・・・・・・・。

今わたしの胸の中にあるゼロワンさんへの想いをどう表現していいか全くわかりません。ブーストフォン達もさ、いくらスペアがあるとは言えどもあんなの無理だって・・・。アヴェマリアがトラウマになりそう・・・・・・。これまでずーっと流れてた血涙が止まり、雨なんだけど、雨が流れてはいるんだけどさ、ゼロワンさんの両目から綺麗な涙が流れてんの見たらさぁ・・・ゼロワンさんどれだけつらい人生送ってきたんだよってなぁ・・・。
最後の最後に「解」を見つけられて、
「ここまでの・・・ようだな・・・。だが満足だ。最後の最後でバディを守りきった。求め続けた、最後の解・・・。俺は・・・バディ殺しなんかじゃない。そうだろ、間明。網島ケイタ・・・俺は、お前に会えて・・・よか・・・った・・・・・・」
そう言うことができたゼロワンさんはきっと安らかな気持ちで眠りにつくことができたんだろうとは思う。思うんだけどさ、ケイタと離れて一人寂しく眠るゼロワンさんの姿なんてゼロワンさんらしくはあるけどそれでも見たくなかったし、この行動ってきっと自分のラムダチップを回収することで間明さんの目的は達せられるだろうから、ケイタとセブンを守るためにあえて自らの身を間明さんに捧げたんだと思うのよ。つまりゼロワンさんはもうその覚悟ができてたんだよね・・・。そして出来ることならばそのことをケイタに気付かれたくない、ケイタを哀しませたくないからと痛む身体をおして必死でケイタから離れようとしたんだと思う。それなのにまっぷたつにされた自分の身体をケイタに見つけられ、あんなに悲痛な叫び声をあげさせてしまった・・・・・・・・・。ゼロワンさんが可哀想でなりません・・・・・・。そしてそれはやっぱりゼロワンさんがこれまでにしてきたこと・・・ラムダチップを抜かれ身体をまっぷたつにされるってのは、まさにゼロワンさんがファイブとセカンドにしたことなわけで、因果応報じゃないけど、そういう意味では全て思い通りにいかないのは仕方がないことだったのかな・・・と。

つーか間明ああああああああああああああああああああ!お前のことだからこれわざとなんでしょう?とりあえずゼロワンさんの身体を回収してアジトに持ち帰ってからチップ抜いたっていいだろうに、絶対ケイタがゼロワンさんを探しにくるって分かってて無残に破壊されたゼロワンさんの身体を捨ててったんでしょう?この人でなしいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!やっぱりネットワークそのものが悪いわけでなく、使う人間、悪意を持った人間そのものが悪いのよ。悪い人間がいる限りネットワークを管理したってまた別の何かが生まれるんだって。そのことに気付けバカ伊達!


最終回はゼロワンさんのラムダチップから生まれたジーンがアンカーを襲撃→必死で戦うも劣勢で、もはやこれまでかとケイタ以外の誰もが諦めかけたその時ラムダチップの中に眠っていたゼロワンさんの意識が覚醒って燃える展開になるに決まってますよね!そして涙と鼻水ダラダラ流しながら「許してくださいー」ってイケメンかなぐりすてて懇願する間明さんを眺めることができるんですよね!!ついでにアンカーを守るために自ら晒しものになる道を選んだ桐原さんの羞恥インタビュー映像も見せてくれるよね、当然!!そんできっとインタビューの途中で「こんな茶番に付き合ってられるかっ!」ってあのアホみたいなインタビュアーの女と気持ち悪い秘書の人突き飛ばして「サードオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」って叫んで飛び出していくんですよね絶対!!


「ケイタ。お前の心を受信した。今日は・・・俺がお前のバディだ」
「また会おう。俺のバディ」


バディを欲してやまなかったゼロワンさん。ゼロワンさんが求めていた解とはバディを守りたいというその想い・・・だったのですね。ようやくできた最高のバディを守ることができてよかったね、ゼロワンさん。ケイタを守ってくれてありがとう、ゼロワンさん。わたしはきっとずっとゼロワンさんのことを忘れないと思う。
もう一度言います。ありがとうゼロワンさん。そしてお疲れさまでした。このドラマの功労者は間違いなくあなただと思っています。