『ヴォイス〜命なき者の声〜』第2話

うーーーーーーーーん・・・・・・やっぱりしっくりこないなぁ。キャラがどうとか以前にお前ら勉強しろよと思ってしまうw。「それで事件が解決したと言えるのか?」とか言ってたけど事件を解決するのはお前らの仕事じゃないだろうと。静岡くんだりまで出かけてる場合じゃないだろうと。学生の本分は勉強です医学部舐めんなと思ってしまう。かろうじて石原さんの役がそれは自分達がやることではないと言ってたけどあの程度の言葉で説得されちゃうんもんだから“とりあえず言ってみただけ”にしか聞こえないしね、この時点で引っかかってるわたしはもう見ないほうがいいんだろうなぁ。初回で一番引っかかった“ゼミ生という立場を逸脱して事件に首を突っ込む”ことを教授も多分准教授も認めちゃってるあたりがもうね・・・。やっぱ瑛太は医学部と関係ない文学部あたりのミステリ好きかなんかにして、好奇心旺盛な斗真が毎度毎度瑛太に意見を求めるとかそういう設定にしたほうが良かったと思うわ。まぁ1話では「法医学」全く関係ねーじゃん!と思った部分は爪に何かが挟まってることに気付き成分を調べたという一応の結果を見せてはくれたけどでもそれが「死者の声」かっつーといまいちピンとこないし、それって石原さんでなく瑛太さんが気づくべきなんじゃないの?そもそもそこいらへん通常の解剖で調べたりしないのか!?と思っちゃったわw。
旦那が自分を恨んだまま結婚指輪を置いて出て行った先で死んでしまったとこの先後悔やらなにやらを抱えて生きていくところだった奥さんを救ったということはいいと思うの。それがなんの根拠もない憶測でしかなかったとしても、奥さんが救われたならばそれは奥さんにとって真実になると言えると思うから。でもそれを「法医学教室のゼミ生」がその立場を名乗って語るってことがダメなんだよ。少なくとも死の状況に納得いかず解剖を依頼した遺族に解剖に関わった人間が言うことではないと思う。おまけに想像の段階で奥さんの家に上がりこんだらデッキの中から都合よくビデオが出てくるとか冷蔵庫の中につくりかけのフレンチトーストが入ってたとかなんかもう都合よすぎ。最初に冷蔵庫を見せてくれと言われた時に奥さんが旦那が死んでから全く買い足してないから冷蔵庫に何も入ってなくて恥ずかしいとか言ってた記憶があるんだけど、その言い分からして冷蔵庫にはほとんど触れてないって思うよね?普通。でも作りかけのフレンチトーストは缶ビールかなんかの缶飲料の奥に“わざわざ”仕舞われてたのには失笑したわw。それも「おそらく、意識が朦朧とした状態でありながらも奥さんを驚かせるため秘密にしようと無意識でとった行動だったんでしょう」とか言うんでしょw。
あとものっそい気になったのは斗真だったと思うんだけどラストで「どうせならタッチダウン決めてほしかったな」とか言ったこと。アメフトにかけて「タッチダウン」とか言っちゃうあたり恥ずかしいんだけど、「どうせなら」ってなんだよと思った。「どうせ(死ぬ)なら」ってことでしょう?法医学に携わる人間としてその言い草はどうなん?と思った。まぁ遺族の家にずかずか上がりこむぐらいだから常識もなけりゃ配慮もできない子達なんだけどさ。


瑛太さんのキャラは「死者の声を聞くことができる」という設定のようですが、今回の話見てて思ったんだけど完全に「死者」よりも「残された生者」に向き合ってるよね。事前の番宣なんかから想像してたのは、例えば殺されたのに事故と判断された遺体から本能的に“わたしは本当は殺されたの”という死者の声を聞き、遺体を念入りに検分・解剖して証拠を見つけることで警察や関係者の見解を覆す・・・とかそういうドラマだったんだよなぁ。まぁ誰も月9でそんな重い話見たくないでしょといわれたらそりゃごもっともと言うしかないけどw。


3人が奥さんの部屋に押しかけてる間、マンションの外で待ってる遠藤くんと佐藤くんのシーンがよかったです。つーか羽井くんって何気にかなりの高スペックじゃね??ヘビースモーカーでなけりゃかなりイイと思うわーw。哲平の家でワイワイ鍋やったりしてるのは可愛いし見てて楽しいし、やっぱ普通の学生モノにしとけばよかったのになぁ。次回どうしよ。