『チーム・バチスタの栄光』最終話

思いっきり想定内な最終回だったなぁ。最後の最後に大友さんは実は羽場さんと付き合ってましたー!!酒井先生マジ涙目!!ぐらいの驚きがあると思ってたのにw。あ、でも絶対この内の誰かは黒幕的な関わり方をしてるだろうと思ってた病院長と藤原さんと黒崎教授が結局揃って単なる傍観者ポジションだったのは驚きでした。だって林隆三名取裕子榎木孝明だぜ!?結局名取裕子はお茶淹れただけで榎木孝明は部下思いのいい人がドタバタしてたってだけだぜ!?贅沢な使い方っちゃ贅沢だけど、結局犯人役が若手2人に鶴見辰吾となるとなんだか使い方を間違えてる気がしなくもないわーw。
あと『犯人は仲村トオル』ってのもあながち間違いじゃなかったのも面白かったわwww。
ていうかあの心臓ゴロリさせたのってメス入れる寸前だったしビデオにおもきし映ってるんじゃないの?心臓吊ってるチューブ?の長さ云々ってのは盲点だったといわれたらまぁそんなもんかなと思えるけど、心臓がああも見事にゴロリと転がったのはさすがに初見で気付きそうなもんだけど・・・。ていうか術中の何が原因か調べるために成功例と失敗例を見比べるって一番先にやってそうなもんなんだけど、やってなかったんかいwwwって思ったわ。さすが白鳥w。
でさぁ、垣谷がすいませんでしたって桐生に謝ってたけど謝る相手は桐生じゃないだろうと・・・・・・お前自分の娘と同じように“手術に望みをかけてた患者とその家族”に悲しみを“自らの手で”与えておきながらなにもう隠し事をしなくて済むとか言ってスッキリした顔しちゃってんだって・・・って引いたわ、さすがに。人の命を賭けに使うようなことをほかの誰がやろうとも術中死でなくとも結果として娘を手術で失った垣谷がそれをやってはダメだと思うのよね。ダメと言えば田口がチームバチスタの栄光の日々(笑)の幻影見て泣くのもゲンナリでした。だってそいつら思いっきり自分の都合で(病気に関しては)“何の罪もない患者”を殺してんのよ?何感傷に浸ってんだって!と思ったわー。もしあの時こうしていたらって思うポイントがいくつもあるのに全てのポイントで間違えてしまったためにこういう結末になってしまったことを悔やみ、そしてもしどこか一つでも正しい選択をしていればチームのこの姿が今もそこにあったかもしれないのに・・・と思ってのことなんだろうけど、やっぱり“医者”が“患者”を殺したって事実の前では“関係者”として泣いたりすべきではないと思う。結局田口も“医者サイド”の人間ってことなのよね。まぁあれでも医者だから当然ではあるんだけどさw。
で、氷室は垣谷が心臓ゴロンさせたことに気付いてたってことなの?未必の故意が成功した=完璧な殺人ってこと?それとも単純に桐生の医療ミスをチーム全員で隠蔽した=完璧な殺人ってこと??「術死は続く、これからも」から判断すると後者・・・かな。
そんでもって、氷室は死んだでしょ、垣谷は医者を辞めることにはなったけど不起訴、明らかに正常な部位が切除されてると分かっていながら黙っていただけでなく当の本人に嘘の報告をしていた鳴海は全くのお咎めなし、酒井先生だけが刑務所に入り医者としての未来も完全に絶たれたと・・・そういうことよね??そうまでしても守りたかった『チームバチスタ』は結局解散になった上にみんなバラバラ、でもそれぞれ前向き(笑)ってさぁ、なんか・・・結果的に一番貧乏くじ引いたのは酒井先生でちょっと気の毒に思えるのはわたしが酒井先生ラブだからでしょうか・・・。


始まる前はモブだと決めつけてたもんで、城田を殺す犯人役wというまさかの大役っぷりに驚いたりときめいたり、ていうか白衣萌え!!!!!とまぁなかなか幸せな三ヶ月間でした。