誉田 哲也『ヒトリシズカ』

ヒトリシズカ

ヒトリシズカ

一見なんの繋がりもなさそうな事件(解決済み)が1人の少女によって繋がっていく。構図としては目新しいものではないですが、事件の鍵を幼い少女に握らせたのはちょっとした冒険かなーと思った。→ネタバレしてます 少女のサイコパスってわたしあまり読んだことないのでちょっと衝撃でした。あくまでも他人(刑事)の視点で語ることで少女を神聖化というか悪魔的な美少女として描いたのはよかったと思うけど、最後の物語は蛇足とまでは言わずともこれが大人もしくは男性であったならこういうラストにはしなかったんじゃないかな。←ここまで。やっぱ女の子をとことん堕とせはしないか。