30-DELUX The Eighth Live『ファミリア』〜客席四方囲みコロシアムスタイルバージョン〜@新国立劇場 小ホール

観劇してから1週間近く経過してしまったので記憶が薄れてしまっていますが・・・タッくんの活動記録としてとりあえずの感想を残しておきたいと思います。


ストーリーは、一子相伝の不破流を守る居合い道場(吉糸道場)が舞台。道場主である吉糸半平衛(父親)が体調を崩し師範である御之寺が名実ともに道場を支えてる現状で、本来であれば道場を継ぐべき立場の息子の真金はというと少年天才剣士と呼ばれたかつての栄光は見る影もなく、プラプラとすごす日々。妹の葵はそんな兄を心配しつつもやきもき。そんな真金に、実力もあり顔もイケメンな門下生・凄磨がアイドル剣士として人気急上昇中なのに目を付けた幼馴染の久我が近づく。久我の口車にのって、凄磨の居合いDVDを出そうと計画するが、真金と御之寺の意見が対立。「この道場はあなたのものですもんね」と御之寺は道場を辞めることを決意。葵は御之寺に自分と結婚し息子となって道場を継いでくれと懇願するも、御之寺は葵の本心を察し道場を去る。御之寺に恩があるからと凄磨も御之寺を追って道場を去り、ほかの門下生達も次々と去っていく。1人ぼっちになってしまった真金の元へ1人の男がやってくる。カムラと名乗るその男はふがいない真金を挑発。カムラを訝しく思いながらも剣を合わせる真金。そのころ久我は膨れ上がった借金を返すあてもなく頭を抱えていたが、愛する妻をボスに人質として押さえられたことを知り、賭けにでることに。その計画とは真金を“天下一武道会”に出場させ賞金1千万とともにスポーツ賭博でも稼ごうというものだった。久我の魂胆を知らずに天下一武道会に参加することを決意した真金は日々カムラと特訓。そして迎えた天下一武道会当日。なんとか決勝戦まで勝ち残った真金の相手は凄磨。その時、御之寺の元へ一本の電話が入る。相手は久我で「お前の愛する葵は預かった。返してほしくば決勝戦で凄磨に負けさせろ」と言う。そんなことは断じてできないと要求を突っぱねる御之寺。御之寺とともに門下生の目黒・中野・彩ちゃんは葵を探しに行き、同じく門下生の南茂は真金にこのことを知らせに走る。南茂から葵のことを聞かされた真金は動揺するが、カムラの「みんな真金が負けると思ってるんだ。だから久我は妹を誘拐し、御之寺たちは妹を探しに行った。でも妹を無事に取り返すには真金が勝てばいいだけじゃないか」という言葉で我に返り、凄磨との真剣勝負の場に立つ。二人が戦っているその時、御之寺たちは妹の居場所を見つけ久我と対峙。だが久我の隣には超能力を使う用心棒が控え、超能力によって操られた門下生たちは御之寺に剣を向ける。そこへ現れたのは半平衛!精神力で超能力をねじ伏せた半平衛によって葵が助け出されたところへ真金たちが駆けつける。追い詰められた久我は煮るなり焼くなり好きにしろと腹をくくるが、半平衛はこんなことをする理由があるんだろう?と久我を許す。借金は真金に賭けたスポーツ賭博の当たり金で返せばいいじゃないか!これで丸く収まるだろう、めでたしめでたし!と一件落着するかと思ったところで真金が「すいません。負けました。凄磨は強かったです。やっぱりサボってたんで腕なまっちゃってました、テヘ☆」と。えー・・・・・・・・・(空気読んでよ・・・)といいつつも思わず笑ってしまう半平衛たち。少しの時間が経ったその後、半平衛の命の炎は消えかけていた。父親の最期の瞬間から逃げようとしていた真金だったが、再び現れたカムラに心を縛りつけていた鎖を断ち切られ道場を背負うことを決意し父親と妹、そして門下生たちに「俺に任せろ」と宣言。カムラは真金の中に住むもう一人(かつて)の自分だったのだ。その歳の大晦日。道場の大掃除をする吉糸道場には御之寺に「義兄さん」と呼ぶことを強要する真金の姿や彩ちゃんにプロポーズしてOKを貰って大喜びする目黒の姿があった。そこへやってきた見覚えのない男。男の正体は久我であった。スキンヘッドだった頭にヅラを装着しすっかり変わった久我は、今真面目に営業の仕事をしていて助けてもらった妻のみーちゃんのお腹の中には子供ができたと報告。久我たちを含めたみんなで紅白歌合戦を見ながら笑う姿で劇終。

こんな感じ。このあらすじ詰まることなく一気に打てたんだけど、シンプルでベタなストーリーでしょう?わからないことなんて一切ないドストレートな物語なので、難しいこと一切考えずに楽しめました。この合間合間に本筋に関係ないのであらすじでは省きましたが、主に山岸拓生さんとオンオフの二人による日替わりコーナー的なものが挿入されるし、ほんっとに面白かったです。笑えるところは思いっきり笑えるし、殺陣とかダンスとか決めるところはビシっと決めるしね、その殺陣も時間も結構長い上にかなりスピーディでめちゃめちゃカッコイイし、歌も沢木さんとオンオフという“プロ”に担当させてるから曲も含めてクオリティ高いし、エンターテイメントとして文句ナシに楽しめました。
同じストーリーを舞台と客席が対面する普通の形態(プロセミアムスタイル)と客席が舞台を囲む形態(コロシアムスタイル)として演出を変えていて、プロセミアムはかなり立派な道場のセットを組みコロシアムはセット一切ナシのステージとして台があるだけと真逆の舞台美術だったのですが、わたしは断然コロシアムスタイルのほうが良かったです。役者さんに近いってのもあるけど、一体感っていうのかなぁ、空気がコロシアムの方が熱いと思ったし、かなり狭いステージに時にはひしめくように役者が乗るから演じてる方は当然として見てる方にも妙な緊張感があって、それが居合いという題材といい感じにマッチしてたと思った。プロセはいい意味でコントっぽかったから。もちろん背中やら横顔やらケツやらw全身くまなく客の目に晒されてる・・・つまりオタ目線としてはいろーーんな角度からタッくんを眺め回せるってのもあるしねw。あと両方を見たことで(先にプロセミアムを見たことで)何もない空間にちゃんとあの道場の情景が浮かんでた(浮かべることができた)ってのも大きかったと思う。


演出の違いの他にカムラと御之寺のWキャストってのもあって、これまた面白かったです。まずカムラはオサムちゃんこと林修司さんと麗羅たん(鈴木拡樹くん)のWキャストということで、全然違うのにWキャストってどうするんだろう?と思ってたらカムラの設定からして替えてて、ほほーぅって感心しました。先に見たオサムちゃんのカムラは真金が父親から受け継いだ剣に写る自分、つまり現時点での真金の分身というか裏表の存在だったのね。逃げたり弱音はいたりする真金の中に眠る剣士としての自分が具象化した存在って感じ。それをオサムちゃんは不敵な笑みを浮かべつつ時に冷たく時に凛々しく演じてて、ザ・剣士!でカッコよかったの。一方の麗羅たんは天才少年剣士と呼ばれていた頃の真金、かつての自分としてのカムラでした。プロセの楽挨拶でオサムちゃん自らカムラの設定を変えてもらったと言ってたから多分麗羅たんのカムラが最初にあったカムラ像だったんだと思う。とすると麗羅たんのキャスティングはまさにピッタリというしかないです。無邪気なんだけど子供ならではの残虐性も持ち合わせてて、普段は可愛い仮面を被ってるんだけどココってとこでは残酷なまでに厳しいことを真金に言ってのけるのね。それが麗羅たんのキャラにピッタリ嵌ってた。ちょこまかちょこまか動くのも可愛いし、何よりも何度も「お兄ちゃんっ♪」って言わせるのは絶対確信犯だと思うw。超絶かわええええええええええええええ><。カムラの見せ場としては天下一武道会で真金とともに戦うってシーンがあるんだけど、オサムちゃんカムラは真金と同じような長剣で麗羅たんカムラは脇差のような短剣で、共に戦うという行為そのものは同じなんだけど、的確な表現が見つからないんだけど、オサムちゃんカムラの場合は相手を真金とカムラがエックス形に斬るって感じで対等な関係に見えて、麗羅たんカムラの場合は真金とカムラが同じところ力を合わせて(協力し合って)斬るって風に見えたのがすごく印象深かった。これ真金役の清水さんは遣り甲斐あったと思うわ。

Wキャストのもう一役は御之寺役で、こちらはプロセの方が加藤巨樹さん、コロシアムの方が柄谷吾史さんのアクサルコンビだったんだけど、見た目というか雰囲気はぱっと見そんなに変わらない感じなんだけど、加藤さんの御之寺はクールで冷静で融通が気かなそうでちょっと神経質なタイプで、柄谷さんの御之寺は頼まれたら嫌と言えなさそうで女に弱い体育会系なタイプとキャラが正反対ってぐらい違っててこっちも面白かったわぁ。カッコよさでは俄然加藤さんなんだけど人望って意味では柄谷さんの方がありそうで、例えば御之寺さんについていくと決めた凄磨が真金に道場を辞めると告げるシーンから受ける印象がプロセの場合はまさに“付いていく”僕は御之寺さんを選びますってキッパリ決別してる風に見えて、コロシアムの場合は自分の為に辞めると言った御之寺さんを1人にはできないから辞めますすいませんって風に見えた。その後御之寺の新道場で二人が会話する場面があって、そこで御之寺が「お前みたいな剣の才能が欲しかったよ」って自嘲気味に呟くんだけど、だからその台詞は加藤さんの台詞よりも柄谷さんの台詞のほうが胸に染みる気がした。演技力云々ではなくキャラ作りの話としてね。こっちもガッツリ絡む葵役の若木さん大変だっただろうなぁ。実際にわたしが見た前楽公演の挨拶で御之寺のキャラが全然違うからちょっと苦労したって言ってたし。おまけに柄谷さんの挨拶の第一声は「(御之寺がこんなキャラで)これいいんですか!?」だったしねwww。


そういう意味では凄磨役の中村誠治郎くんも大変だったんじゃないかな。凄磨は剣の才能は凄いイケメン馬鹿wって設定なのですが、加藤さんの御之寺は無言(視線)でツッコミ入れるタイプで柄谷さんの御之寺は身体全部使ってツッコむ感じなのね。まーどっちが相手でもキョトンとしてたりのほほんとしてたり電子辞書ポチポチしたり凄磨自体はさほど変わらないんだけどw、加藤さんの場合は「・・・・・・(言葉が)難しかったか。スマン」って真顔で言うから凄磨が可哀想な子に見えて、柄谷さんの場合は「あーごめんごめん!難しい言葉使っちゃってごめんな!」って困りつつも笑顔で言うもんだから凄磨がただのアホの子みたいに見えたw。全体を見ればさほどでもないんだけど、Wキャストが絡む場面ではそれぞれ全く違う印象を受けるのは興味深かったし面白かったわ。


誠治郎くんはかなり飛ばしててw、山岸さんが司会のトーク番組に下月兄弟(オンオフ)とともにゲスト出演する場面で
司会者「じゃあお友達を紹介してもらおうか」
凄磨「じゃあフランシスコ・ザビエルを」
司会者「・・・・・・・・・」
下月兄が手を胸の前でクロスするザビエルポーズ
下月弟もザビエルポーズ
司会者「お前らwww。凄磨くんもね、これぐらいできるようになるといいね」
凄磨「あ、はい」
司会者「気を取り直して、お友達を紹介してくれるかな」
凄磨「じゃあパウロ三世を」
司会者「無理だからね!!」
凄磨「・・・(無言でザビエルポーズ)
司会者「ちょwwwwwww」
客大爆笑で“ネタもってかれた・・・”ってものすごい酷い顔するオンオフw
とかね、
アホな凄磨に軍資金を出させようと唆してる真金が何しようとしてんのよ!?と葵に問い詰められる場面では
真金「いたたたたたた・・・急に腹が・・・・・・きのう喰った羊が(原因かも)・・・」
葵「お兄ちゃん!羊なんて食べてないでしょ!」
凄磨「(ものっそいブサイクな羊顔してw)メ゛エ゛エ゛エ゛〜〜〜」
とかね、真顔で笑いかっ浚いまくってたわw。


そうだ。オンオフは劇中歌番組の出演してる設定で新曲の『絆』(この舞台のテーマ曲)(これがなかなかいい曲なの!)について説明をするんだけど、ネタとしては
弟の世(和弥)「この曲は絆がテーマなのですが、家族や友人、いろんな絆を歌っていて」
兄の景(直弥)「絆を歌っていて」
世「天下一武道会のテーマ曲にもなっています」
景「テーマ曲にもなってます」
司会者「景くんはしっかりしてるねー。丁寧な説明ありがとう」
景「それほどでも」
世「(ほとんど俺が言ったのにっ!と膨れる)」
台詞は曖昧ですが、いいところを兄貴に持ってかれる貧乏性の弟可哀想wwwってオチなんだけど、わたしが見た回では和弥が説明台詞を最初の一言の後思いっきり飛ばしてたわw。そんで直弥がオチ前の最後の説明台詞を唐突に発言し、山岸さんに「強引に(元へ)戻したねぇ」とニヤニヤしながら言われてた。やるな直弥w。


和弥は相変わらずタッくんと仲良しで!最後に絆をステージに全員集合してぐるっと円になって歌ったんだけど、その最中まずタッくんが客席に背を向けた状態で和弥の顔をかなり近い距離でガン見しながら歌ってて、最初は和弥も顔を見返しながら真顔で歌ってたんだけどすぐ耐えられなくて噴出しちゃって、タッくんのアゴ!!!!!を軽くビンタっぽくぶって前向かせてたの!!!!!お前ら可愛すぎんだよコンチクショー!!
あとね、曲の途中からキャストは歌いながら舞台上をぐるぐる回るんだけど(これちょっと間抜けっぽくて笑っちゃったわw)、誠治郎くんが前を歩く麗羅たんが羽織ってたパーカーを脱がそうとし始めて、ニッコニコしながらなんだよーって振り向きながらも拒絶はしないw麗羅たんから見事にパーカーを奪った誠治郎くんは何をしたいのかと思ったらそのパーカーに袖を通し始めて、着ようとしてもぞもぞ奮闘するんだけど麗羅たんとは身体のサイズが明らかに違うので全く着れずw、結局片手だけ袖通した状態でぐるぐる回ってましたw。バカスw。こういう姿見ると凄磨のキャラ設定には誠治郎くんそのものも影響してるんじゃないかと思うわw。


というわけで本題に入ります。タッくんです。植原卓也くんです。プロセ(芸劇)で見た時よりもぐっと良くなってました。タッくんは門下生の一員なので濃い三人(森さん押田さん岩田さん)と絡むことが多いわけですが、プロセの時は馴染みきれてなくて、それが末っ子感を醸し出しててそれはそれでよかったと思うのだけど、大阪を経て戻ってきたタッくん南茂はコロシアムバージョンでは他の三人の横にちゃんと居場所が出来てたの。同じように“濃ゆさ”で勝負するのではなく、率先して三人と交わりこそしないけど、三人と一緒にいる南茂が自然に見えた。森さん演じる目黒さんが新聞紙に水をそそいでも新聞紙に水がしみこんだ跡もなければ新聞紙ひっくりかえしても水がこぼれてこなーい!というマジックを披露する場面があるんだけど、そこタッくんが絡まれるのね。で、わたしが見た回はタッくん素!?それ素なの!?って思っちゃうぐらいの自然さで「もうそれ20回以上見てるんで正直飽き飽きなんですよね・・・」とか言い出してw、それ聞いてくっそーこのクソガキが!って顔する森さんもこれまたすごい自然だったの。素・・・なのかもだけど、二人とそのやりとりをニヤニヤしつつ見てる岩田さんと押田さんの距離感がすごいナチュラルに見えたんだよね。そんでこれもしかしたらコロシアムでは毎回やってたのかもしれないんだけど、わたしが見た回(前楽)では森さんが飽き飽きって言うんなら今度は新聞紙に入れた水を好きな飲み物に替えてやる!って言い出して、何が希望だ?と三人に迫り、
タッくん「じゃあコーラで」
押田さん「キャラメルマキアート
岩田さん「メロンソーダ」(可愛いw)
森さん「わかった。オレンジジュースだな!」
三人「ちょ!!!!!」
ってなことになってw、見事新聞紙からオレンジの液体をビーカーに注ぎなおし、それをタッくんに「ほら、ご希望のオレンジジュース!飲んでみろ」と。ビーカーを押し付けられ「コーラって言ったのに・・・」と呟き「これほんとに飲めるんですかぁ?」と言いつつビーカーの注ぎ口(って言い方でわかるかな?>←こういう部分)から恐る恐る飲むタッくんwwwwwなぜわざわざそこから飲むんだタッくんwwwww。そして「ほんとにオレンジ!!!」って目見開いて本気でビックリしてたからやっぱ楽ネタかもw。こん時のやりとりとかほんと仲間っぽくてちょうキャワだった!
あとね、森さんが押田さんにプロポーズする場面なんだけど、森さんが指輪渡して「結婚してくれ!」って言った瞬間にキャッ><って両手で顔を覆って見てらんないっ><ってくるって後ろ向くタッくんきゃわああああああああああああああああああああああああああああ!押田さんがOKすると誰よりも早く手をパチパチ叩いて喜んであげる南茂きゃわあああああああああああああああああああああああああああああ!!!
それからプロセの感想で稽古場から帰る場面でタッくんだけオサレ私服だったって書いたんだけど、やっぱ絶対あれ私服だよ!プロセでは目が行かなかった足元みたらさきっちょが尖がった白いかっちょいい靴だったもん!バッグも茶色の持ちやすそうかつオサレなデザインだったしあのワンシーンのためにあんなオサレな衣装用意するはずがないもの!
天下一武道会でタッくんと戦う相手は誠治郎くんでした。よくよく見たらなんというイケメン対決!!!でねでね、これもプロセでは気付かなかったんだけど、この時のタッくんは後ろ髪をちょこんと縛っててギャー><かっこよすぎるうううううううううううううう><騎士っぽい衣装で華麗にバク転するタッくんかっこいいよおー(半泣き)。
で、南茂は尊敬する真金さんと凄磨さんの決勝戦を固唾を呑んで見守るという重大な役目があるんだけどね、プロセではセットの隅で片膝ついてみてるだけだったんだけど、コロシアムではステージ(階段3段分の高さ)の下にしゃがんだ状態で見守っててね、最初は両手をお祈りのポーズにして多分「真金さんが勝ちますように」って祈り、大好きな真金さんが1勝すると小っちゃくヨシっ!ってガッツポーズしてね、そういう細かい動きも南茂らしいやら可愛いやらでもう大変。だってわたしそんなタッくんのすごい近くだったから・・・。
そうそうステージ下の可愛い生き物と言えばですね、紅白に出場した下月兄弟をみんなで見てる時も可愛かったのー!。ここタッくんと誠治郎くんと麗羅たんが一箇所に固まっててね、それだけでも保護!今すぐ保護して!!って叫びたくなるほどの可憐空間だってのに、タッくんってば誠治郎くんの耳元でなんか囁いて二人でウフフフって笑ったり、頭を左右にゆらしながら曲を口ずさんだりともう大変!わたしが!!。それに麗羅のカムラってのは見えない設定だから麗羅たんが構って欲しそうにしててもちゃんと目線ひとつくれずに見えないことを貫きとおしたのもとても良かったわ!!
大掃除のシーンでタッくん南茂は舞台に上がる階段付近を箒で掃いてたんだけど、その近くの客の足元を「失礼します(恥ずかしそうにニッコリ)」って言いながら掃いててね、タッくんにニッコリされた客どもの目が途端にハートに変わるのが面白かったです。なんかもう電流走った!!って感じだったもんw。わたしがタッくんを贔屓目で見てるからじゃないわよ!ほんとだもん!!


前楽は1人ずつから一言挨拶がありました。1人ずつ呼び込まれた(そしてタッくんが早々に飽きてたw)プロセと違って最初から全員が舞台上に勢ぞろいし、コメントする人以外は座ってそれを聞くってスタイルだったのですが、最初の押田さんの挨拶時、タッくんと誠治郎くんがすかさず体育座りしたのには心の中ではわわわわわわわわわわわわわわわわわあ!ってなりました。体育座りの男の子に最近弱いの・・・これなんなんだろう・・・。和弥は片足立て正座で麗羅たんは胡坐w、直弥は見えなかったか見てなかったか忘れちゃったw。タッくんはその後だんだん座り方が崩れていって最終的にはだらしない胡坐で弛緩してましたw。またもや飽きたかこの男w。誠治郎くんは対照的にちょこんと背中丸めて正座になってましたw。
森さんの挨拶の時、「えーっと・・・えーっと・・・」と喋りだすとみんな(というか山岸さんが先陣を切って)だりーーって感じで舞台上に寝転び出して、全員が寝転んだところでタッくんってば両手両足を大の字状態で宙に持ち上げてw、「ちょ!!タッくん!!!!!」ってつっこんだところで森さんの挨拶が終了w。タッくん美味しいw。
清水さんに「この人のダンスが僕は大好きです。すごく華があると思います」と紹介されたタッくんは昼公演だってのに「こんばんはー!」と元気よく挨拶し、しばしの間の後全員から「今お昼!!!」ってツッコまれて、ヘラヘラ笑いながら「わざとです!」って言ってたわ。こういうところにも可愛がられてるのが見て取れてほっこりもっこり☆。「いい経験になりました!」って力強く挨拶してたわ!。清水さんの紹介コメントで思い出したけど、居合いダイエットの場面でタッくんのダンスを始めて斜め横と後ろから見ることが出来たんだけど、タッくんのダンスってほんと軸がぶれないのね。上下の動きが全然ぶれないの。だから綺麗でメリハリがあるように見える。次の舞台が楽しみだわ。


麗羅たんは「こんなに素敵な座組みに入れてもらえて幸せですっ」と言っただけでニッコリ笑いマイクをタイソンさんに戻そうとして「もう終わり!?」と言われ、マイク渡すギリギリのところでとどまり続けて喋り出したもんだから「(結局)話すんかい!!」ってツッコまれてたw。あと「楽屋が若手チーム(麗羅、オンオフ、誠治郎くん、タッくん)なんでコントとかして楽しかったです」って言ってたわ。その様子はDVDに収録されるそうで、そういう情報ってすごく大事!バクステの内容ある意味一番重要!さすが麗羅たん!この事務所オタころがしの指導でもしてんのかしら?と半ば本気で思いました*1

誠治郎くんは「最初、稽古の時から大人しくしてて猫被ってたんですけど、今じゃ(うるさくて)いつか怒られるんじゃないかとビクビクしてます。でもこの先もっとうるさくなると思うので、この場を借りて先に謝っておきます!すいませんでしたーー!!」と。やっぱこの人天然w。

和弥は「バルコニーの人もありがとうございます!」と言いながらにこやかに手を振りまるで俺コン様態でしたw。

あれ?また直弥が何言ってたか覚えてないわ・・・・・・w。



沢木さんがこのカンパニーはまさにファミリア(ファミリー)だと強く仰ってましたが、年齢差はかなりあるけどほんとに家族みたいでいい雰囲気なんだろうなぁって見てて嬉しくなりました。台詞以外の小芝居とか距離感がほんとに自然で、見てて気持ちがいいんだよね。いい意味ですごく劇画的で、タイソンさんの存在があるせいもあるかもだけど、笑って滾ってちょっと泣けて、最後はまた笑っていい時間を過ごせたなー!って心から思える後味が新感線の舞台を見た後の気持ちに似てるなと思いました。これだけダラダラ感想書いたけど、結局のところ「楽しかった!」ってその一言に尽きるところも似てると思うw。この舞台大好き。間違いなく今年のマイベストにランクインするわ!

*1:ヤスカの事務所