柳 広司『ジョーカー・ゲーム』

ジョーカー・ゲーム

ジョーカー・ゲーム

「魔王」と呼ばれる伝説のスパイ“結城中佐”が秘かに作ったスパイ養成学校、通称「D機関」の生徒たちが暗躍する連作短編集なのですが、感想は一言。
COOOOOOOOOOOOOOOL!!!とにかくカッコイイ!って感じ。
スパイ小説のつもりで読み始めましたが、本格ミステリとしての要素の方が強いかな。帯で伊坂さんが書かれているように贅肉を落とせるだけ削ぎ落としたにも関わらず、ミステリーとしての展開に厚味があるのはすごいなと思った。

http://www.kadokawa.co.jp/sp/200808-01/
↑ここで柳さんのメッセージ映像が見られるのですが、やべっ!ちょっとイケメンなんだけど!!