『魔王』第2話

ちょっとびっくりした!直人と父親の関係性ってのはこのドラマを作る柱の一つだからこの時点で殺されることはないだろうとは思ったものの、父親と見せかけといて友達だった!ってのがなかなか劇的に描かれてたし思ったよりも手の込んだ作戦だったんでびっくりしました。でも問題はこの後。陽介の事務所に直人とともに駆け込んだ女刑事が「何この匂い」って言ってたのが死因に関係するんだろうけど、窓を開けたりしてなかったし陽介とともに事務所にいたチンピラは死んでないみたいだし、直人は構わず陽介に縋り付いてたってことはガスとかそういうものではないんだろうから喘息持ちの陽介だけに作用する“何か”を仕掛けたってことだよな。ミステリー好きとしてはついついアーモンド臭!?青酸カリ!?とか思っちゃうんだけどw。陽介の死についてどこまで納得いく説明してくれるのかってのが楽しみだわ。
しっかし陽介は「俺、この仕事終わったら彼女と一緒に居酒屋やるんだ!」って見事なまでの死亡フラグの立てっぷりでワロタw。いまどきここまでベタな死亡フラグもそうそう見ないよねw。


忍成くんのDQN演技に感心したんだけど、俺がチンピラでお前が刑事なんて笑っちゃうよなとか、昔の恩を忘れたのかよ?とか言ってたし、これは成瀬の弟を殺した時にナイフを先に出したのは成瀬弟の方だと口裏合わせたってかはっきり言っちゃえば偽証してくれたってことなんかな。だとするとやっぱり直人という人物の言動に不信感ってか嫌悪感を覚えるなぁ・・・。それこそ陽介に対して取立て屋なんてやめろよとかえらそうなこと言ってんじゃねーよと思う。1話のラストでナイフで刺される痛みや恐怖を擬似体験したかのように見えたのに、宗田の嫌味に対して言い返さないまでも思いっきり不貞腐れてるように見えたし、相変わらず全く反省とか後悔とかしてなさそうなんだもん。つーかもしもあの4人の中に成瀬弟の死が少しでも影を落としてるのだとしたら、あんな風につるんだりしないと思うんだよね。むしろ距離を置きたくなるのが普通だと思うんだけど、しょっちゅう会ってるっぽかったよなぁ。だからこそ成瀬が思ってる弟の死の状況と真実は別ってことなのかもしれないけど・・・。
あといくら指紋は取れないだろうと思ってるとしても、送られてきた箱や赤い封筒やタロットカードを思いっきり素手で触ってるのがものすごく気になる。つーか直人のところに名指しでカード送られてくることに誰も疑問らしい疑問を持ってなさそうなのが不思議なんだけど。カードが送られてきた→直人の周りの人間で怨まれてそうな人が次のターゲットだって思考が飛躍しすぎじゃね?まずは何で直人にカードが送られてくるのか考えるほうが先だと思うんだけど・・・。


田中圭くんとエリーとひとりさんの三角関係に強請りという形で忍成くんも参戦しそうでさらに楽しみになりました。忍成くんはなかなかのスケコマシっぽい(役)んで金のついでにあんたの身体も寄越せよなんつってエリーといやらしいことしてくれたりしたらすごく嬉しいんだけど!どどど!!