『魔王』第1話

一緒に見てたママンは1時間程度の時間内にこの言葉を10回は口にしました。
「大野くん、唇テカリすぎ!!」
と。どうやら気になって気になって仕方なかったらしいw。大野くんは元々綺麗なピンクのぷるるん唇なんだけど、確かにテッカテカしてたw。やっぱ斗真をストーキングしてる最中ずーっと唇舐めてるからかなーw。すごいよね、あの部屋の斗真写真コレクション。

初回でドラマの構図というか設定を全てバラす太っ腹加減にはちょっと驚いた。これから先は弟の死に関わった人間どもを次々と殺し、斗真をじわじわと追い詰めていく大野くんの頭脳戦・心理戦を見ろということか。穏やかな笑みを浮かべていても目だけは全く笑ってない大野くんは文句ナシに怖かったんだけど、そんなことよりもわたしの興味は全て田中圭くんのエロが持っていってしまいました。いやーびっくりしたわ。ケツを!エリーのケツをむぎゅっと掴む田中圭くんの手がいい感じにエロでございました。なんかねー、タマラン!今すぐヤリたい!今ここでヤッてしまいたい!!ってのが伝わってくるむぎゅだったのよね。朴訥眼鏡の分際でw。ひとりさんも好きなので、ここの関係性がどうなるかってのはすごく楽しみ。


本筋はなぁ・・・・・・・・・刑事に過去の罪というか殺されるものの苦しみを疑似体験させることができたことだし、ここで終わってもいんじゃね?とか思っちゃったんだけどw。
これわたしが勘違いしてるのかもしれないんだけど、日本の警察って職員の犯歴とか病歴なんかをすごい粘着に調べるんじゃなかったでしたっけ?それこそ家族どころか親戚まで調べるって聞いたことがあるんだけど、いくら正当防衛で無罪になったとしても実際に殺人を犯したことのある人間が刑事になれんのかな?って思ったんだけど。仮になれたとしても、人殺したことがあるのに警察官になろうと思った斗真演じる芹沢直人という人間の気持ちが全くわからない。どのツラ下げてあんな偉そうな態度とってんのさ、って思っちゃう。法律の下において無罪と判断されたんだから自分はなにも悪いことをしてないって考えなのだとしても、ずっと罪の意識を抱えてて贖罪の方法が自ら刑事になって犯罪者を捕まえるという考えなのだとしても、それでも全然理解できないわ。署内で最低限の口しか利かず誰とも馴れ合わず蔭で検挙マシーンとか呼ばれてるような刑事ってんならまだしも、女刑事と軽口叩き合ったり始末書何度も書くほど回りに迷惑かけまくる熱血刑事とかほんとありえない。きっと初回から見せた過去映像は全て弟を殺された成瀬の目線であって真実はそれとは異なるもので、そのことを知りこれまで自分がしてきたことは復讐ではなく逆恨みでしかなかったと気付いた成瀬の死で終わるんじゃないかなーと予想したんだけど、それでも自分のとった行動の末に一人の人間、それも同級生が死んだってことだけは揺るがない事実でしょ。金の力で罪を消したことは事実でしょ。その重みを直人が成瀬が開始した復讐計画にはまるまで全く感じてなかったぽいことに嫌悪感を感じたわ。もしかして都合よく自分が人を殺したことを忘れてたの?とすら思ったもんね。・・・って忘れてなかったよね?サイコメトラーなんてものを普通に出しちゃうドラマだから韓国ドラマ得意の記憶喪失だったりして?とちょっと不安。
話の流れでついでに言うと犯人の顔見えないならサイコメトラーいらんだろ。タロットの説明させるだけなら普通の女の子でいいじゃん。唯でさえ設定として萎えるのに、この先サイコメトリー場面でいちいちあの震える手と目を瞑って読んでるシーン入れられたらイライラしそう。あ、そうだ、気になったというか理解できなかったとこが一つあったんだけど、タロット送ったことは必死で否定してたのにナイフ刺したことは否定しなかったってことは、きたろう演じたオッサンが弁護士の胸にナイフを刺したことは事実なのか?でもサイコメトラーが見た映像の中では黒い皮手袋してたじゃない?どういうこと?成瀬がきたろうに刺したと偽証するようになんらかの交渉をしたってこと?ICレコーダーであの会話を取るところまでは実際にあったことで、その後成瀬が弁護士の前に姿を現して殺したってこと?2回分の刺痕があったら正当防衛は通らないわけで、1回分しかなかったはず。だからやっぱりやったのは成瀬で、ICの音声を使ってうまく警察の思考を誘導したってことだろうけど、いくらこれ以上失うものはないとしても正当防衛で絶対に無罪になるからと言われたとしても殺人なんてデカイ罪を被るかもしれない賭けに乗るにはかなりの“何か”が必要だと思うんだけど、その描写を一切しなかったのは不満だわ。それにマスコミに公表する材料を得ようと面会するのにわざわざ黒手袋用意するのって単純に考えたらおかしいわけで、そこらへんの差異を警察ではどう判断してるんだろう。記憶では最初に送られてきたタロットを観た時は「黒い皮手袋」って言ってて、ナイフを観た時は言わなかった気がするから気付いてないってかスルーってことなのか!?サイコメトラーも刑事もどっちもつかえねええええw。
とまぁ思ってた以上にツッコミ甲斐があるドラマだったんだけど、「まぁ韓国ドラマだからね!」という合言葉とともに大野くんと斗真の戦い(と田中圭くんのエロ!えろえろ!!)を最後まで見守りたいと思います。


つーか公式見てびっくりしたわ!

第1話放送の7月4日。 この日は領にとって特別な日です。 11年前の7月4日、それは直人に「正当防衛で無罪」の判決が出た日――。 その日こそ、領が復讐を決意し、壮大な計画に向け動き始めた日なのです。 赤い部屋に吊るされた直人の連続写真は全て、7月4日に撮られたものです。 そこには、直人が安穏と成長していく姿と、そんな直人を狙い、徐々に大きく見えてくる領の手が写されています。 領は毎年、7月4日に直人を撮り続けることで、自らの復讐心を鼓舞してきたのです。 領の美しく壮大な復讐劇―― その幕を開けるには、この日をおいて他になかったのです。

気合入りすぎwwwwwこんなこと公式みないとわかんないから!裏設定多すぎだろw。